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必要条件と「逆に、このとき…」
lim x→-1 (x^3 + ax + b)/(x+1) =2 この等式が成り立つように定数a,bの値を定めよ。 のような、必要条件 lim x→c f(x)/g(x) =d かつ lim x→c g(x) =0 ならば、 lim x→c f(x) =0 を用いる問題で、 「体系数学」という教科書には、 「逆に、このとき…」という記述が必要だと書いていましたが、 青チャートには、 必要条件(b=a+1)を使って実際に極限を計算して、 =2となるように求めたa,bは、 与えられた等式が成り立つための必要十分条件であるから、 「逆に、このとき…」の記述は必要ないと書かれていました。 どちらが正しいのでしょうか?
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基本的には、十分条件の確認は必要。 一般論として、他の趣の異なる問題で、明らかに必要十分条件である場合は許されるとして。。。。 >青チャートには、必要条件(b=a+1)を使って実際に極限を計算して、=2となるように求めたa,bは、与えられた等式が成り立つための必要十分条件であるから、「逆に、このとき…」の記述は必要ないと書かれていました。 チャートの解を質問者の文面通りに解釈する。 この種の問題で、必要条件として求めたものが、十分条件でもある事は経験的に知っているが、チャートのように済ませるなら、論証が必要。 (その場合、その論証が十分条件の確認になってしまう) それが出来るなら、チャートの解でも許されるだろう。 ただ“必要十分条件である”と書いただけなら、入試で減点の可能性はある。 必要条件として求めて十分条件でもある事を確認した答案と、論証もなしに必要十分条件であると書いた答案と2種類の答案が出てきたら、採点官が2つの答案に、差をつけても不思議ではない。 チャートは所詮は参考書、教科書ではない。
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- arrysthmia
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その、青チャートの解答例は、 lim (x~3+ax+b)/(x+1) が収束するために、 lim (x~3+ax+b) = 0 が必要である。 よって、-1-a+b = 0。 逆にこのとき、lim (x~3+ax+b)/(x+1) は収束して、 極限の値は a+1。これが、= 2 であるために… という流れだろうと思います。 このスタイルでは、必要条件 b = a+1 を 導いた直後に、すぐ、十分性を確認していますから、 末尾に再度確認する必要は無いのです。 体系数学とは、「逆に」の位置が違うだけです。