• 締切済み

台湾の方と正しく話をするための、植民地支配時代の正しい知識を得たい

私は20代女性です。 台湾に知り合いがいて、ときどき友達の友達ということで、 同世代ですが初対面の台湾の方と、複数人で食事をしたりします。 ほとんどの方が日本人に親切で、日本に興味をもってくださいますが、 まれに、政治的な話をしてくる方もいらっしゃいます。 そしてそういった方は、大体、 「日本は植民地支配をした酷い国だ」と、 最初から強く来ます。 かなり驚きました。 私は今までの全ての場合で、彼ら彼女らの言葉に否定も肯定もせず、 「今日は政治的な話はやめておきましょう」と言いました。 楽しい食事の席にしましょう、と。 同席の他の台湾の方も皆さん頷いてくださって、 政治の話はなかったことになり、楽しい雑談が始まります。 しかし、今後、過去の戦争の議論を 台湾の方としなければならない状況になることも考えられます。 そんな時、私は、正しい知識の上で、正しい話をしたいと思っています。 今現在の私の意見は、漫画や雑誌の拾い読みという 不確かな知識の上で作られた自信のないものですが、 参考までに述べさせていただきたいと思います。 ・日本は敗戦国だからいつまでも批判されると私は考えます。 半世紀以上前の戦争の敗けを理由に未だに批判を続けるのはどうなのか。 戦勝国、現在進行形で他民族を(武力闘争を起こさせずに) 支配している国は批判されていないからです。 (関連して、沖縄や北海道が日本として問題ないのはなぜか、 という疑問があります) ・近隣に植民地を作る政策をとらなかった場合、日本も侵略されていたと思います。 自国を他国の侵略から守ることは最優先課題で、できなかったら 国家としての意味がないとも思います。 つまり、国家として日本は当たり前の正常な行動をとり、 植民地になった国は国家としての責任を果たせなかったと言うことが 出来ると思います。 ・植民地を作ることが悪い、強制何々が悪いと言うのは今の価値観であり、 当時を検証するために持ってくるのは不適当。 当時の条約などの違反の程度を各国で比較するべきで、 ここが重要ではないでしょうか。 ・そのように、植民地政策についても、各国で比較するべき。 ・もし日本が植民地にしなかったら、どうなったか。 独立を保ったのか、他の国の植民地になったのか。 それぞれの場合の終戦時と現在を想像してみるのも一助になるのでは、と思います。 ・日本は植民地の国の近代化を代理したと思います。 そのため資源の供給を受け、様々なインフラの提供をした。 当たり前と思うのですが、議論をしたがる方は、 インフラの提供は触れず、資源の「略奪」だけを主張する。 本土とは違う扱いだったのは知っていますが、多数の日本人を動員して 日本国民の一部として教育をし、国土の一部として開発を行った。 当時としては大変素晴らしいことと私は考えます。 あなたの国の最高学府を作ったのはどこですか、と聞きたいです。 ・そもそも、第二次世界大戦のことだけの議論を求めてくる姿勢が 最も大きな疑問です。 直近だからと言えばそうですが、情勢の変化は著しいです。 半世紀以上前のことだから、それこそ、現在に影響を及ぼしている 歴史的な話題の一つとして扱えないのか、と思います。 以上、まとまりがないですが、このことに関して私が思っていることです。 私は日本人ですから、立場が違う彼らの意見に 考え無しに同意することはどうしてもしたくありません。 根本的に私は、今現在は、謝罪も開き直りも必要なく、 被害者も加害者もなく、 ただ事実を基に、 当時として有効だったかどうか、適当だったかどうか、 話するしかないと思います。 戦争なので互いに永遠に恨みがあるのは当然です。 恨みを持たせたのは日本だけのせいとする姿勢には共感できません。 しかし議論するには知識が必要です。 いくつも植民地支配に関する専門的な本を目にしたことはありますが、 主張が偏っているのではと思い、手にしたことはありません。 それとも左右両方を読んで、どちらかになるしかないのでしょうか (今現在の私は右と言われるだろうという自覚があります) かなり昔の戦時中の話ですから、難しいと思いますが、 客観的な疑いのないと国際的に認められる資料を読みたいと思っています。 どのように判断し、入手したらいいでしょうか。 アドバイスをいただきたいです。 おすすめ頂ける書籍も教えていただきたいと思います。 私の考え方に対してのご意見もいただけたらと思います。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.11

