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宇宙(軌道)エレベータ推進派の横に寝ないわけ

宇宙(軌道)エレベータ推進派はなぜ学者の書いた論文「軌道エレベーター不可能説」に明白にされた事実を無視するのだろうか。理由を知りたい。 石原藤夫金子隆一らは著書のなかで「だから、軌道エレベーターを横にしたりバラバラにしたりするような、・・ちからは、はたらかない」としているが、彼らの主張は当を得た答えや理由にはなり得ないと私は考える。  かれらは鉛直方向に働く力があると宇宙(軌道)エレベータが寝ることにならないと考えるらしい。 彼らの主張するように鉛直方向に宇宙(軌道)エレベータの長軸両端間に力が働いたとしても、宇宙(軌道)エレベータは寝てしまうのである。 もし柔軟な材からできた直方体の長軸末端に引っ張りの力が働けば、模型ゴム動力飛行機の延びたゴム糸が重力で垂れたがように、宇宙(軌道)エレベータの形状を曲げてしまう。曲がりができれば、宇宙(軌道)エレベータが大なり小なり寝たということである。  衛星の物理上の原理では衛星となって公転すると軌道高度によって、衛星の角速度が高高度ほど遅い角速度の関数が得られる。 そして宇宙(軌道)エレベータの形状の長軸構造は繊維の連結した縄のようだ。したがって縄の各部を切り分ければ、高度の異なる多数の衛星とみなせる構造物である。  もし建設当初の時点で鉛直に長軸の向いた宇宙(軌道)エレベータの形状が完成しても、このようなわけで、時間の経過とともに、公転する軌道高度によって、衛星の角速度が高高度ほど遅い角速度の関数原理だから宇宙(軌道)エレベータは横に寝てしまうに違いない。 宇宙(軌道)エレベータの完成後、時間経過に従い各高度の部材は角速度の違いから時間に比例して鉛直軸から離れていく。宇宙(軌道)エレベータを縄のようになぞらえて、縄の両端を引っ張り張力を与えたとしても、縄は電柱間に張り渡された電線が重力で一様に一定の力が懸けられたとき懸垂架曲線を描くようになる。この懸垂架曲線は凧揚げの凧糸にも模型飛行機のゴム動力にも姿を現す。 ただし宇宙(軌道)エレベータに作用する力では一定の力ではない。高度と時間という人為から乖離した条件に定まる。 したがって宇宙(軌道)エレベータは高度と経過時間に比例した角を与える原理から曲線を描いて鉛直軸から離れていく。時間を増すほど、宇宙(軌道)エレベータの建設計画形状と異なる曲線へと変化する。  論文では「軌道エレベーター不可能説」として宇宙(軌道)エレベータが鉛直に長い形状にできない事が明白なそうだ。素直に受け入れるべき真理だ。  それなのになぜ宇宙(軌道)エレベータ推進派は学理に疎い素人のくせに、間違った考えを続けるのだろうか。 宇宙(軌道)エレベータ推進派の「軌道エレベーター石原藤夫金子隆一49ページから50ページまでの抜粋」を以下に引用する。   「(5)横に寝てしまわないだろうか? ・・軌道エレベーターは横に寝てしまわないのか?というまことにもっともな疑問である。一般に人工衛星が地球を周回する周期は、高度が低いほど小さい(短時間に1周する意)。・・・つまり衛星が空を走る速度(角速度)は、低高度ほど大きいのだ。だとすると、図・・のように、軌道エレベーターの低い部分は速く動こうとし、高い部分は遅く動こうとし、、したがってエレベーター全体は横に寝てしまうか、またはバラバラになってしまうか、するのではないだろうか。ちょっと考えると、そうなりそうにも思える。事実、そういう論文を発表して、「軌道エレベーター不可能説」を唱えた人もいる。  しかし、軌道エレベーターに作用する力をよく考えてみると、真の意味での引力は、地球の重力場による式・・のちからのみであり、それは当然、つねに地球の重心の方角を向いている。  また、周回していることによって軌道エレベーターの内部にあらわれる見かけの力である式・・の遠心力は、地球重心と反対の向きのみを向いている。軌道エレベーターに作用する力、または軌道エレベーター内に静止している物体にはたらく力は、この2つの力の和だから、その向きは、とうぜん、地球半径方向―つまりは最初に想定したケーブルの軸の方向―のみである。 だから、軌道エレベーターを横にしたりバラバラにしたりするような、・・ちからは、はたらかないのである。 この疑問は、軌道エレベーターを初めて知った人の多くがいだくもので、一種の力学クイズみたいな問題なのである。軌道エレベーター石原藤夫金子隆一49ページから50ページまでの抜粋」  さらに宇宙(軌道)エレベータ不可能説には付け加えがある。  2つ目の不可能は鉛直に伸ばす力の存在がないことである。  衛星となっている事から鉛直に働く力は作用点ごとに高高度方向と地球中心方向が一対となって、それらはすでに釣り合っている。余分な力はない。一つの力が二重に作用するはずもない。  したがって宇宙(軌道)エレベータの両端を鉛直に伸ばす力は存在しない。  余分な力が存在していれば、宇宙船内に浮いた直方体の全ては鉛直に長軸を向けなければいけない。しかしそんな現象はお目にかかれない。  宇宙(軌道)エレベータの両端を鉛直に伸ばす力が存在しないので宇宙(軌道)エレベータは不可能である。  3つ目の不可能説に付け加えもある。  宇宙(軌道)エレベータのアンカーを高高度に運ぶ時、鉛直に直線で運ぶことができない。したがって、その軌跡上にテザーが張られるので、テザーは曲線を描き鉛直線上に並べられない。  なぜなら衛星の軌道は高度を上げるとき、衛星の進行速度を減少させる。高度は時間をかけてついには高度がます。高度を上げるまで時間がかかる。そして鉛直軸よりも進行速度を減少させた時点で宇宙(軌道)エレベータの鉛直計画線から離れてしまう。衛星が静止するには赤道周と同じ面内を周回すること、真円に近い軌道である必要がある。ところが衛星が高度を上げるとき真円度を減少させ、楕円軌道をたどって、以前の高度よりも高い頭上に表れるが、楕円軌道であるがゆえに速度も変動を続け、角速度も変動を続け、決して静止状態にはならない。テザーは楕円軌道上に曲線となって張られる。  したがって、この3つめの理由からも宇宙(軌道)エレベータは不可能である。  

