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意味論的転回とは
「意味論的転回」という本をチラッと読んでみると、内容てんこ盛りなんですが、何か説明書を読んでいるような印象です。 この気持ちの原因はなんでしょうか? 読まれたことある方は違和感はなかったですか? あと、意味論的転回とはどういう意味でしょうか?
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おそらく、もとねたは、Gレイコフでしょう。(コンセプトを造形・表現という形で芸術一般で解釈したということ) コンピュータ言語は、言語といえるのかが出発点。 私の意見では、そういえます。 この派閥の人たちは、(コンピュータ言語のエキスパートも含め) 人間学的意義付けの文脈上、伝統的言語を過大評価している人たちです。(日本風に言えば、民俗学こそ学問と思っている人たち。象牙の塔の中に住む人たちの解釈学です。) 表題中の転回は、カント的「転回」の意を(日本人受けするように)都合よく擬似・類似用語として使っているだけですが… このようなやりかた=元ねたをあえて掲げない「権威の利用」が、具体的に暗示しているように、問題点としてあげるべきことは、「ウケ狙い」が大まかな流れであり、 「締め切りとぉプロジェクトとぉスポンサーはぁ大切にね」という売名・不徳がその社会的背景となっています。 手法としては歴史的/現象学的解釈学・(日本においても、文学部的思考をする烏合の衆にこれ「モドキ」の方が多いようですが)、やりかたとしては、語源論とにたやり方です。 アメリカでは、(現実に生きるマ人間と接点のない)厭世的変人によるanthoropology が長生きしすぎたので、モラルが腐ったということもお忘れなきよう。今その膿が世界中を汚していますよね。 たとえば、 「おおかみ」は「おおいなるかみ」からきた言葉とか、究極のメタファーとは何かとか、そういえばそうかもしれないが、「何の意味がある」のという世界。 まねはまね+ヘリクツはヘリクツと区別の出来ない人の頭の中は説明的構造になっています。 いずれにしても、その無意味な(機能を軽視し乱用していくという表現の)世界を「意味論」としてくくると説明的にならざるを得ません。説明的というのは、「へーだから何よ…いったい何が言いたいの?」という感想の社交的形態なのです。人間の解釈が意味を生むという軽薄な立場。悪く言えば独善相対論の世界観です。
お礼
回答ありがとございます。 >「おおかみ」は「おおいなるかみ」からきた言葉とか、究極のメタファーとは何かとか、そういえばそうかもしれないが、「何の意味がある」のという世界。 確かに、「おおかみ」と呼ぶ背後にある抽象的本質が示されてない(というかそこにあまり関心が無い?)まま説明だけは進むような感じですね。 ただ、こちらが既に本質を掴んだ状態で説明を読むとよく纏まってるなと感じます。「アレの応用ね!」という風に。 的確な回答をいただきスッキリしました。