取敢えずは情報収集でしょうか。反論せずに疑問をぶつけます。 「日本は植民地支配をした酷い国だ」と言われたら、 ・具体的にどんな酷いことをしたの。 ・あなたは、そのことをどこから聞いたの。 ・その聞いたことは正しいの。 ・何故、今、そのことを訊きたいの。それを訊いてどうしようというの。 ・日本人には誰にでも訊くの。それとも特別に私だけに訊いたの。 etc なお、歴史には客観的な事実は無いようなことを言ってる人がいますが、ここが学問と教育のカテゴリーであることを忘れてるようですね。この点で、真実を追究しようとする質問者様には好感が持てます。 それから、一旦間違ったら永久にそのことを反省しろといってる人もいるようですが、それが常識と思ってるんですかね。間違った相手には何を言われても我慢しろという心算じゃないとは思うけど。

zoiuow
質問者

お礼

反論せず疑問をぶつける、ディベートテクニックですね。 有効ですね。 どの質問も興味深いもので、機会があったら(できてしまったら) 使わせていただきたいと思います。 特に、「私だけに訊いたの」、とても気になります。 この問題は(自分のために、ですが)真面目に 取り組みたいと思っていることなので、 姿勢を認めていただいたようで、 ありがとうございます。 未熟で恥ずかしながらも、うれしかったです。 ありがとうございました。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.10

 No.4です。  あなたのコメントに対して、気になったところがありますので。 <私は、何が酷くて何が当然だったかは、 当時の状況を判断しながらすべきと考えています。 ただ、「今」から判断するにしても、 日本の侵略は酷かった。だから本土攻撃と原爆は当然。 という主張は私はどうしても受け入れられません。>  あなた自身も、質問対象となった台湾の人と同じように、現在の時点の個人の価値観で、歴史的事実を客観的に見ることを忘れている気がします。  私の記述をもう一度読んで頂ければ、本土爆撃と原爆が当然だったと言っているのでないことは、お分かりになると思います。  歴史的にそういう事実が起きたということを述べているにすぎません。(そして日本自身に、そういう事態を回避するチャンスがあったということを、前提としています。)  私は、No.4で示したように、「日本は大きな失敗をした」ということと同様に、「アメリカは、大きな間違いをした」と思っており、本土攻撃と原爆は、当然という考え方はしません。全く矛盾しておりません。  逆に、 <日本が生き残りのために、他民族の同化・支配を目指したことは、 もちろん事実ですが、批判されることではないと思っています。 当時の世界はそうだった、その後価値観が変わった、と思うからです。 後からの価値観で当時を批判するのは疑問だ、という意見です。>  というあなたの考え方に従えば、 「アメリカが戦争終結を早めるために、日本本土の無差別爆撃と原爆投下をしたことは、もちろん事実ですが、批判されることではないと思っています。当時の世界はそうだった、その後価値観が変わった、と思うからです。後からの価値観で当時を批判するのは疑問だ、という意見です。」となります。  本土攻撃と原爆は当然という主張をどうしても受け入れられないと言うあなたの心も、過去の日本の行為は批判されることではないというのも本心でしょうか。  もしそうなら、日本がやったことは、現在の我々の価値観で批判されるものではないのに、アメリカのやったことは現在の価値観に基づく、あなたの批判を受けることになります。 <植民地化された国は、どうして自分たちが弱かったから、当時としては植民地になったのも仕方ないと思えないのか、疑問です。>  というあなたの考え方からすると、もしあなたが日本人でなかったら、 <日本が弱かったから、本土攻撃と原爆は、当時としては仕方ないと思えないのか、疑問です。>  と言うのではないでしょうか。   ―アドバイスとして―  他の人の考え方が変だと言うときは、相手の考え方に従って考えた時に、相手の論自体の中で、矛盾が起こると言うことを指摘するしかありません。  自分の考え方に立てば、相手が間違っているということをいくら言っても、相手には無意味です。  相手も、相手の立場からこちらが間違っているということを繰り返すだけです。 <裁判をして相手が罰を受け損害賠償をしたら、それ以上のことは 求められないのが現実ではないでしょうか。> 責任について  JR西日本の起こした大事故を例にとって考えてみてください。 1、刑事責任  事故に対して過失があったと認められる人は、刑事罰(懲役など)が下される。 2、民事責任  事故で被害を受けた人に対して補償を行う。 3.社会的責任  同様の事故が再び起きないような手を打つ。  お詫びの会を開く。  事故の経緯の説明を行い、事故再発防止の進行状況を社会に公開する。  慰霊碑を建立する。  遺児に対する奨学金を設ける。  ・・・・・  人為的大災害を起こせば、民事・刑事責任だけでは済みません。その後の社会的・道義的責任の取り方が、もっとも重要になります。 <戦争をどちらから仕掛けたか、日本はやむにやまれず開戦したと私は思います。>  アメリカとの開戦を念頭に置いておられませんか。あなたの質問は台湾の方との議論ですから、アメリカと戦い始める以前に何年も戦っていた中国と、なぜ戦争を始めたかが重要でしょう。  戦争・内乱が何十年も続いて国力が衰弱していた中国が、日本に対して戦争を仕掛けることがあるでしょうか。

