- 締切済み
業務報酬はいくらにします?
法改正は、もとより、建築設計・工事監理等の業務報酬をいくらにするか、都度に(私にとっては)考えてしまいます。 H21告示第15号で多少の「減」を心づけても「ホントかよ。高いな」と思っちゃいます。特殊技能っちゃあそうですけどね。 そこで、設計事務所として携わっている皆さんならどうします。 例えば、 旧法でいう技術区分のBとかCの方が 市街化区域、木造2階建て、延床面積150m2程度の規模の新築に携わった時として、 物件としては、取引先の工務店さんからの紹介で、大方の間取りは大工さんとお施主さんが方眼紙に下絵をつくり、その軽微な調整やそれ以外の打ち合わせは設計者がするとします。仕様は大工さんの意見重視。 そういったこともあって、基本、実施と分けて考えることもなく・・、 建築確認申請に必要とされる図面(特例有の3号)でも壁量や採光・換気判定などは添付するものとしますが、別にN値や建具表に展開図、各伏図など打ち合わせに使えそうなものは作成します。そして、場合(希望)により構造計算書もやっつけるものであるとき。 設備は大工さんとこの設備屋まかせ(指示は設計者)。ですが、気分は別添二第十五号(第1類)の戸建住宅です。 当然、代理人の立場でもあります。 大雑把ではありますが、こんな要件であるときにみなさんは、業務報酬をどう考えますか? 設計と工事監理でどれくらいを提示しますか? こまかいことは気にしないで、ザックリで教えてください。 また、内容はそう変わらなくても、このような場合と、お施主さん直の依頼では違ったりしますか? 東京の事務所協会のHPに参考があったりしますが、まともにこれでお施主さんが取り合ってくれるのかと思ったりもします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- river1
- ベストアンサー率46% (1254/2672)
質問文から察すると、若い建築士さんと推察します。 工務店や大工さんから依頼される物件は、総体的に予算を高く見ていません。 要は、確認申請に必要な図面と工事上必要な構造図を作れば良いのです。 詳細設計は必要ないのです。 建具表、展開図、屋根伏図、天井伏図等の意匠設計図はいらないという事です。 一昔前は、確認申請が取れれば良いという事で相場が1件10万円でしたね。 現在でもこの値段でやってくれという工務店がありその工務店には全て断っています。(まったく困ったもんだよ) 設計・監理の昔の相場は、建坪当たり約3万円でしたね。 昔の基準で計算すると 市街化区域、木造2階建て、延床面積150m2程度なら45.5坪となり136万円となるかな この金額で受けるなら工事監理分を引いた残りに見合う図面を作成すれば良いだけだよ。 でもこの金額では、住宅性能表示や長期優良住宅の設計は、割が合わずやっていられませんね。 建築設計業界は、昔から60歳以上になって初めて一人前と言われている業界です。 半人前の私のこのアドバイスを参考にして自分なりの設計価格を決めて下さい。 ご参考まで
- river1
- ベストアンサー率46% (1254/2672)
建築士の設計能力には、個人差があります。 私のような意匠設計から構造設計、戸建て住宅程度の電気・機械の設備設計を全て出来る方もいれば、意匠設計しか出来ない方まで様々います。 一体どの程度の技術力の基準で値入するのかが、質問文は曖昧なのではっきりとした値段がつけれないのです。 事務所としての規模やコピー機、パソコン、設計ソフトや参考文献などに掛ける様々な金額も事務所毎に違います。 また、地域によっても設計価格には差が生じてきていますので書けないというのが殆どでしょう。 はっきりと言える事は、普通に考えてあまり高い金額にすると仕事が少なくなって来なくなるという事です。 要は、設計にどれだけの期間を要して月当たり幾ら貰ったら、貴方の気が済むのかという事ですよ。 月当たり30万円貰うのか、50万円頂くのか、なんぼにするのかという事です。 事務所協会の資料は、高すぎてそのまま出したら、次から仕事が無くなりますよ。 ご参考まで
- river1
- ベストアンサー率46% (1254/2672)
新基準のH21告示第15号にしろ、旧基準で算出するにしろどちらもべらぼうな額になります。 法律はあっても無きに等しいと思っています。 当てにはなりません。 要は、作業量に対して幾らで貴方はお客様に請求するかにかかっているのではないですか。 誰も○○万円としますなどと言う方は出てこないでしょう。 貴方の気持ち次第という事です。 ご参考まで
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、作業量にほかならないでしょうけど。正解を求めているわけではありません。 すこ~しの質問内容から試算の考え方に違いはあって当然としてお聞きしています。 他の方々はどうされているのかな。という単純な質問です。 river1さんだったらどうです?気楽に返答とはいかない質問になっていましたか? そんなことは言いたくないという方々は多いということですかね。
お礼
すいません。しばらくネットには接続していない環境にいましたので、お返事が遅れました。 今思えば、質問内容が中途半端にも思えます。お詫びいたします。 ですが、簡単にお応えいただけたことに大変感謝いたします。 なんとなく、知り合いの事務所の方々には聞きずらかったもんで・・・。 実のところ今回は、「私ごと」ではなく知人達の一件です。なので、ちょっと不自然な文脈になってしまいました。 その大工さん達は、事務所登録はしていても多くは、我々のような立場に依頼しますよね。 お客さんは、大工さんに依頼した時に、設計ということまで頭にない事が多いそうです。同伴して打ち合わせに行っても「○○(大工)さんにお願いしたんだから」と言ってきます。ことの次第を細かく説明しても「なんだ?おまえは」という心の奥からの視線を感じます。こうなると、大工さんも≪設計費用≫を提示し辛い思いになるんだそうです。 じゃ、どんな内状か・・・というと、 私は、ゼネコンの現場監督出身で、設計事務所勤務の経験はありませんが、掛った実費的な人工と経費を計上して大工さんに提示しています。 勤務経験が無いからか、提示が気分次第的と見ているようです。(都度に説明してるんですがね・・・。) 要求してくる図面は多くあって、質問の内容の成果品でも、かつ大工さんの立場を考えて30万円前後(工事監理別)。人に言わせるとバカじゃないの?と言われますが、大工さんは更なる「値引き」を求めてきます。 工事費の3%とした時と比べれば、内容と割合からわかってもらえそうですが、そういう問題じゃないそうです。 つまりは、お客さんの感情というか考え方に起因するんだそうです。 建売屋みたいにいくと7~8万でしょうか?調査からするんだから経費倒れです。 >自分なりの価格・・・とした時価的な要素は大工さんには説明が難しいかもしれませんね。 なので、「他の皆さんはこれぐらい取っているようだから、胸張って言ってみたら?」としたものがほしかったんです。 ここのところ、告示第15号等の説明会の内容を前に出し、国交省を悪者扱いにして、理解を得るようにしています。こうすると意外にも納得するんですね。しばらくは、この手で大工さんのフォローをするしかないのかと思っています。 ありがとうございました。