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青森の郷土料理「長いもすいとん汁」が作りたい!質問と回答まとめ
- 「長いもすいとん汁」を作りたい方へ。茹でた長いもとすいとん粉を混ぜてつくることや、ひっつみ汁との関係についてまとめました。
- 「長いもすいとん汁」には必須の具材や作り方のポイントがあります。切った長いもを入れてもすいとん汁になるのか、ひっつみ汁との違いも解説しています。
- 青森の郷土料理「長いもすいとん汁」に関する質問にお答えします。すいとん粉の代用や、具材や味付けのポイントなど、詳しくまとめました。
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飲食関係の♂親父で三沢生まれの八戸在住です。 <茹でた長いもを潰して片栗粉と卵を混ぜ、棒状にまとめて薄く切る、というレシピを見つけましたが 茹でた長いもに市販の「すいとん粉」を混ぜてつくることはできますか?> ○出来ますが、まとまりが悪かったのと、硬くなったと記憶しています。市販の「すいとん粉」は中力の小麦の粉です。長いもすいとんのスイトン餅は片栗で作ります。 <「ひっつみ汁」に長いもで作ったすいとんを入れたら「長いもすいとん汁になりますか?> ○それが「長いもスイトン」です。 <「ひっつみ汁」に切っただけの長いもを入れたら「長いもすいとん汁」になりますか?> ○それは「長いも入りのヒッツミ」でししょうね。 <そもそも、「ひっつみ汁」と「長いもすいとん汁」は別の料理でしょうか?> ○80歳を超えた母とも話したのですが、私は長いも消費のための「ひっつみ」をベースにした近代創作料理だと思っています。 「長いもバ 食べるのさ、なにが拵えガダ ねがべが?」から始まって、「んだら、長いもの餅っこバつぐって、ヒッツミさ入れで見るがエ。」となって「たいした旨がった。名前っこドォするべ。」の流れだと勝手に思っています。その銘々の際に「ひっつみ」と「スイトン」が中身がほとんど同じで、唯一入れる餅が違ったので誤解されて違うもののようになったのではないでしょうか?この辺の人間だけで名前をつけると「長いもひっつみ」となると思うのfですが、そこに関東風というか標準語を使う人が関与して「スイトン」と言う標準語が入り込んだのではないでしょうか? 「ひっつみ」をご存知なのですね。南部の方かな? ヒッツミはしょうゆ味の汁(鶏汁)に中力粉の練ったものをヒッツまんで入れる形態から呼ばれています。これを標準語では「すいとん」と呼びます。したがって ヒッツミ=すいとん です。ヒッツミの中力の粉で作った物を入れないで、長いもと片栗粉で作った餅状のものを入れれば「長いもすいとん」となります。 83を超えた母が「長いもが普通に見るようになったのはこの20-30年だ」といってますので、歴史に支えられた郷土料理ではなく、生活改善委員会か何かが主導権を持って作った近代創作料理だろうと勝手に思っていますので「長いもすいとん餅」を入れる以外には取り立てて原則的なものは無いと思います。下田の友人は鶏汁ベースです。三沢の実家では「長いも高いから使えネ。」といまでも普通のヒッツミです。 ちなみに妻の実家は浜衆なので、ヒッツミはキンキンです。 かってなことばかりでごめんなさいね。
補足
早速の、わかりやすいご回答、ありがとうございます。 かってなことばかりでごめんなさい、なんて、とんでもないことでございます。 私は南部(青森県南部ということですよね)より、もっともっともっと南の、 埼玉生まれの埼玉育ちです。 ひっつみや長いもすいんとんのことは、ネットで調べました。便利ですね。 ネットで「長いもすいとん」なるものを見つけ、すいとん粉を使って作りたかったんです。 大量にすいとん粉が手元にあるのですが、私はすいとんが苦手でして…。 長いも入りなら、いいかな、と思ったんです。 お母様のお話も、ありがとうございます。方言での記述、なんだか嬉しくなりました。 あの…、ご面倒でなければおついでに教えていただきたいのですが、 「鶏汁」って、どんなものですか? 無知でお恥ずかしいのですが、よろしくお願いします。