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純粋理性批判の要約 or 解説書
倫理学のレポートで「純粋理性の根本原則」というのを書くことになりました。 しかし、以前哲学概論で哲学の入門書などを読んだときに、「純粋理性批判」は原書が難解な上に翻訳が意味不明で、非常に理解しにくいというようなことがあちこちに書かれており、すっかり腰が引けています。 できれば200ページ以内の本で、わかりやすく純粋理性批判の概要を紹介したような入門書などがありましたら教えてください。どうぞよろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
「カントについて書かれたものを読むな!カントを読め!」という言葉を聞いたことがありますが、レポートで必要ならそこまですることもないかもしれません。 まず、『哲学・思想事典』(岩波書店)の「純粋理性批判」や他の関連する項目をよんでみたらどうでしょうか。 おそらく大学生の方だと思いますので、大学の図書館に行けば間違いなくあるはずです。 そこですべて理解できなくても、糸口くらいつかめるかもしれません。 それから、黒崎政男『カント『純粋理性批判』入門』(講談社、2000年)を読んでみてはどうでしょう。 または、笹沢 豊『自分の頭で考える倫理―カント・ヘーゲル・ニーチェ』(ちくま新書、2000年)など。 また、最近「すぐにわかる哲学」みたいな本がたくさんありますが、結構馬鹿にできないとおもいます。 少なくとも知識として知っておきたいという位であれば、十分ではないでしょうか。 最後に私がよく参考にするページからカントに関する部分を紹介しておきます。
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- majimekun
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回答No.1
序文と序論だけでも読んでみれば? カントもそういう風に書いたはずだよ。序文にそう書いてあった記憶があるけど。ずいぶん昔なので確証は無いです。
質問者
お礼
回答有難うございます。 参考にさせていただきます。
お礼
回答有難うございます。 『哲学・思想事典』、図書館で探して見ます。 『カント『純粋理性批判』入門』も、候補として考えていたものの一つです。ページ数も手ごろなので、本屋さんで探してみます。 ところで、質問のときに書き忘れたのですが、『プロレゴメナ』はどうでしょうか?以前、ある本で「プロレゴメナを読めば、純粋理性批判の概要がつかめる」というようなことが書かれていたのですが。。。 紹介していただいた森田氏のページは、先の哲学概論のレポート作成のときに大変お世話になりました。カントのところは3~4回読みましたが、やはり難解ですね。 いろいろ教えていただき、どうも有り難うございました。