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散乱されるX線の強度について。

ある教科書を読んでいて、原子がX線を散乱する現象は古典電磁気学だと以下のように説明できるとしています。 X線は原子に作用する振動電場とみなす。原子にX線が入射すると、原子中の電子がそれと相互作用して、同じ振動数で振動し始める。一般に、荷電粒子が加速度を持つと振動電磁場が生まれ、粒子を中心とした球面波が出る。荷電粒子の荷電をq、質量をm、加速度をaとすれば、散乱されるX線の強度は(aq)*2に比例する。 ここで何故、強度が(aq)*2に比例するのか説明がまったくなされていないので分からないでいます。分かる方よろしくお願いします。

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回答No.1

>ここで何故、強度が(aq)*2に比例するのか説明がまったくなされていないので分からないでいます 加速度運動している電荷粒子は電磁波を放射しますが、単位時間当たり放射エネルギは荷電粒子の加速度と電荷の積の2乗に比例するということで、これはラーモア(Larmor)の輻射公式と呼ばれるものからきています。この公式の理論的導出については下記サイトを参照ください。 http://hagi.k.u-tokyo.ac.jp/~mio/note/elemag/liwi.pdf

参考URL:
http://hagi.k.u-tokyo.ac.jp/~mio/note/elemag/liwi.pdf
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質問者

お礼

回答ありがとうございます。 電磁気の本を見ていたところ、ラーモアの式の事を言っているのかなぁーと思って今導出しようとしていたので助かりますありがとうございます。