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分解反応 速度論
Aの二次反応では、 A + B → P であり、Aの濃度[A]の消失速度は -d[A]/dt = k[A][B] Aの二次分解反応では、 2A→P であり、Aの消失速度 -d[A]/dt = 2k[A]^(2) であると思ったのですが、 教科書などでは -d[A]/dt = k[A]^(2) となっていました。私が考えた方はどうして間違っているのでしょうか? Aの二次分解だからといって,2A→Pになるとは限らず、A→Pで二次反応がおこるという事でしょうか?もし、そうであるなら2A→Pも二次反応であると思うのですが、どのような反応なのでしょうか? 詳しく教えてください。よろしくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。No.2です。私のNo.2の回答には間違いがありました。申し訳ございません。 というのは、反応速度Rは R = k[A]^(2) で良いのですが、このタイプの反応では R = (1/2)×-d[A]/dt となります。反応速度は「Aの減少速度の半分」ということです。私はこの基本的なことを、うっかり失念しておりました。したがって、 -d[A]/dt = 2k[A]^(2) が正解です。確かにそうですよね、反応によって2分子のAが消失するのですから。このことが記載されている専門書としては、「化学動力学」佐藤伸著、東京化学同人などが挙げられます。 最後になりましたが、私に誤りを気付かせてくださったtom11様には大変感謝いたします。
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- tom11
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こんにちは、 学校で習うこと、、ホームページなっているかと思い 検索してみました。 http://www.chem.gunma-u.ac.jp/~mr4/members/horiuchi/sokudoron-kousiki.pdf ここにも、同様な意見があります。
お礼
回答ありがとうございます。goodな添付もありがとうございます。
- tom11
- ベストアンサー率53% (134/251)
こんにちは、 私的には、質問者と、同じような意見になるのですが、 私自身も、間違っているのかな?? aA+bB=cC+dD の反応において、反応速度式 r=k[a]^a*[b]^bになり、 r=-ra/a=-rb/b=rc/c=rd/d=k[a]^a*[b]^bが成立することになって いると思います。 よって、 ra=-a*r=-a*k[a]^a*[b]^b ra=d[A]/dt=-a*k[a]^a*[b]^bになるので、 今回のような、 2A=p の場合、rは確かにr=k[A]^2ですが。 ra=-2*r=-2*k[a]^2=d[A]/dt で、質問者と同じような意見になってしまったのですが。 不思議ですね。
- matumotok
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こんにちは。 A+B→Pのとき、Aの濃度[A]の消失速度は -d[A]/dt = k[A][B]であることをご理解いただけているのであれば、BをAに置き換えてみてください。すなわち、 A+A→P です。これは、早い話が 2A→P ですね。であれば、速度式は[B]を[A]に置き換えた -d[A]/dt = k[A][A] = k[A]^(2)となるはずです。いかがでしょうか?
- jamf0421
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>-d[A]/dt = 2k[A]^(2) とかいておられますが、どうしてkとかかないで2kにする必要があるのですか。どんな差があるのでしょう。kは観測値ではないのですか?
お礼
回答ありがとうございます。多少混乱しましたが、分かりました。