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noname#221368
noname#221368
回答No.4

 #3です。 >ないものを探し出す力はない。そして正当な論文があるというつまらない当たり前の話でもあるので興味も低く、それを受け入れない人がつまずき失敗しそうだからと言って、助けるための時間をかけたくもない。著者に責をとってもらうしかありません。  冷たくあざ笑ってみているほどの知らんぷりでもないので、お節介します。  かん違いしないで下さいね。  軌道エレベーターが不可能である根拠として、名前もわからない論文をあげたのはあなたですよ。論文名,論文著者名,出版元,論文内容を確認するのは、あなたの責任です。論文である限り、必ずどこかに存在します。「ないものを探し出す力はない」は理由になりません。「正当な論文があるというつまらない当たり前の話」も理由になりません。  現状では、そういう論文があるだろうという事実だけで(個人的には石原さんがそう言うんだから、それは信じる)、本当に学者が書いたのか?、正当なのか?、かさえ定かではありません。素人にだって論文は出せます。  石原さんの責任は無関係。石原さんは持論の根拠としてその論文を用いていないので、石原さんに責はない。ただ訊くことはできる。だから訊いて下さい、あなたが。  もしそうしないというのであれば、「あなたの考える学理に疎い素人である石原さんや金子さん」と、やってる事が同程度です。 >天空の星々、惑星、太陽の運行が人の運命には結びつかず、星占へ結びつけるのは不当で、星占いとはまやかしであると誰しも知っています。 >さらに天文学で天空天体の観察から確かめられたことは、天体星座表に時刻と季節が刻まれているように、天文は時刻そのものを表すことです。 >このように天文にはまやかしの星占いと、真実の時刻があります。ところがここにあなたはまやかしごとの新種を加えようとしています。  次回から呪文はやめて下さいね。カッタルイだけだから。しかし次もほとんど呪文にしか聞こえなかった。 >ところで衛星も天空の位置から、時計の針が時刻を指し示すように、方位の変遷に当然時刻そのものを表します。すなわち高度の異なる衛星があれば、それぞれが衛星の高度によって天空に時刻を刻みます。・・・中略・・・地上から見ているとテザーが地球に巻き付いていく様子を見ることになります。  ここでの肝は、高度と方位によって局所時間が違う。これで良いですか?。以下は、それで良いとした場合です。  厳密には高度と方位によって局所時間は違いますが、違いは非常に微小である事が知られていますし、実証されてもいます。ニュートン力学が使えないくらい局所時間に差があれば、あんなに簡単にヒマワリを衛星軌道に投入できないし、国際宇宙ステーションにだって行けません。  言う事はいっしょです。ニュートン力学が使えないくらい局所時間に差がある事の根拠を示して下さい。ちなみに先の論文だって、さすがに上記の抜粋を根拠にしてるとは思えませんが。  あなたはテザーの先のゴンドラ(#3のm1)とバラスト(#3のm2)が自由落下してると誤解している気がするんですが、違いますか?。だから#3を書きました。

