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金沢の芥川龍之介
芥川龍之介が金沢に親友の室生犀星を訪ねたことがあります そのとき兼六園に遊んで記念写真を撮っているのですが、それの掲載されている書籍を見た事があります。 探しても見つかりません。教えてください。たしか本の中頃で見開きのページでした.
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- saisei_2010
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その後、もう少し調べて見ました。 犀星の研究書として著名な神保千代子氏著の「室生犀星 ききがき抄」に以下の記述がありました。 p.312 「昭和十年、金沢市観光協会から発行された雑誌「観光と金沢」に、当時、犀星に師事していた詩人村井武生が「金沢と文人」-金沢における芥川龍之介の挿話-と題して一文をよせている。 ここには芥川の写真、しゃっぽの写真、芥川からしゃっぽに贈った手紙(芥川全集所収、書簡1008、筑摩書房刊)の写真等がのっている。」 前後の文脈から金沢での芥川の写真の可能性もあるように思います。 ちなみにしゃっぽは芥川が金沢で出会った名妓の名前です。 参考URLにこの本の情報があります。 「観光と金沢」をインターネットで探してみましたが、見つかりませんでしたが手がかりになればと思い、回答させていただきました。
- saisei_2010
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室生犀星全集(新潮社版)の別巻一に収録されている日記に芥川龍之介が大正13年5月15日に来澤した旨が記載されています。そこには兼六園の三芳庵を犀星が手配したとの記述がありました。 私自身、犀星の著書と関連著籍を多く持っていますが、お尋ねの写真を見たことがありません。多くの犀星の研究書籍等では、単独の龍之介の写真が掲載されていることが多く、犀星の龍之介に関する著書も確認してみましたがありませんでした。 参照URLに犀星の著書および関連書籍を数多く掲載しています。 ヒントになるかどうかわかりませんが、前述の日記に5月19日に龍之介が金沢を発ったとの記述があり、その際に同行者として朝日記者と書かれています。 そのため、写真を撮っている可能性は大きいと思われます。朝日記者ですから、新聞、週刊誌あたりに掲載されている可能性があります。
あなたが見た、その写真が掲載されていた書籍ではありませんが、日本の近現代文学史上の作家たちについては「新潮日本文学アルバム」というシリーズの書籍が出版されており、著名な作家の主要な写真はほとんど掲載されています。 だから、その書籍が目的でなくて、その写真が目的ならばそのシリーズの芥川龍之介の巻を見ればおそらく掲載されています。 ほとんどの図書館に所蔵されています。
お礼
お教えありがとうございます。お礼が遅くなり失礼しました。 その資料に目を通してからと、遅くなりました。載っておりませんでした。 手の届く範囲で調べた中に入っていたものでした。
お礼
専門家のアドバイスありがとうございます。もう十年くらい前から探しています。 しばらくは身近で調べていたのですが、見つからないので皆の目に触れるところに出したら教えていただけるかと計算したのですが 出てきません。金沢市の室生犀星記念館の館長と面識がありますので、訊ねたのですが「どこで見ました?」と尋ねられました。 図書館で大正の新聞もマイクロフィルムで探しました。