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共分散構造分析の結果解釈
3つの変数(A・B・C)の因果関係について、次のような仮説を立てたとします。 A->B A->C B->C 共分散構造分析の結果、有意なパスとそうでないパスが見つかると思うのですが それらをどのように解釈したらよいのか分からず、困っています。 ■パターン1 A->B 有意でない A->C 有意 B->C 有意 これなら分かります! 「A・B共にCに有意な効果を与えるが、AとBの間には有意な因果関係はない」 ということですよね。 分からないのは、次のパターン2・3です。 ■パターン2 A->B 有意 A->C 有意でない B->C 有意 これが一番分かりません。 [A->B->C]の3段論法のようなイメージで理解しているのですが、 [A->Cは有意でない]となるのはどういうことでしょうか・・・ ■パターン3 A->B 有意 A->C 有意 B->C 有意でない お願いがあるのですが、身近な例に置き換えて説明していただけますか? 例えばパターン1であれば 「お金持ちであるほど(A)女性にモテる(C)。 また、イケメンであるほど(B)女性にモテる(C)。 しかし、お金持ちであるほどイケメンとは限らない」 というように。 ひどい例で本当にごめんなさい。 ただ、世俗的な例に置き換えないと、どうしてもシックリ納得できないのです。 よろしくお願いします。
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まずパス図をモデル式で書き直して考えてみることです。A, B, Cがいずれも連続型である場合: B = A C = A C = B という単回帰モデルの集まりであることが分かるでしょう? 「これが一番分かりません」といっているパターン2について、Aを年収、Bを容姿の評価点、Cを女性からの評価点とでもしましょう(女性からの評価が高ければモテるということで)。 とすると、この場合の解釈は「年収が高い男性は容姿も良い。年収自体は女性からの評価を高くしないが、容姿が評価に高く影響する。したがって、モテるかどうかは容姿が重要であって、年収は直接的な影響を及ぼさない。しかし、年収は間接的に女性からの評価に影響すると考えられる。」というようなことですね。 また、そもそもこれは C = A + B という重回帰モデルが含まれているのです。最初からパス図のみを見て考えると難しいので、そのパス図にはどのような単純なモデルが含まれているか、ということを考えましょう。