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人間の消滅?
質量を持つ全ての物質は粒子性と波動性をもつと習いました。また波の重ね合わせから同位相で、符号が逆で、絶対値の等しい振幅の波どうしだと、弱めあって消滅するということも習いました。ということは、人間の波動性に対応する同位相で、符号が逆で、絶対値の等しい振幅の波をあてると人間が消滅するって事ですか? ただ、、、エネルギーを持ったものが消滅するという考えが正しいのか分からないので、この辺が僕の理解のし間違いかなという気もします。そのことも含めてお願いします。
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- apple-man
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仰っていることに近い概念は、多分、粒子・反粒子 消滅でしょう。 http://takaosuda.hp.infoseek.co.jp/homepage/relate/ap7.html No.3のご回答の詳細説明になると思いますが。 今から88年ほど前、ポール・ディラックという 物理学者が、アインシュタインの特殊相対性理論を 応用して、現在ディラック方程式と呼ばれる ものを作ったのですが、計算の結果、負のエネルギー 状態というのが出てくるので、粒子にはプラスとマイナス の状態があるらしいと言ったんです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F 当時、粒子と言えば、陽子、中性子、電子しか 見つかっていなかったので、ディラックは 陽電子がプラスの状態で、電子がマイナスの 状態と考えたのですが、その後、陽電子と いうプラスの電荷を持った電子が発見 されました。 電子も陽電子も質量がありますが、 この2つを衝突させると、質量の 無い電磁波に変わってしまいます。 この現象は、現在ディラックが考えていた より、もう少し複雑な現象ではないかとされ 新たな解釈が生まれていますが、質量が 消滅し、エネルギーだけが残るというのは 実験で確かめられた事実です。 >絶対値の等しい振幅の波をあてると人間が消滅するって事ですか? 反粒子の大量生成は容易ではないため 人間といった大きなものを消滅させた という例はありませんが。
- SortaNerd
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符号が逆の波を衝突させても消滅はしませんよ。すれ違う一瞬だけ消えたように見えるだけですぐ復活します。 ただ、対消滅という現象があります。粒子と反粒子が衝突すると光になる現象です。
- kussetsu
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それはありえないですね。 人間を構成する分子であるタンパクしつなどを分解してとってみても、すべての分子が同じ振動をしているわけがないです。ボーズアインシュタイン凝縮というものがあるんですが、これは分子の振動を全てそろえて、その振動が肉眼で見えるほどの大きさにしたものです。知りたければヤフーで検索すればすぐにでると思います。 つまり人工的にそういったことしなければ波動はそろわないということです。よって消滅もありえない。 余談になるかとおもいますが、 消滅とは逆の強めあいを使った病気などの治療法があります。 音楽でリラックス効果が得られたりする現象は、リラックス効果のある物質がその音楽によって共鳴し、合成が促進されるためという、話があります。 種類の違う分子はそれぞれ特有の振動をもっており、音楽の振動とその振動がマッチしたとき、合成の促進がおきるという話のようです。それを利用した音楽療法が近年進みつつあるようですよ。
- pyon1956
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波の消滅というのは結局逆位相の波を重ねる事ですが、この場合運動ベクトルが打ち消しあうわけですね。しかし、それは一つの波と一つの波でこそ言えますが、波動性といっても人間ほど巨大なものになるとそもそも粒子の波動性は通常問題になりません。気体のように人間の体に対して希薄なものでも1?・1気圧あたり約2.7×10^22個の気体分子があるわけで、人間の体も色々条件の違いはありますがほぼ同程度の粒子から成っているわけでしょう。 これくらい多いと無数の波が重なっていて、計算不能であり、またその位相が揃うなどという事はまず確率的にありそうもないことです。ましてやそのすべてに逆位相の波を重ねるなぞありえないことといってよいでしょう。ちなみに逆向きの力を加えれば運動は止められます。エネルギーというのはつまり「運動の総和」のようなものですから(雑な説明ですが)、運動を止めればエネルギーも0にできます。(閉鎖系で考えるか開放系で考えるかで混乱していませんか?) さらに。波動性といっても逆位相の波を合成したら消滅する、というほどこの関係は単純なものではありません。 というわけでまあありえないはなしですね。