masaban
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。  もうすぐテザーがどのように働くか実験が宇宙で行われます。それを注目しましょう。「宇宙ごみ、電線使い除去 JAXA 補給機利用、秋に実験」http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016063002000263.html 東京新聞記事2016年6月30日 夕刊 「宇宙ごみ、電線で落とせ…種子島打ち上げの無人補給機使い JAXA秋にも実験」2016.6.30 11:30 産経WEST http://www.sankei.com/west/news/160630/wst1606300031-n1.html  もしテザーにより宇宙デブリという宇宙のごみが片付ける実験が成功すれば、宇宙(軌道)エレベータの失敗が同時に決定できます。なぜなら宇宙(軌道)エレベータのテザーはごみ片付け用と同じ導電性素材だからです。  そうなると宇宙(軌道)エレベータはデブリと同じ道をたどり墜落するからです。  テザーの姿勢と延び形状が時間を追ってどのような状態か、それもその実験でよく観察すれば明確になるでしょう。 Q>・・天体星座表に時刻と季節が刻まれているように、天文は時刻そのものを表すことです。・・衛星も天空の位置から、時計の針が時刻を指し示すように、方位の変遷に当然時刻そのものを表します。すなわち高度の異なる衛星があれば、それぞれが衛星の高度によって天空に時刻を刻みます。・・・中略・・・地上から見ているとテザーが地球に巻き付いていく様子を見ることになります。 A> ここでの肝は、高度と方位によって局所時間が違う。これで良いですか?。 新Q>ご回答者は(株)渡辺教具製作所の「星座早見」という製品か、本屋で購入できる天文ガイド版「星座早見」ISBN4-416-28505-1という製品をご覧になったり使ったことがないようですね。  これを使ったことなくとも、プラネタリウムには行ったことがあるでしょう。ありませんか?最初に季節と時間が星空や星座を回転させ東西南北との関係の変遷を演じて見せてくれていませんか。ご回答者は見ても身につかないのですね。  静止衛星以外は時刻を刻みながら大きく天空を移動します。静止衛星だけは特定の条件時に、移動せず、静止衛星は赤道上空、天空の一点にとどまる可能性があるのです。静止衛星は星座早見の赤道線上1点にどの時刻でも不変です。その静止衛星の座標で高度の異なる衛星があれば、星座早見の静止衛星の周囲を囲み時刻を刻んでまわることになります。決して局所時間ではありません。地上のどこから見ても時刻を刻んでまわります。    ところで宇宙(軌道)エレベータはその静止衛星にしたいのでした。  静止衛星には特定の速度、運動方向、高度の3つの条件が必要です。高度は自由ではなく、範囲を選ぶことがならず、たった一点です。そうでないと速度、運動方向もみたせません。  でも宇宙(軌道)エレベータは高度が数万キロメートルに拡がるので特定高度1点ではありません。すると星座早見の静止衛星部分を中心に高度の異なる部材は周囲を囲みまわることになります。  その回転を抑制し静止衛星のふりをさせるとしたら、宇宙(軌道)エレベータの各高度部材には推進装置をつけて、常時能動運転をしないと地上から見た目の静止をしません。常時の推進装置運転には当然莫大な燃料エネルギーを消費します。したがって宇宙(軌道)エレベータは決してエコな装置ではありません。目的はエコな宇宙開発だから、目的を満たせません。  A>・・厳密には高度と方位によって局所時間は違いますが、・・国際宇宙ステーションにだって行けません。 新Q>局所時間では決してありません。プラネタリウムや星座早見で演じているのは、実際の我々の宇宙全体が刻む時間です。星座早見には我々の宇宙全体が刻む時間が見えるのです。 A>・・テザーの先のゴンドラ(#3のm1)とバラスト(#3のm2)が自由落下してると誤解している気がするんですが、違いますか?。だから#3を書きました。 新Q>ならば推進装置を常に噴射しているのですか。ありえない。衛星は慣性で直進運動しています。ただ重力場が曲がっているので直進慣性運動の衛星は地球を周回しています。  すべての慣性運動は仕事をしません。慣性運動からは仕事を取り出せないのです。  もし慣性運動から仕事を取り出せると永久機関が可能ですが、  宇宙(軌道)エレベータは仕事を無尽蔵に取り出せる永久機関ではありません。慣性運動から仕事を取り出せないので永久運動もないから宇宙(軌道)エレベータは永久機関ではないのです。  宇宙(軌道)エレベータの建設派は自分が永久機関信奉者になっていることに気が付かない間抜けな人種ですね。  

