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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:鉄鋼業は市場立地型が増えているのですか?)
鉄鋼業の市場立地型の増加について
このQ&Aのポイント
- 鉄鋼生産は技術革新によって必要な石炭の使用量が減少し、市場立地の傾向が強まっている。
- 鉄鋼業は原料立地型から臨海立地型への転換が進んでおり、技術革新によってもその傾向は変わらない。
- 鉄鋼業における市場立地型への移行は、資源の枯渇やコスト対策による輸入の利便性の増加が主な要因とされている。
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鉄鋼業が市場立地に移行したのは事実ですが、その理由を 石炭の使用量減少に求めるのは、ちょっとおかしいですね。 最大の理由は、原料の運搬コストが激減したからです。 好例は官立の八幡製鉄所ですね。筑豊炭田から石炭を短距離で 運搬できることが、八幡市( 現・北九州市)に高炉を作った理由 のひとつです。それが大型輸送船の開発や港湾設備の整備により、 大都市に近い港湾部に高炉を設けられるようになりました。 なお、臨海立地と市場立地は別の概念です。逆に言うと、原料 立地であろうと市場立地であろうと、原料の搬入と鉄鋼の搬出に 船を使うので、高炉は必ず臨海立地になります。他国では河川を 使うこともありますが、海港と河港は区別しないので、この場合 でも臨海立地と考えて構いません。
お礼
なるほど。つまり「昔は原料立地型」だったのが「大都市に近い港湾部」に移動したということですね。鉄鋼業の場合、その移動パターンを「市場立地型」になったと表現してよいということですか。港湾部を離れて、内陸に進出してくるわけではないということですね。それならスッキリわかりました。 ということは、冒頭の問題は誤文ですね!