- ベストアンサー
「Largo しかし遅すぎず」の指示を楽譜に表記する方法は?
- 楽譜に「Largo しかし遅すぎず」という指示をしたいのですが、その表記に困っています。似たような指示である「Largo, ma non troppo」では、Largoの「はば広く」といったニュアンスが薄れてしまいます。
- Largamenteという副詞を使うことも考えましたが、音楽全体に大きな指示としてLargoの表情を持たせたいため、適切ではありません。
- 結局のところ、「Largo, ma non troppo」を使用することで、「Largoのようにはば広く、しかしテンポはそれほど遅くならないように」という意味を表現することができます。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
Larghetto(ラルゲット) (ややLargoに・Largoより速い)の意味があります。 あるいはテンポを指定してラルゴを付ける。 Largo, ma non troppo (しかし)あまりはなはだしくなくだと確かに幅広くやり過ぎないのニュアンスがありますね。 最近は英語で記述する作曲家が増えています。
その他の回答 (2)
- 丸井 ふたば(@baieru)
- ベストアンサー率47% (132/280)
ma non lentamente はダメです。 lentamenteの中には悠然としてという意味と、遅いという意味が共有しているので、largoとは意味合いが異なると思います。 また日本ではma non troppo以外にma nonを使いませんから、文法的にもおかしい表記になると思います。 Largo, ma non lentamente の意味合いとしてはラルゴより速く(人によっては少し遅くと解釈する可能性があります)、あまり悠然ではなく。 という風に解釈出来ますが、恐らくこのような表記はあまりしないでしょう。
お礼
丁寧に回答していただけて、とてもありがたく思っております。 やはり、外国語は難しいですね。
- 丸井 ふたば(@baieru)
- ベストアンサー率47% (132/280)
Largo mosso(ラルゴ モッソ) 速めのラルゴ という意味になります。 ラルゴ自身に明確なテンポの指定はありませんので、私ならそのままラルゴと書きますが、「独仏伊英による音楽用語辞典改良版 速度発想奏法 遠藤三郎 編 シンコー・ミュージック」で調べてみましたら、モッソを速度記号の後につけると速めという意味になるそうです。 ラルゲットはやはり、ラルゴよりやや速くと書かれているので、ラルゴと同じ意味を含んでいると思います。 ただしマイナーな記号なので理解されにくいと思います。
お礼
mosso ですか。 色々と勉強になりました。 ありがとうございました。
補足
ところで、 Largo, ma non lentamente というのは意味をなすのでしょうか? ma non lentamente は、 「しかし、遅くなく」 という意味にとれませんか?
補足
ありがとうございます。 ところで、 Larghetto にすると、「はば広く」といった意味はどうなるのでしょうか? Largoに対して「はば広く」の意味も弱まってしまってしまう、といったようなことはあるのですか?