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芥川龍之介 ちゅうとう
学校のレポートで、芥川龍之介の「ちゅうとう」という本を読んでの書評を2000字書かなければいけないのですが、難しくてよくわかりません。いい論文があったら教えて下さい。お願いします。
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- Eivis
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回答No.1
「偸盗:ちゅうとう」は漢字で書かないと判りにくいですよ! 羅生門を書いた頃の一連の作品ですね。 荒廃した京の都、そこには盗賊たちが横行し、その中の兄弟[太郎と次郎]は頭目の沙金をめぐり反目する。 原典「今昔物語」から借りた背景を理解しないと、一種独特異様な雰囲気を感じ取る事が難しいかもしれません。 ___________ [偸盗についての論文]一覧表 http://www.geocities.co.jp/Bookend/1967/chu-to-ron.html ___________ 大正5年7月 東京帝国大学文学部英文学科を卒業。2番の成績。(1番は豊田実氏。のち青山学院大学の学長) 18日「野呂松人形」脱稿。 25日「偸盗」の執筆を断念し「芋粥」を考えはじめる。 大正6年3月 5日「偸盗」の執筆に取り組む。 15日「偸盗」1~6までを脱稿。出来は芳しくなく、自信を失った様子が書簡から感じられる。 4月 20日「偸盗」7~9脱稿。これは後に「続偸盗」として7月に発表される。 _____________ 「偸盗」の執筆を断念し「芋粥」を書き上げ、もう一度挑戦して書き上げた・・・ ・・・この辺に芥川龍之介の心境、苦悩が見受けられると思います。
お礼
レポートを書くにあたって、本当にとても助かりました。締め切りの日にちがせまっていてあせっていたんですが、とても参考になりました。ありがとうございました。