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仮定法について

仮定法について教えていただけますか。 she acted as if she were his wife. (彼女はまるで彼の妻のようにふるまった。) という文がありました。 何故 she acted as if she had been his wife.とならないのですか。 「彼女はまるで彼の妻のようにふるまう」は英訳すると she acts as if she were his wife.となりませんか。 she acted as if she were his wife.というのは間違っていると思うのですが。

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回答No.2

仮定法は時制の一致を受けないからです。 時制の一致というのは客観的に時間をとらえるもので,仮定法という現実とは逆の心の中の表現の場合は,直接話法的に理解する必要があります。 すなわち,ご質問者は「ふるまった」のが過去だから「妻である」のも同じ過去のことで,過去のことの仮定法は仮定法過去完了と思ったのでしょう? それは時制の一致を意識しているからです。 acted という過去と同時点で「妻である」のであれば,仮定法過去となります。 時制の一致を受けない日本語で「妻であるように」ふるまった と同じで「妻である」という現在だから仮定法過去 と考えてもいいです。 主節が表わす時間と同時点なら仮定法過去, それより前なら仮定法過去完了 と定義しなおすことができます。 I wish you were here. この気持ちを昨日思ったとしましょう。 その時には I wished you were here. とやはり仮定法過去になります。

shibasaki
質問者

お礼

非常に分かりやすい説明をありがとうございました。 十分納得することができました。 ありがとうございました。

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  • MandM
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回答No.3

仮定法は「その時点」における話者の心の中を描く用法のように思われます。 直説法は、その時点における事実を述べます。 She is his wife. [現在の時点で]彼女は彼の妻「です」(という事実を述べている) She was his wife. [過去の時点で]彼女は彼の妻「だった」(という事実を述べている) それに対して、仮定法はその時点における心の想いを述べます。 1) She acts as if she were his wife.[現在の時点で]彼女は彼の妻<みたい>(という想いを述べている) 2) She acted as if she were his wife.[過去の時点で]彼女は彼の妻<みたい>(という想いを述べている) ただ、その時点(ここは直説法の時制で表されます)より前にそうだったと思うという心の想いを描くときには、完了の形を使います。 3) She acts as if she had been his wife.以前彼女は彼の妻<みたい>(に今振舞っている) 4) She acted as if she had been his wife.その時点より前に彼女は彼の妻だった<みたい>>(に今振舞っている) がんばって日本語で表現してみると以下のようでしょうか? 1)彼女って、まるで彼の奥さん気取りね。 2)彼女って、まるで彼の奥さん気取りだったのよ。 3)彼女って、まるで彼の元妻気取りね。 4)彼女って、まるで彼の元妻気取りだったのよ。

shibasaki
質問者

お礼

ご丁寧な解説、ありがとうございました。 非常によく分かりました。 これからも宜しくお願いします。

  • nekomac
  • ベストアンサー率43% (162/371)
回答No.1

She acted as if she were his wife. ( )内の訳にあるように過去形の意味です。 ということは acted (ふるまった)時点でも、彼女は彼の妻のようなふるまいをしていた、ということです。 それに対して、 She acted as if she had been...... という過去完了形になると 「あたかも彼の妻だったかのように」ふるまったことになります。 ということは彼女のふるまいには微妙な違いがあることになります。 1、妻であるかのようにふるまった、 2、妻であったかのようにふるまう、 3、妻であるかのようにふるまう、 それぞれ違います。 ご質問者の最後の和文「彼女はまるで彼の妻のようにふるまう」であれば、 She act as if she were......のかたちで構わないと思います。

shibasaki
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。

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