zoiuow
質問者

お礼

前いただいた回答の文の <そのような国だった『から』>、 ここを「植民地支配をした酷い国だったから」だと読み取りました。 「植民地支配をした酷い国」であったことを理由に、本土爆撃や原爆などで 多数の日本人が亡くなった。 そしてその続きとして反省をしていると述べられているのは、今の日本だけですよね。 このように考えると、 「日本が悪いことをした、『だから』自分に悪いことをされた、『だから』今も反省している。」 となって、 「日本が悪い」 という主張のようになってしまうと思うのですが、 この私の読み方は極論とお感じになるでしょうか。 そして、私のコメント この、<「今」から判断するにしても>という一文で、 私はこの一連の文だけで一時的に、「今」から判断する立場に 変えたことを述べたつもりですが、わかりにくかったようで 今後の改善に努めたいと思います。 ご指摘いただきありがとうございます。 私のもともとの意見では、 日本が守れなかったから攻撃されても仕方ない、 です。 ですが、「酷いことをされた」と強く考えています。 ですが、こうした感情はどうしようもないことで、 補償問題などのことではないと思います。 中国との開戦は、<当時の世界はそうだった、~>と考えています。 挙げていただいた事例は国家間の戦争と同列に話すのは適当でないと思うのですが、あえていうと、 JR西日本の補償問題等は未だ決着していないですよね。 戦争に関しては、日本はいくつもの国と、国同士で 補償問題の解決のための条約が既に結ばれ、幾度も謝罪もされ、 社会的道義的責任も充分すぎるほど果たしたと私は思っています。 個人や企業のように消滅することが出来ない国の場合、 永遠に補償を続けたり謝ることは不可能ですし、 繰り返しになりますが、 個人(や企業)の問題なら自分がやりたければ一生謝り倒して無一文になっても 金銭面以外でも悲惨な状況になってもそれは選択だと思いますが、 相手の気が治まるかまでは考慮する必要がない(法律の話になりますが)し、 国家としてはすべきでないと思います。 ご意見を伺えてとても参考になりました。 ありがとうございました。

  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)
回答No.9

はいよ。 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E4%BA%BA%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