noname#221368
noname#221368
回答No.3

 #2です。  とりあえず「軌道エレベーター不可能論文」をさがしてみましたが、みつかりませんでした。ご存じのように現在出てくるのは、「可能論文」ばっかりなので(^^;)。また石原氏,金子氏による同書pp.49~50の記述は、あなたの抜粋通りなら、確かに誤解を招きやすいものだとは思います。  しかし、 >・・・いわゆる宇宙(軌道)エレベータにテザーが絡まる現象が起きます。その現象を説いた論文があると・・・ >・・・論文があると記されているのみで、それ以上の詳細が記載されていないため出典引用元わかりません。本の著者を探し引用をお尋ねください。 は不味いんじゃないですか?。  これでは根拠も示さず論文内容も確認せず、論文だからといって頭から信用しているだけで、軌道エレベータ推進派の言う事を受け売りするだけの「学理に疎い素人」である石原さんや金子さんと、やってる事は変わりませんよ。個人的には、石原さんや金子さんが学理に疎い素人だとは思ってませんが。 >新Q>計算を実際にやっても問題と計算の適用を間違えていれば、計算に何の価値もありません。  これも同じです。なぜ適用が不適切なのかの根拠が必要です。もし軌道エレベーターに対してニュートン力学を適用できないというのであれば、話としては理解できますが、やっぱりその根拠は必要です。  自分は軌道エレベーターに対してもニュートン力学を適用できると思っているので、一番単純化した形でやってみますか。  添付図の質量m0,m1,m2は地球中心からr0,r1,r2の軌道を、地球中心方向へ一直線に並びながら角速度ωで回転しているとします。ただし地球は完全な球形で、m1は自由落下軌道より低高度,m2は自由落下軌道より高高度とし、地球に固定された慣性系で運動方程式を立てますが、m1とm2はケーブルでつながれ(ふにゃふにゃでかまいません)、Tは「m1,m2がケーブルから受ける作用力」です。  「m1,m2がケーブルから受ける作用力」の大きさが等しく向きが逆なのは、作用・反作用の法則です。Mは地球の質量,Gは重力定数。  最初にm0を忘れておきます。m1は自由落下軌道より低高度なので、「重力-T」によってωで回転するという運動方程式を立て、m1は自由落下軌道より高高度なので、「重力+T」によってωで回転するという運動方程式を立てて両者を足せば、(1)が出ます。  与えられた角速度ωに対して、m1,m2,r1,r2が(1)を満たせばm1,m2は、地球中心方向へ一直線に並びながら角速度ωで回転できる、という結果です。Tももちろん、ωで表せます。  次に、ケーブルのどこにm0を挿入しようと、m0は上下に±Tで引っ張られるので、m0は角速度ωの自由落下軌道上にいる必要があります。その条件が(2)です。こうして軌道ステーションであるm0の規模(重さ)は自由である事もわかりますし、自由落下軌道半径もわかります。  もちろんこのm0は、静止軌道上とは限りませんが、それは人間がm0を静止軌道上におきたいだけで、m0,m1,m2が地球中心方向へ一直線に並びながら角速度ωで回転するのは力学的に不可能か?、とは別の話です。  またこの構造は、地に足をつけた土木構造物などと比較すれば、明らかに不安定構造です。従って、地球が完全な球形でない事や密度が一様でない事からくる重力変動とか、月や太陽や他惑星の重力摂動を受け、長年の運用の後には永年変動を起こし、テザーがからまるような事態もあり得る話だとは思います。なので何らかの軌道微修正機構は必要でしょう。  さらにm1をつけるかわりに、ケーブルのm1側の端部を地球中心に固定すれば(回転はする条件で)、2個の石m0,m2をつけた投げ縄をぶんまわしている状態です。これと軌道エレベーターの運動が本質的に異なるとは思えません。  自分はいちおう根拠を示したと考えます。あなたの根拠を示して下さい。

