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税理士
私は今高校3年です 将来税理士になって地元の商店街の助けとなりたいと思っています。 (1)商店街の中で税理士として開業すれば具体的にどのような仕事内容なのですか? (2)税理士と公認会計士の差を簡潔に教えてくれませんか? 最後まで読んでいただいてありがとうございます
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(1)商店街の中で税理士 個人で帳簿付けそのものがめんどくさいという親父の世話。 税金が20万円出ると伝えると、10万円ぐらいになんとかしてくれと頼みこむ、毎日酔っ払ってる親父に「そういうことは難しい」となだめる。 聞きかじりや雑誌の記事の読みかじりで節税できると思い込んで、それをしてくれないと文句を言う。条件が全然違うことから説明してヘトヘトになるが、報酬はもらえない。 爺さんばあさんが死んだときの相続税の心配をして、ああだこうだと質問をされるが「ほとんど的外れ」な質問で、的外れだという言うことを納得させるまでが大変。 そしてほとんど相続税が出るほどの財産などないので、ただ働きになる。 税務処理でなく会計処理(帳簿付け)が主な仕事 (2)税理士と公認会計士の差 公認会計士は「会計」の専門家。 法人税を中心とした税知識がないと、会計処理ができないので税法にも詳しい。 税理士は「税法」の専門家。 簿記会計の知識は不可欠であるが、税法により多くの知識を持つ。 税務調査に立ち会うことができる。 公認会計士と税理士を資格として比べると、公認会計士は登録で税理士ができることから、税理士の方がランクが下と見る傾向がある。 実際にはどちらの試験が難しいかという事はなく、受験期間が長丁場になることを理由に税理士試験の方が難関だという意見もある。 税理士会では、公認会計士や弁護士が登録だけで税理士開業できる点を改正すべきだという意見もある。 以上、そういい切るのは乱暴だという意見もあるでしょうが、簡潔に述べてみました。
- Little Ram(@LittleRamb)
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将来の目標が決まっていて、素晴らしいですね。感動しましたw 私は大学時代でも自分は何がしたいのかわかりませんでしたので... さて、税理士(国家資格)ですが、なかなかレベルは高いので、早い時期から取得に向けて準備されるのがよろしいかと思います。なにせ、若い頃は記憶力がいいですから。 独学では受かりませんので、定評のあるスクールで税理士講座を受けることになると思いますが、税理士受験資格がまだないと思いますので、まずは簿記3級から1級まで取得していきましょう(簿記1級で税理士受験資格が与えられます) 大学に進学されるのでしたら、昼間は大学生として勉強し、簿記受験の時期は平日夕方からスクールに通うなどしてはどうでしょうか?そして、税理士講座に進まれたら、土日にスクールで税法を勉強するのです。簿記1級は、税理士試験の簿記論・財務諸表論の2科目に重なる部分があると思いますので、徹底して勉強すると税法に進んだ時、この2科目については比較的容易く合格できると思います。 後は残りの3科目ですが、一番の難関が法人税です。しかし、これをスルーするのは、どうかと思いますので、地獄を見るかもしれませんが、がんばってください。そういう意味でも、早めに勉強するのがよいのです(社会人になって仕事しながらだと、かなりキツイでしょうし) 所得税・消費税・相続税...どれを選択されるかはわかりませんが、この辺りですと、税法は楽しいですよ(無味乾燥じゃないって意味です) 税理士取得したら(する前でも)、まずは会計事務所に勤務して、実務を勉強して下さい。実際の顧客の帳簿を監査して、試算・決算・申告までやります。担当も何十件も持たされますので大変ですが、その頃には既にかなり勉強されているはずですので、やりがいがあると思います。 そうやって、顧客とのやり取りやアドバイスをしていき、自分に力が付いて独立したいと思ったら事務所を構えて独立されるのもよいでしょう。ただ、独立したら、顧客は自分で探さなくてはいけませんので、そういう苦労はあります。ただ、会計事務所の仕事や税理士同士の人脈で やりようによっては自力でいくらでもがんばれると思います。また、収入に不安なら一般企業の税務部門で働くのも一つの生き方です。 商店街は個人商売の方が多いと思いますので、実務としてはそれ程勉強にはなりませんし、報酬も少ないと思います(軽んじるということではありません)できれば、それなりの中小企業をメインにされると力は付きます。あと、FPなどの資格も取ると、いいかもしれません。英語もマスターして、米国税理士も取るのも面白いかも。 自分のやる気で、どんどん世界は広がりますね。頑張ってください。 公認会計士との違いは割愛しますが、会計士で税理士の実務をトコトン知っている人はどれぐらいいるのでしょうか? 若いって素晴らしいなぁ....