zoiuow
質問者

お礼

wikipediaですね。 せっかくなのにすみません、あまりwikipediaは 参考にしたくないと考えています。 ありがとうございました。

回答No.8

歴史を良い悪い、酷い酷くないで論ずるのは非常に不毛ですので、議論を避けた質問者様は正しいと思います。 仮にそのような議題に接した場合には、何が「良い」「悪い」、何が「酷い」「酷くない」、何が「問題」「問題でない」という定義を明確にさせましょう。 「植民地支配自体が」「悪い」という主張であれば、その定義ならそうだよね、で終わります。 敢えて、現代の日本による沖縄支配やアメリカによるハワイ支配も悪と考えてるわけですか?ぐらいを切り口に、論理的整合性について責めるという手もあるかもしれませんが、双方にとって有益になりそうもない不毛な議論になりそうなのであまりお薦めしません。 <日本は敗戦国だからいつまでも批判される> 「日本は植民地支配を行ったにも係わらず、戦争に負け、国民(現台湾人)を守る事ができなかった。」という批判なら甘受できますか? それとも、言葉のまま「50年も60年も前のこと批判されても、知るかよ」でしょうか? そもそも、戦勝国は本当に批判されていないのでしょうか。 などのツッコミを予測して主張されていますでしょうか。 <近隣に植民地を作る政策をとらなかった場合、日本も侵略されていたと思います。・・・もし日本が植民地にしなかったら、どうなったか。> 歴史をIF主題で語るのは、あまり建設的な議論にはならないかと思われます。 特に表記部分は「日本の都合」であり、台湾の方の共感を呼べるとは思えません。 逆に、台湾の場合は清国から割譲された領土という土台がありますので、その辺の立場を聞いていくのが基本かと思われます。 <日本は植民地の国の近代化を代理した> 近代化した事実は否定しえませんが、特に頭から「日本は植民地支配をした酷い国だ」というような方は、「そんな事頼んでない!」などと感情的に反発する事が予想されます。 また、恩恵を受けたのは一部の地主層だけだ!などのように、現代日本のこども手当の賛否のように、各人の立場による反発的意見も当然出てくると思います。 <そもそも、第二次世界大戦のことだけの議論を求めてくる姿勢が 最も大きな疑問です> 相手が議論の論題をそこに据えているわけですから、どうしようもありません。 まぁ、どちらにしてもディベートなどそれ専門の場を設定したり、議論そのものを楽しむような土台がなければ、一般市民同士が言い合いするのは不毛だと思いますが。 <植民地支配に関する専門的な本> そもそも、古代史や中世史と違い、近代史、現代史は、史料が整理されているわけでもなく、各史料の解題等を含めた研究も進んでいません。 史料そのものの量が多いという基本的な誓約があるわけですが、総ての史料を網羅的に見ない限り、客観的な疑いのない本など存在しようがありません。 ですので、本気でやるとすれば、色々な本を読んだ上でそれらの本が根拠としている史料本体に目を通す、というのが出発点になりそうです。 なお、史料本体については、ある程度の部分については「アジア歴史資料センター」や「国立国会図書館のデジタルアーカイブ」、「神戸大学の新聞文庫」など、WEBで確認できる状況に徐々になりつつありますので、参考までに。

zoiuow
質問者

お礼

議論の元となる定義をはっきりさせた上でないと話そのものができませんよね。 大変わかりやすかったです。 「日本は植民地支配を行ったにも係わらず、戦争に負け、 国民(現台湾人)を守る事ができなかった。」 という批判は受けて当然だと思います。 戦勝国は批判されてないのか、という点ですが、 日本にされた措置を、この戦争の勝ち負けをなしにして 行ったことを元に戦勝国と比べた場合、 明らかな偏りがあると思うのですが、 何を根拠にと言われるとすらすら言えません・・・。 私はあまり議論を楽しめる人間ではないと思うので、 かなり不毛なことになりますね。 出来る限り、今までどおりの対応をとりたいと思います。 色々な本を読んで史料本体に目を通す、必要とはわかりますが 本当に大変そうですね。 史料のウェブサイト、とても参考になりました。 ありがとうございました。

回答No.7

偏っています。 敗戦国だから、戦勝国だからでは無く思考すべきです。 蹂躙した事実を心底には基本です。 今更の話ではありません。

zoiuow
質問者

お礼

敗戦国・戦勝国ということを考えるのが偏っていると言うご意見でしょうか? 何を持って「蹂躙」とされているのか、わかりかねますが、 もしよろしければ私の他の方への回答もお読みいただき、 もう一度回答いただけないでしょうか。

