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基底の変換行列

基底の変換行列 空間V(dim V=n)の2種類の正規直交基底{a_i},{b_i}(i=1,…,n)があるとき,この2種類の基底はユニタリ行列で結ばれていると思いますが,これはユニタリ行列をU,そのij成分をu_{ij}とするとき, (1) a_i=Σ_[j=1]^[n] u_{ij} b_j と書いても, (2) a_i=U b_i (i=1,…,n) と書いても同じことですか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.1

同じではない。 ベクトル a_i の第 k 成分を a_{ki} と書いて 列ベクトルを並べた行列 A にすると、 (1) は A = B (Uの転置) (2) は A = U B であって、それぞれの U は異なる。 A, B がユニタリ行列であることを踏まえて変形すると、 (1) の U = (Aの転置) (Bの共役) (2) の U = A (Bの転置共役) となり、どちらもユニタリ行列ではあるが。

noname#237919
質問者

お礼

回答ありがとうございます.たしかに違っていることが分かりました. 追加で質問なのですが, 正規直交基底を列ベクトルに持つ行列Aがあったとき,Aはユニタリ行列だと思いますが,(A')A=Eは簡単に示せるのですが,A(A')=Eはどのように示せばいいのでしょうか?('は転置共役) お時間があればお願いします.

その他の回答 (1)

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

あれ、別の質問? 転置共役を ' で表すのはキモチワルイので、A^* と書いとく。 (A^*)A = E が簡単なのであれば、A^* = A^-1 は言えるのだから、 逆行列について一般に (A^-1)A = A(A^-1) = E であることより、 (A^*)A = A(A^*) = E。 逆行列がもとの行列と可換であることは、 A の特性多項式の定数項が det A であることにより、 det A ≠ 0 の条件下に、特性多項式を P(A)・A = A・P(A) = E ただし P は多項式 と変形できることから示せる。

noname#237919
質問者

お礼

(A^*)A=EがわかるとA(A^*)=Eもわかるのですね. どうもありがとうございます.

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