masaban
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ないものを探し出す力はない。そして正当な論文があるというつまらない当たり前の話でもあるので興味も低く、それを受け入れない人がつまずき失敗しそうだからと言って、助けるための時間をかけたくもない。著者に責をとってもらうしかありません。  冷たくあざ笑ってみているほどの知らんぷりでもないので、お節介します。  天空の星々、惑星、太陽の運行が人の運命には結びつかず、星占へ 結びつけるのは不当で、星占いとはまやかしであると誰しも知っています。  さらに天文学で天空天体の観察から確かめられたことは、天体星座表に時刻と季節が刻まれているように、天文は時刻そのものを表すことです。  このように天文にはまやかしの星占いと、真実の時刻があります。ところがここにあなたはまやかしごとの新種を加えようとしています。  ところで衛星も天空の位置から、時計の針が時刻を指し示すように、方位の変遷に当然時刻そのものを表します。  すなわち高度の異なる衛星があれば、それぞれが衛星の高度によって天空に時刻を刻みます。  それが宇宙(軌道)エレベータには不成功の原因となります。宇宙(軌道)エレベータは失敗するのです。  もし宇宙(軌道)エレベータが高度の異なる位置にテザーを伸ばすなら、テザーの中間距離でいくつかの節点を決めて、節がそれぞれに時刻を指し示す様子が観察できるでしょう。  宇宙(軌道)エレベータの静止衛星部が、天空の静止なら、そこから高度が異なるテザーの節点は当然静止せず時刻を天空に正確な時計のように指示します。  テザーの節点はすべて静止軌道と高度が異なるから静止は決してできません。能動的に常に推進器で軌道を運転しない限りテザーの節点は静止できないのです。  したがって宇宙(軌道)エレベータの失敗は明確です。  そして、テザーは赤道上空付近にならび時刻を刻んで、地上から見ているとテザーが地球に巻き付いていく様子を見ることになります。  この問題に対応する解を得るための計算、それこそがあなたが計算すべき です。 

noname#221368
noname#221368
回答No.2

 前の質問のお礼への返答で、自分の立場はわかって頂けるものと思いますので、次のように質問します。  ・あなたの論理に従うと、ぶん回しているだけの投げ縄も、横に寝る事になりますが、その点はどうします?。  「場の曲率」とか言い出すくらいですから、宇宙エレベーターが本当に不可能か?、投げ縄は本当に横に寝るのか?くらいの計算は、そんなに難しくはないですよね?。  実際にやってみればどうですか?。

