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伊勢物語 中世 地方の生活
宜しくお願いします。 先の質問と同じ、伊勢物語の あづさ弓 の章に関わることです。 この話の主人公二人の生活背景がどうなのか気になっています。 この二人は農民なのでしょうか。農民が宮仕えなどできたのでしょうか。農民に和歌の素養がどの程度あったのでしょうか。 もし農民でなかったとすると、どういう身分・生活形態の男女だったと想像できるのでしょうか。 中世に詳しい方、是非教えて下さい。
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「宮仕え」は、文字通り宮中に仕える場合のほかに、人の家に召使いとして仕える場合も言います。 この男がどちらなのかはっきりしませんが、いずれにしても、わりと下層の貴族か、いわゆる中間階層の人間というあたりじゃないでしょうか。 『今昔物語集』などの説話の中には、木こりや狩人、貧しい農民なんかが歌を詠む場面なんかもちらほら出てくることがあり、こうした階層の人が歌を詠むというのも、稀かもしれませんがまったくありえない話というわけでもなかったようです。 ただ、『伊勢物語』がほぼ全編にわたって在原業平らしき風流人をモデルとしているらしいことを考えると、この男も片田舎に落ちぶれていた没落貴族、というあたりの設定が妥当な気もします。
補足
ありがとうございます! そうですよね・・・ こういう話って深く考えると謎が多くて困りますよね^^ やっぱり詳しい人がいてくれると助かります ありがとうございます!