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ケプラーの第2法則の「面積速度」について

楕円軌道上を運動する衛星について、 地球の重心までの距離をr 速さをv 地球と衛星を結ぶ線分と速度のなす角度をθとすると、 面積速度は 1/2rvsinθ となるそうなのですが、 これって、2辺の長さがr,v、 その2辺がはさむ角がθの三角形の面積の式ですよね? でも、衛星は直線ではなく曲線上を進むから、 面積速度はこの式と(ほとんど同じだとしても)違う値が出るのではないでしょうか。 なぜ 1/2rvsinθ という式になるのか教えてください。

みんなの回答

  • htms42
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回答No.5

#3です。 ちょっと早とちりでしたね。 >地球と衛星を結ぶ線分と速度のなす角度をθとすると、 と書いてありますね。 ケプラーの第二法則と面積速度一定ということで軌道を表す角度をθとするという方向に頭が行ってしまいました。 (1/2)rvが面積速度であると言うことからはすぐに言うことが出来ます。(面積速度一定は運動方程式が必要です。) 短い時間tを考えれば衛星は時間tの間にvの方向に距離vt移動します。地球の中心の距離はrからr’に変わります。 3辺の長さがr、r’、vtの三角形が出来ます。 (1/2)rvtsinθです。(rを底辺と見たときの高さがvtsinθです。) これはt秒間の面積変化ですから面積の変化率は (1/2)rvsinθです。 これが#3に書いた(1/2)r^2ωに等しいと言うのはvを成分表示してみればわかります。() Vr=dr/dt、V⊥=rω ですからr↑×V↑=r^2ωになります。 ベクトル積を使うような立場であれば面積速度一定というような表現ではなくて角運動量一定という表現になるでしょう。 中心力の場合であればr↑×F↑=0から出てきます。

回答No.4

>面積速度は 1/2rvsinθ となるそうなのですが、 間違いやすい書き方ですけど、dS/dt=(1/2)r v sinθ ですね。 ベクトルで書けば外積を使ってdS↑/dt=(1/2)r↑ ×v↑ 。 これであってますよ。 >なぜ 1/2rvsinθ という式になるのか教えてください。 これが微分の考えたかというものです。 角速度ωの等速円運動の場合なら計算が簡単なので(θ=π/2)、 1. 角速度ωで円弧に沿ってΔt秒移動した時の扇形の面積 と 2. 円周の接線方向に速さvで移動した時の三角形の面積(角度変化はωΔt) を計算してみてください。 2ではtan(ωΔt)が出てくると思うので、Δtが十分に小さいとしてこれを展開してΔS/Δtを計算し、Δt→0の極限をとってください。1と2が一致します。

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.3

>面積速度は 1/2rvsinθ となるそうなのですが、 これは面積速度の式ではありません。 こういう式はありません。 二次元(x、y)座標を(r、θ)座標に変換したとします。 x=rcosθ、y=rsinθ です。 Vx=dx/dt、Vy=dy/dt Ax=d^2x/dt^2、Ay=d^2y/dt^2 を計算すると Vr=dr/dt、 Vθ=rdθ/dt、 Ar=d^2r/dt^2-r(dθ/dt)^2 Aθ=2dr/dtd/dt+rd^2θ/dt^2 であることがわかります。 運動方程式は Fr=mAr Fθ=mAθ です。 力が中心力である場合にはFθ=0です。これより 0=2dr/dtdθ/dt+rd^2θ/dt^2 両辺にrをかけます。 0=(2rdr/dt)dθ/dt+r^2d^2θ/dt^2  =(d/dt)(r^2dθ/dt) ∴r^2dθ/dt=一定 ω=dθ/dtと置けば r^2ω=一定です。 1/2をつけてからrω=vとすると r^2ω/2=rv/2=一定=k になります。これが面積速度一定という式です。 (rvsinθ/2という式は出てきません。) 時間tの間に動く面積はこれに時間をかけたものになります。 ΔS=kt です。 (面積=∫(面積速度)dt です。 一定のものを積分するのですから 面積=(面積速度)×(時間)になるのは当然です。時間が長いか短いかは関係がありません。) 面積速度は一定であってもr、ωは一定ではありません。 時間tが短くてr、ωが一定とみなせる範囲ではωt=Δθですから ΔS=r^2Δθ/2です。 角度が小さい時はsinΔθ≒ΔθですからΔSは扇形の面積であるということがわかるのです。(面積速度と言う名前がはここから来ています。) 面積速度の式rv/2は瞬間値です。これが一定であれば時間Tの間に出来る扇形の面積はr、vが変化しても一定です。 太陽の周りの地球の運動で言うと1日に動く面積で考えれば夏でも冬でも同じです。1週間で考えても同じです。

  • SortaNerd
  • ベストアンサー率43% (1185/2748)
回答No.2

いいえ、この式は厳密に正しいです。 誤解の原因は面積速度と面積を混同していることです。 面積速度「1/2・rv・sinθ」の次元を見てみると、「距離×速度」です。 面積の次元は「距離×距離」ですから、この2つは全く別の概念です。 (※次元→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F#.E9.87.8F.E3.81.AE.E6.BC.94.E7.AE.97.E3.81.A8.E6.AC.A1.E5.85.83 ) 2辺の長さがr,v、角がθの三角形というのはあくまでこの面積速度を図示するためのものです。現実世界に「vの長さの辺」は存在しません。 無意識のうちにvにある時間を掛けた距離を見ているのでしょう。 つまり >衛星は直線ではなく曲線上を進むから、 >面積速度はこの式と違う値が出る ここですが、 ここであなたが面積速度だと思っているのは、衛星が現在いる位置からある時間だけ運動した時に衛星が掃く面積です。 面積速度というのは衛星が位置に応じて持つものであり、そこに動きは存在しません。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.1

楕円とはいってもほとんど円です また半径と比べて十分に小さい弧を考えれば三角形とみなしうるのです こういう粋な計らいは数学のあちこちに見られます dxなんてのもそうですね

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