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英文の訳と関連要素についての質問
- キュプロスのスタシヌスによる『キプロス人の訴え』は、『イーリアス』の前の出来事を書くために作られました。
- この文では、ゼウスが地球の負荷を軽減するための目的を持っていることが述べられています。
- また、アクティヌスは『トロイ戦争』の後の段階について述べ、『キプロス人の訴え』はそれに続く出来事を描いています。
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まず、私はこの辺りの歴史的な知識などがそれほどあるわけではありませんので、あくまで 個人的な参考意見だということをお断りしておきます。 A is to B what C is to D. 「AとBの関係はCとDの関係と同じである」 という受験英語でもおなじみの成句があります。 これはこのまま丸暗記されることが多いと思いますが、敢えて文法的に分解すると、 『A』 is (to B) 『what C is to D』. つまり、 「Bに対しては、『A』=『what C is to D』である」 となります。 関係代名詞節「what C is to D」は「CとはDにとって一体何であるか」という意味であり、 「Bにとっては、Aこそがまさにそれである」というのがこの文の意味です。 それを意訳したのが「AとBの関係はCとDの関係と同じである」という訳です。 この成句を少し応用してやると、 A does for B what C does for D. という文ができます。これは上と同じように、 『A』 does (for B) 『what C does for D』. つまり、 「Aは、CがDのためにするのと同じことを、Bのためにする」 という意味になります。 上の成句と同じように「AがBのためにすることは、CがDのためにすることと同じである」 と意訳することもできるでしょう。 もうお分かりだとは思いますが、これをもう少し変えると A was designed to do for B what C had done for D. 「Aは、CがDのためにしたのと同じことを、Bのためにすることを意図してデザインされた」 となります。 これが今回のご質問の文の基本構造だと思います。 ちなみに、 A = The "Cyprian Lays" B = the events preceding the action of the "Iliad" C = Arctinus D = the later phases of the Trojan War です。 *「preceding the action of the "Iliad"」は「the events」を修飾する形容詞節です。、 また「preceding」は「~に続く」ではなく「~に先行する」という意味なので、正反対の 意味に取っておられるように思います。 *「the later phases of the Trojan War」は、トロイ戦争をいくつかの「phase(局面)」に 分けた時、その後の方に当たるもの、くらいの意味だと思うので、「トロイ戦争の後期」 くらいの訳でいいのではないかと思います。 (この辺り、ちょっと自信がありません) まとめると、 「『キプロス人の訴え』(中略)は、アルクティヌスがトロイ戦争後期に対して果たしたのと 同様の役割を、イリアス以前に起こった出来事に対して果たすことを意図して作られた」 くらいの訳になるでしょうか。 また、2つ目の文の「relieve the overburdened earth」については、あくまで文字通り 「負荷過剰の大地を楽にする」という意味だと思います。 大地を楽にするために具体的にどうするのか、ということになると「増えすぎた人間を減らす」 なのだと思いますが、それはあくまで文脈などから判断されることであって、文中の「earth」 は人間を指しませんし、「relieve」もそれを取り除くという意味ではないと思います。
お礼
全面的に勝手に推測して、大きな間違いをしていました。 やり直してみます。 回答の訳を読んで、意図した意味が少し分かりました。 ありがとうございました。