こんにちは。 以前税理士事務所で補助業務をしていたことがあります。 1.税理士事務所の規模にもよると思います。 私がいた税理士事務所は規模が大きかったので、税理士の 先生は、ひたすら無資格の職員が作成した申告書類をチェッ クして印鑑を押して、委任状に名前を連ねていらっしゃるだ けでした。 関与先に税務調査が入ったときは立ち会ってらっしゃいまし たよ。 ご自分で担当を持ってお客さんと接するというのはあまり 無かったみたいで、ひたすら流れ作業のようにチェック→ 印鑑を押す という感じでされていたみたいです。 経理資料を細かく精査する時間はなく、職員が作成した申告 書類に明らかな不備がないかどうかのチェックをされてまし たが、適当にやる職員もいたので、もし何かあったらチェック した税理士が責任を取ることになってました。 大きい事務所だと、上場企業の子会社の税務もたまーにあり ましたよ。もちろん個人商店とか、小さな会社が主なんです けど。 規模の小さい税理士事務所だと、税理士さんが関与先に直接 出向いて資料をもらって来るんだと思います。月次の記帳 (パソコンに仕訳を入力したり)は税理士さんがやるわけじゃ なくて、パートの人に任せることが多いのではないかと思い ます。小さい事務所の税理士さんはご自分で決算とか申告書 類とかやるんだと思います。2月・3月は関与先の会社の社 長さんとか役員さんとかの確定申告でてんやわんやです。 それは大きな事務所でも同じなんですけど。 小さな事務所だと、質問者さんがおっしゃっているような商店 街にあるような小さなお店とか個人病院・小規模な会社が関与 先です。 今は記帳代行なら税理士事務所じゃなくてもできるようになって いるし、税理士の報酬も自由に決めてよくなったので、競争が激 しいみたいです。 また、不況で関与先が倒産したり、記帳料や税理士報酬の不払い が増えたりで、税理士事務所の経営も大変みたいですよ。 「お金がないから払えない」と言いながら支払いを後回しにして くる会社もありました。事務所は通帳の動きを知っているので、 支払いを後回しにされていることも知ってるんですけどね。税理 士事務所を税務署と同じようなものだと勘違いされている(お金 を払わなくても面倒を見てくれると思っている)関与先もありま した。 ですので、私がいた事務所では「お金にならない仕事」はしない ように言われていました。そういうことは事務所の経営方針にも よるのだと思います。 だから私がいた税理士事務所では、コスト削減のために無資格の 職員はおろか、研修なしの単価の安いパートに丸投げということ もありましたし、経営コンサルタント的なことや労務管理など手 広くやってました。(別会社もいくつかありました) そうやって生き残りを図らないと、どんどん淘汰されていく世界 なんだと思います。 小さな税理士事務所が突然潰れて、そこの職員の人が何人か顧客 を手土産に入社してきたこともありました。 質問者さんが地元の商店街のために…と思われていても、その商 店街がすたれていってお店がどんどん潰れていっては、事務所も 顧客を失うので厳しくなるなるでしょうね。不況の影響も出やす いと思います。 それに税理士さんといえどもお給料もピンからキリまであります し、資格をとって開業するにしてもある程度どこかの事務所で修 行を積まないといけないので、寝る暇も無いほど忙しいのに実入 りが少ない人もいると思います。でも何かあったら賠償責任を負 うことになるんですよね。(そのための保険もあるみたいですが) それにお金がからむことなので、人のエゴが見えやすい職業だと 思います。税金をきちんと払いたくない人が、不正を要求してく ることもあるみたいです。事務所の経営のためには、そういうお 客さんともうまくやっていかないといけないので、「税理士は サービス業だ」とおっしゃる方もいます。 私の知り合いの税理士さんは、高校生の頃から税理士を志して、 大学も経済学部に行き何科目か取得し、卒業後に税理士事務所 で修行を積みながら、残りの科目を取得して税理士になりまし た。その人は持病を持っていましたが、担当の企業をどんどん 増やされて倒れてしまって、入院生活を余儀なくされながらも、 税理士試験に受かったという努力の人でした。 しかし、税理士資格を取得した途端、関与先の担当から外され て別の業務に異動になってしまいました。 恐らく、その人が顧客を連れて独立するのではないかとの事務 所側の危惧からだと思います。 もちろん、職員が資格取得のための勉強に専念できるように配 慮してくれる寛大な税理士事務所もあります。 税理士事務所は横の繋がりが強いし業界が閉鎖的なので、いった ん事務所を辞めると、辞めた理由によってはなかなか他の事務所 で雇ってもらえないことがあると聞きました。ですから、修行す るときにどういう事務所を選ぶかはすごく重要だと思います。 頑張って下さい。
- ben0514
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元無資格補助者です。 1 商店街には、個人商店・会社組織などがあるでしょう。商売にかかわる記帳代行業務や税務申告業務を行うことがメインとなるでしょう。 その他に、事業における世代交代などで相続業務や相続対策なども行うでしょうね。 2 税理士は税務と会計のプロ、公認会計士は監査・財務のプロです。 会計士はその試験内容・職務内容・資格の経緯などから無試験で税理士となる資格が得られますが、会計士資格だけでの税理士業務は出来ません。会計士資格などを元に税理士登録が必要なのです。 会計士の本来の主軸の業務は、監査業務です。法定監査は公認会計士のみに許された独占業務です。ですので、通常会計士が独立開業した場合には、監査や会計業務などだけでは稼げないですから、税理士登録を行い、税理士業務をメインに行うのが一般的でしょう。 資格や試験の優劣では、公認会計士>税理士と言われることが多いですが、その業務内容はまったく異なることを忘れないでほしいですね。 ちなみに、公認会計士は税理士以外に行政書士登録も無試験で行うことも出来ますし、会計士資格による社会保険労務士や司法書士業務などの一部を行うことも出来ます。税理士は、無試験で行政書士登録ができる以外に、あくまでも付随業務で社会保険業務の一部の書類作成が可能なようですね。 今後は、公認会計士や弁護士の制度が変わりつつあり、資格者が増えることでしょう。会計士や弁護士の業務で稼げない人の一部が、税理士登録を考えるかもしれませんね。税理士業務は、他の資格とは異なり、税理士の監督の下であれば、無資格者に大部分の業務を行わせることも出来ますしね。