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「翌期に繰り越す欠損金」と「減価償却」の意味を教えてください。
創業3年目の法人企業です。 今年から自分で会計ソフトを使用し、決算書を作成し、申告しようと思っています。 今期、税引き前当期利益で50万円ほど利益が出そうなので、今まで繰越していた減価償却費や開業費を調整して申告し、ギリギリ利益が出るように調整しようかと思っています。ただ、「翌期に繰り越す欠損金」というのが270万円、前回の青色申告に記載されていたので、それを無視して減価償却費や開業費を申告して良いのか迷っています。 (1)「翌期に繰り越す欠損金」に数字があると、具体的にどうなるのでしょうか? (2)減価償却や開業費は償却年数以内に慌てて処理しなくても良いのでしょうか?残しておいた方が試算も減らずに見栄えも良いような気もします。 素人質問で申し訳ありませんが、具体例を入れてお答えいただけるとよりピンと来るかもしれません。 設立当初から青色申告で、1年目2年目共に赤字。2年目は売上1千万円越えました。
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- ringo1969
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こんにちは。 繰越欠損は5年間です。 例えば、銀行から融資を受ける予定があるなら今期、利益をあげる必要があり減価償却しない。とか考えます。 どとらが特か・・とのことですが来年、大黒字なら欠損を残しておけば、その欠損から差し引けます。 ただ、決算書の繰越欠損と、申告書の繰越欠損は全く意味が違ってきます。 どちらも欠損でしょうか? 事情が解りませんが、税金を払いたくないのなら欠損を残しておいた方がいいです。 ただし、繰り越せるのは5年です。 欠損が出た会計期間ごとに考えます・・・270万円が、一度の年度に出たのであれば5年ですが、100万円、70万円、100万円と様々な会計期間 に渡って出たのであれば切り離して考えます。 申告書の別表15だったかな? 見ると解ります。すみません、長年、離れているので別表の数字は確かではありません。
- ringo1969
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こんばんは。 次期繰越欠損金のことですね。 これは、当期を含めてそれ以前からある欠損というもので当期に利益が出た場合、差し引かれます。ですので赤字だったら増えます。 「それを無視して」と、ありますが当然、償却は出来ます。前期のことは関係ありません。費用収益対応の原則があって当期の売り上げに見合う費用を計上することはしなければならないことです。 減価償却についてですが個人事業者は償却してもしなくても資産価値が減ってしまいます。 ですが、法人は償却しなくても資産価値は変わりません。 ただ、実質・・架空の資産になります。 簿価計上で時価ではありませんから。 また、減価償却はチョイスして出来ます。 例えば、今期は建物だけ、来期は建物と備品という風に。 そうしてこの事は税務的に利益操作には当たりません。 参考になったら幸いです。
お礼
ありがとうございます。 その後、自分自身で本で調べてみたら「減価償却は税務上は、何年後であっても取得価額の5%を差引いた金額に達するまで償却可能」 一方、「繰越欠損には繰越せる期間に制限があり」と書いてあったので繰越欠損から手を付けて行く方が良いのかな?と思ったりしています。 前期までの繰越欠損270万円を今回220万円までに削減するのと、繰越欠損270万円には今回手を付けず、減価償却分に50万円充当するのとどちらが得策なのでしょうか? 私自身、少し頭の中が整理されてきました。 その辺り、わかればまたアドバイス頂ければありがたいです。