回答No.6

ご質問を拝見するに、変な意味ではなく、20歳代の女性ということを抜きにしても、十分な知識をお持ちのように思われますが、それ以上は研究の範疇にはいるのではないですかねえ^^ 質問の主旨の「客観的な疑いのないと国際的に認められる資料を読みたいと思っています。どのように判断し、入手したらいいでしょうか」については、この問題だけでなくそういうものは、存在しません。 たとえば、客観的といえば明治時代の政府の予算書や決算書が客観的でしょう、台湾総督府の収支報告書や事業報告書なんかもそうかもしれません。これらを見れば、いかに台湾経営が持ち出しだったかはわかるでしょう。しかし、それは数字ですし、台湾を領土にしたということの正当性にはなりません。 結局、相手のかたも若いようなので、知識というか教育されて形成された問題意識での議論でしょうから、いくら客観的なことを述べても納得させるのは無理なのです。 植民地化の正当性なんていうのは、そもそも存在しないのでそこを突かれたらこちらとしては「あのころ日本は強かったからな」とか「そろそろまた東アジア共同体という植民地を政府はつくるらしい」とかはったりかますしかないのです。

zoiuow
質問者

お礼

お褒め頂き恥ずかしいです。 ありがとうございます。 客観的な史料はないということ、よくわかりました。 数字を挙げても、その上に持ってくる論理は個人のものと思うので、 回答をいただいて、 やはり自分の判断じゃなければと思いました。 そして、相手の台湾の方に客観的なことを言っても納得させるのは 確かに無理だなと思います。 ありがとうございました。

  • tande
  • ベストアンサー率12% (22/179)
回答No.5

>今日は政治的な話はやめておきましょう と質問文に書いてあるのでzoiuowさん自身もよくわかりきっていると思いますが、歴史とは政治なんです。 もっと突っ込んで言えば、歴史とはいかに自国マンセーを言いたいが為の道具に過ぎません。 第三国から意見や評価であっても主義主張が絡むものですし、どこに着目するかで評価は変わります。 もう一度言いますが、歴史とは政治であり評価の世界です。 念の為言いますが、歴史とは過去から失敗を学び未来に生かすことだ、という考えをお持ちであるなら私は否定する気はありません。 >どのように判断し、入手したらいいでしょうか。 >アドバイスをいただきたいです。 >私の考え方に対してのご意見もいただけたらと思います。 zoiuowさん自身で判断なさってください、としか言えません。 意地悪でも皮肉でも無く、過去の出来事に対する評価とはそういうものなんです。 ただ台湾人の方とうまく付き合いたいのであれば今まで通り、 >私は今までの全ての場合で、彼ら彼女らの言葉に否定も肯定もせず、 がベターだと思います。 よく言われるように、政治と野球の話は揉める元です。 同席の他の台湾の方も皆さん頷いてくださるならそれでいいじゃないですか。

zoiuow
質問者

お礼

歴史はいかに自国マンセー、とてもわかりやすかったです。 絶対に中立と言うのはないということもわかりました。 史料も自分で判断できるようになりたいと思います。 そうなんです、本当はこういった話は 関係を悪化させてしまうと思うので(私も折れられないので) したくないのが本音なんです。 相手の方は何を思っているのか、 本当にただ日本人側の意見を(受け入れるとかではなく、ただ)知りたいのか、 そうだったら理解できるのですが、 (多分彼らが接した他の日本人がしてきたので)私からも謝罪がほしいのか、 私は後者だと受け取ってしまい抵抗感がありました。 出来る時は今までどおり、で行きたいと思います。 ありがとうございました。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.4

