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世界史の勉強の仕方
今年高校に入学したものです。 私は世界史Bをならっているのですが、恥ずかしながらいまだに勉強法が分かりません。危うく赤点を取るところでした・・・ 私の学校の世界史のテストはとても難しく、平均も50点を切っています。その先生は暗記じゃダメだといいます。 世界史は人名も多くとても覚えきれません。 なにかいい勉強法はありませんか?
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世界史は、暗記してもムダです。 受験対策として暗記するのであれば、とてつもない量の暗記が必要で、並みの人にはとてもできるものではありません。 世界史の場合、特に論述問題では、理解することが最も大切です。 個々の事象や人物が、有機的に結合していることを理解しているといいます。 たとえば、世界史の中で「レオ3世」とでてきた場合、単にレオ3世を知っているだけでは、おおきな勘違いをしてしまうことになります。 レオ3世は、皇帝レオ3世と、教皇レオ3世がおり、皇帝レオ3世が聖像破壊を唱えて、教皇レオ3世は、聖像擁護のために、皇帝との決裂を覚悟し、フランク王国のカールを西ローマ皇帝に戴冠します。 ただ単にレオ3世を暗記しているだけでは、ここで混乱してしまうのです。 また神聖ローマ皇帝カール5世と、スペイン王カルロス1世が同じ人物であるなど、個々に暗記していては、とてつもない量になってしまいます。 そのため、記憶が混乱し、わけがわからなくなってしまうのです。 そのためには、ノートを整理することが最も理解することの手助けになります。 教科書や参考書、資料集などで、文章で書かれている事をノートに図式化するのです。 またフローチャートのようなものにしてみるのです。 図式化、フローチャート化する段階で、頭の中を整理する事により、世界史の理解が深まることになります。 一度これをおこなっておくと、問題が出たとき、回答はわからなくても、「あそこでやった問題だ」ということが分かるようになります。 そのうえで、そこを再度見直せば、より理解が深まり、次回の得点のアップにつながります。
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- k16399638
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暗記だけではない、というのは正論ですが、覚えていないと点はとれませんよね。 本当に歴史を学ぶのは大学からのことで、それまでのことは正直、暗記合戦です。1冊、語呂合わせの年代暗記の本を入手されて、持っておられるといいでしょう。いわゆる 「いよ、国がみえた」→14(いよ)92(国)(がみえた)→コロンブスのアメリカ大陸発見の年 、といった本です。1冊あれば、テストのときはその範囲だけ覚えればいいですし、高校が終わるまでつかえます。年代を記憶できていれば確実にいくらかの点はゲットできます。 最初はたいへんですが、ゲームのRPGみたいな物を解いている、と思えば気が楽になるとおもいます。 あとは、登場人物に感情移入して 「こいつなにやってるんだ」 「お、すごーい」 「あーあ、やっちゃったか」 と言った感じで、いわば当事者の秘書の気分になると、楽しくなりますよ。
- dumvo-h
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私は高校2年の冬の定期テストで23点でしたが、 約1年後のセンター試験では過去最高の89点を得ました。当方理系です。 奇跡ですね。我が身のこととは思えません。(^^; 先生からは、とにかく教科書を大切にしろ、教科書を読め、と言われました。 使っていたのは山川出版社の教科書です。 まず、授業の進行に合わせて、太字のところに黄色の蛍光ペンでマーカーをその都度引きました。 これは視覚的に目に入りやすくするための工夫です。 後は、1つの国に限って、教科書上で追跡しました。 例えば「その後のドイツは○○ページへ→」などと余白に書き込むと、 つながりがよく分かると思います。 無味乾燥な教科書を機能的で愛着の持てるものに変えることが大切です。 参考URLの良回答にすばらしい指摘があるので参考にしてください。 綺麗事を言ってしまいますが、世界史は人名を覚えるだけの科目ではないと……思いたいです。 オールカラーで世界遺産を紹介する文庫や、 少し高価ですが『危険な世界史 (単行本) 中野 京子 (著) 』といった 人に焦点を定めた本を読むと、興味が湧くかもしれません。 紙の上の人名が現実感のある人として捉えられると、面白くなると思います。 頑張ってください。雑多な回答ですみません。参考になれば幸いです。