3級減価償却について教えてください
明日の検定に向けて最後の勉強中に過去問題を解いていて仕訳についてわからなくなり困っています。まず、第102回の第1問の(2)の問題
平成14年10月31日に、不用となった冷暖房機(購入日:平成9年11月1日、取得原価:\200,000、減価償却方法:定額法、耐用年数:6年、残存価格:取得原価の10%、記帳方法:間接法、決算日:年1回10月31日)を\10,000で売却し、代金は先方振出しの小切手で受け取った。なお、冬季分の減価償却費の計上もあわせて記入すること。
回答
減価償却費 30,000 備品減価償却累計額 30,000
備品減価償却累計額 150,000 備品 200,000
現金 10,000
固定資産売却損 40,000
(注)減価償却費 30,000 備品 200,000
備品減価償却累計額 120,000
現金 10,000
固定資産売却損 40,000でもよい。
上の仕訳は備品減価償却累計額30,000/年 5年で150,000ですが今年分の減価償却費を計上さす為今年分を相殺してるのかな?っていう事なのかな?とは思うのですが、
次に第108回第5問の(3)の決算整理の仕訳なのですが 問題 会計期間平成15年1月1日から12月31日 平成13年1月1日に購入した備品2個取得減価@\150,000耐用年数5年残存価格取得減価の10%定額法)が使用不能となった為本日買い手が見つかり合計\110,000で売却した。なお、売却代金は来月中に当座預金に振り込まれる。当期分の減価償却費の計上も行う。
答 備品減価償却累計額 108,000 備品300,000
減価償却費54,000
未収金 110,000
固定資産売却損28,000となっています。購入日は期首、売却日も決算日という意味で同じなので、上の解釈からいけば 54,000/年 2年で10,8000円なので当期分の減価償却費を反映さすとするならば、貸方の方になぜ備品減価償却累計額54,000円が記入されないのかがわかりません。明日問題に出題されたらと思うと不安です。どなたかお分かりになる方教えてください。借方貸方ブランクを空けていますが掲示さすと文字間がうまくいかなくてごめんなさい
お礼
素人の質問にご丁寧に回答下さり、大変ありがとうございます。 減価償却費は売上や原価と直接対応させるものではないのですね。 どうもありがとうございます。 ちなみに、棚卸資産の取得に関して、先ほど質問させていただいた例では以下のような会計処理になるのでしょうか? (設備投資費のみで取得原価を構成し、売上は200と仮定しました。) x年:有形固定資産100 (貸方)現金預金100 ○税務上の処理は特になし。 x+1~x+4年:(仕訳無し) ○減価償却分は、(借方)減価償却費10 (貸方)有形固定資産10 として計上 ○税務上の処理は特になし。 x+5年:(借方)棚卸資産100 (貸方)販管費?100 ○税務上の処理は特になし。 x+6年:(借方)現金預金200 (貸方)売上200 (借方)売上原価100 (貸方)棚卸資産100 ○税務上は、売上200を益金に算入、売上原価が損金に算入される(この時点で設備投資に要した支出が費用処理される。)。 ご回答いただけるととても嬉しいです。 宜しくお願いします。