 私の場合、客観的歴史認識に対して、正しいと思うことは「イエス」と言うことにしています。それで、そんなに大きな問題となったことはありません。最後は大抵の場合、相手の方が、口をつぐんでしまいます。  「日本は植民地支配をした酷い国だ」という指摘に対しては、基本的に、当時の日本はその通り『だった』と思うと答えています。  そのような国だったから、「何百万もの日本人が兵士として出征先で餓死・病死するようなことになったし、何十万もの子供や女性・老人が日本国土の上で外国の軍に無抵抗で焼き殺されてしまい、果ては原爆投下で何十万もの人が死んだ。」と、言っています。  だから、「その反省として、今の日本は最小限の戦力しか持たないようにしている。」と言っています。  過去の日本が、欧米列強に対抗して生き残り、損をしないためには自分も列強の一角を占めるしか方法がなかったのは、明らかな事実です。しかし、生き残りのために、日本の一部として他民族の同化・支配を目指した事実は、どんなに多弁を尽くしても変わりません。  「日本が生き残りのために、他民族の同化・支配を目指した。」事実に対して同化・支配された側から、問題だったとの指摘に対しては、「その通りだね。」と返事するだけです。  尚、台湾の場合、昔から台湾に住んでいた人たちと、中国本土が共産化した時に、蒋介石の率いる「国民党」と一緒に、本土から台湾に渡ってきた人々では、政治的な立場が相当違います。(どちらも中国語を話しますが、民族的には別民族と言っていい歴史を持っています。)  どちらの立場の人かで、全く話が違ってきますので、注意してください。    ―あなたの疑問に対して― <日本は敗戦国だからいつまでも批判されると私は考えます。 半世紀以上前の戦争の敗けを理由に未だに批判を続けるのはどうなのか。>  違います。敗戦国だからではなく、とんでもない間違いをしたという過去があるからです。間違ったことをした方が、その間違いによって被害を受けた方からのクレームに対して、「批判をやめろ」と言えば、必ず喧嘩になります。  普通の人間同士の関係でも全く同じです。加害者が「批判をやめろ」と言って、物事がうまくいくはずがありません。  戦争に突入したことは、明らかに日本の過去最大の間違いでした。  「何十万もの子供や女性・老人が日本国土の上で外国の軍に無抵抗で焼き殺されてしまい、果ては原爆投下で何十万もの人が死んだ。」などという、とんでもない国益の崩壊です。  半世紀以上前など何の意味もありません。何百年経とうと、他国が忘れ果ててしまおうと、日本人は教訓として「なぜ大失敗したか」を伝えなければなりません。それが戦争で死んだ非戦闘員の日本人・日本軍兵士・他国の民間人や兵士に対する責任であり、鎮魂です。 <戦勝国、現在進行形で他民族を(武力闘争を起こさせずに) 支配している国は批判されていないからです。>  戦勝国の側から、戦争を仕掛けていない(=責任が少ない)から、批判が少ないのです。  現在の植民地は、その土地に住んでいる人の意思で、独立していません。独立すると本国からの援助が減ってしまい、生活が成り立たなくなる恐れが強いのです。  沖縄・北海道も日本本土からの援助で経済が成り立っていた時代が長く(沖縄は今も日本政府の支出に依存している)、日本の征服から時間が経ってしまって、その住民も日本人化していったからです。 <・近隣に植民地を作る政策をとらなかった場合、日本も侵略されていたと思います。 ・・・・・・・ それぞれの場合の終戦時と現在を想像してみるのも一助になるのでは、と思います。>  あなたの述べているのは歴史認識です。現在の歴史認識としては正しいでしょう。注意しなければならないのは、歴史認識とは、過去を客観化(=第三者として過去を見る)するということです。    「政治」とは、今現在の現状認識とこれからの方向性です。  あなたの相手にしている人は、日本人と台湾に住む人という、利害関係集団(=どちらも当事者で、第三者にはなりえない。)について、「政治的」(=過去ではなく現在として考える。)に扱おうとしています。 <「日本は植民地の国の近代化を代理したと思います。 ・・・・・ 歴史的な話題の一つとして扱えないのか、と思います。>  相手が、「政治」として話を持ち出した以上、当事者として現在として考えようという立場を明確にしており、 あなたが、第三者の立場で過去としてしか扱かわないとの立場を取れば、相手に対する全否定になります。  あなたの立場から言えば、あなたが正しいのと同様、相手の立場から言えば相手が正しいということになります。全否定=完全平行線です。 <ただ事実を基に、当時として『日本人にとって』有効だったかどうか、適当だったかどうか、>  間違ってはいけないのは、出発点として、「当時の日本人にとって有効」という判断を、相手は前提として認めています。 <日本国民の一部として教育をし、国土の一部として開発を行った。>  その上でそのようなことは、「その土地に住む多民族の意思に従わなければならず、基本的に認めない。」と言う主張です。  あなたの論は、この前提だけを認めさせ、自分の論は捨てろという主張にほかなりません。  あなたが「大変素晴らしい」とすることを、相手は「認めない」と言っているのです。  だから、日本人(=当事者)が、今『過去の日本人にとって有効だった』ということだけを認めさせようという、その一点に対して、彼らは我慢がならないのです。

zoiuow
質問者

お礼

私は、何が酷くて何が当然だったかは、 当時の状況を判断しながらすべきと考えています。 ただ、「今」から判断するにしても、 日本の侵略は酷かった。だから本土攻撃と原爆は当然。 という主張は私はどうしても受け入れられません。 日本が生き残りのために、他民族の同化・支配を目指したことは、 もちろん事実ですが、批判されることではないと思っています。 当時の世界はそうだった、その後価値観が変わった、と思うからです。 後からの価値観で当時を批判するのは疑問だ、という意見です。 台湾にはいろんな立場の民族がいますよね。気をつけます。 失敗を教訓にすることはもちろん必要と思います。 ただ、教訓化とクレームは無関係です。 裁判をして相手が罰を受け損害賠償をしたら、それ以上のことは 求められないのが現実ではないでしょうか。 恨みは永遠に続きます。 何をしても仕方がない、どうしようもないことです。 個人の問題なら自分がやりたければ一生謝り倒して無一文になっても 金銭面以外でも悲惨な状況になってもそれは選択だと思いますが、 する必要はないし、そもそも国は個人と違います。 相手の気が治まるかまでは考慮する必要がない(法律の話になりますが)し、 国家としてはすべきでないと思います。 戦争をどちらから仕掛けたか、日本はやむにやまれず開戦したと私は思います。 もちろん開戦後は自分がたてた計画のせいで相手に勝てず、 それは日本のせいですが。 植民地化された国は、どうして自分たちが弱かったから 当時としては植民地になったのも仕方ないと思えないのか、疑問です。 いろいろ言ってすみません。 今の他民族支配が肯定されているのは、 本土からの利益が独立の利益よりも大きいから独立の気運がなく批判されない、 というお考えですね。 納得できました。 そして、第三者として論じたいのか、当事者として論じたいのか、 という、私と彼らと姿勢の違いについて、 大変勉強になりました。 もし論じる状況になってしまったら、 最初の姿勢の違いを認識した上で行いたいと思います。 ありがとうございました。

回答No.3

八田與一(はったよいち)と鳥居信平(とりいしんぺい)を知っているのか? 国際法上、現在の台湾はどうなっているのかを知っているのか? (答えは帰属先未定であって、中華民国による不法占拠が続いているに過ぎない) まずはここからお話しされたらいかがでしょうか。

zoiuow
質問者

お礼

八田與一、鳥居信平、詳しく調べます。 そうです、現在の台湾について論じた方が建設的と思うし、 私もどちらかというとこの点に関しての台湾の方々の 意見を直接聞きたいのですが、 今まで(政治的といっても)そういったことを聞かれたことはなく、 1945年までのことしかなかったです。 私が日本人だからだともわかるのですが、 歴史はつながっていると思うのですが。 ありがとうございました。

  • Roman0
  • ベストアンサー率18% (118/628)
回答No.2

 下記の本などは、読み易いですしお勧めです。 http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E5%AE%A3%E8%A8%80SPECIAL-%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E8%AB%96-%E5%B0%8F%E6%9E%97-%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/409389051X  どなたかが言っている「世界」がどこのことかは知りませんが、東京裁判などは、世界の法曹界においてはでっちあげの茶番であるということが常識になっていますから、そういうものを信じるのはどうかと思います。GHQ の WGIP の根深さは深刻です(別件ですし、何の略かまでは解説しません)。  ただ、疑いのない資料なんて存在しないのは、その通りです。  史料批判という言葉をご存知ですか?  あらゆる史料は、例えば誰が、何の目的で、いつ、などの観点で評価して自分の判断に使うのが基本です。例えば戦時プロパガンダのために敵国を貶めて国際世論を見方に付けるために作られた史料を真に受けてしまうと、とても恥ずかしいですよね。  でも、そうなったとしても、最終的な責任は自分が負うしかないんです。私もそうしていますし、逆にそういう恥をかくことも経験のうちです。  私が推薦した本も、そういう観点であなたが自分で考えて採否の判断をしてください。

zoiuow
質問者

お礼

おすすめ書籍、ぜひ読んでみます。 正直なところ、私は、その史料が正しいかの判断は 研究者・専門家が行うことで、 個々人が自分ですべきという考えがなかったです。 お恥ずかしいです。 自分で見て判断しないといけないですね。 ありがとうございました。

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