masaban
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 軌道エレベーター―宇宙へ架ける橋 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫 – 2009/7/5 石原 藤夫 (著), 金子 隆一 (著) 49ページから50ページをご覧いただいたでしょうか。  宇宙(軌道)エレベータが静止軌道上に完成した時点から運用し時が過ぎていくに従い、宇宙(軌道)エレベータから伸展されたはずのテザーが軌道の軌跡になびき、いわゆる宇宙(軌道)エレベータにテザーが絡まる現象が起きます。その現象を説いた論文があると「軌道エレベーター―宇宙へ架ける橋 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫 – 2009/7/5 石原 藤夫 (著), 金子 隆一 (著) 」が書いています。しかしその論文名はその書物に明かされていません。論文名は著者に尋ねてください。  時が経過するとテザーが周回軌跡上に、力がどこから働いていなくともテザーが伸展するのです。時間は人間の力では後戻りも前進も、止めることすらできません。が、宇宙(軌道)エレベータにはその伸展を引き戻す装置を持っていません。  力がテザーに働いていないからと著者は宇宙(軌道)エレベータのテザーが絡まらないと安心していますが、まったくその安心には根拠がありません。 A> ・あなたの論理に従うと、ぶん回しているだけの投げ縄も、横に寝る事になりますが、その点はどうします?。 新Q>ぶん回している投げ縄は広がります。事実です。しかし宇宙(軌道)エレベータは投げ縄ではありません。地球に巨人が立って宇宙(軌道)エレベータを振り回したなら投げ縄のような広がりは宇宙(軌道)エレベータに起きるかもしれません。しかしその投げ縄の形状は想定された宇宙(軌道)エレベータの軌道ではありません。そして巨人も存在しないので、宇宙(軌道)エレベータは、投げ縄とは異なるのです。 A>・・宇宙エレベーターが本当に不可能か?、投げ縄は本当に横に寝るのか?くらいの計算は、そんなに難しくはないですよね?。 新Q>計算は結果が出ても、問題の考え方と適用すべき計算が適していないなら答えにはなりません。   宇宙(軌道)エレベータの推進派は問題に適していない計算をしています。夢に浮かされて、欲にも浮かされて、我田引水の自分の欲しい答えに導いています。  いま実験が宇宙でされ実証される運びだそうです。テザーを宇宙で伸ばす実験です。テザーが伸びたとして、飛行速度を減少させる効果がテザーに観察できたら、宇宙(軌道)エレベータは失敗です。  もしデブリが導電性テザーでデブリの飛行速度を減少、軌道を大気圏まで下げさせる、そして大気圏で流れ星のように燃焼できる見込みがあると実験で確認できたら、宇宙(軌道)エレベータがデブリと同じに燃えて、決して宇宙(軌道)エレベータが成功しないとわかります。  A>実際にやってみればどうですか?。 新Q>計算を実際にやっても問題と計算の適用を間違えていれば、計算に何の価値もありません。

masaban
質問者

補足

天空の星々、惑星、太陽の運行が人の運命には結びつかず、星占へ 結びつけるのは不当で、星占いとはまやかしであると誰しも知っています。  さらに天文学で天空天体の観察から確かめられたことは、天体星座表に時刻と季節が刻まれているように、天文は時刻そのものを表すことです。  このように天文にはまやかしの星占いと、真実の時刻があります。ところがここにあなたはまやかしごとの新種を加えようとしています。  ところで衛星も天空の位置から、時計の針が時刻を指し示すように、方位の変遷に当然時刻そのものを表します。  すなわち高度の異なる衛星があれば、それぞれが衛星の高度によって天空に時刻を刻みます。  それが宇宙(軌道)エレベータには不成功の原因となります。宇宙(軌道)エレベータは失敗するのです。  もし宇宙(軌道)エレベータが高度の異なる位置にテザーを伸ばすなら、テザーの中間距離でいくつかの節点を決めて、節がそれぞれに時刻を指し示す様子が観察できるでしょう。  宇宙(軌道)エレベータの静止衛星部が、天空の静止なら、そこから高度が異なるテザーの節点は当然静止せず時刻を天空に正確な時計のように指示します。  テザーの節点はすべて静止軌道と高度が異なるから静止は決してできません。能動的に常に推進器で軌道を運転しない限りテザーの節点は静止できないのです。  したがって宇宙(軌道)エレベータの失敗は明確です。  そして、テザーは赤道上空付近にならび時刻を刻んで、地上から見ているとテザーが地球に巻き付いていく様子を見ることになります。  この問題に対応する解を得るための計算、それこそがあなたが計算すべき です。 

  • trytobe
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回答No.1

論文「軌道エレベーター不可能説」の原文があるサイトやホームページのアドレスが書かれていないままなので、みなさん原文を確認しようがなくて反論もなにもできないのではないでしょうか。

masaban
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 軌道エレベーター―宇宙へ架ける橋 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫 – 2009/7/5 石原 藤夫 (著), 金子 隆一 (著) 49ページから50ページをご覧いただいたでしょうか。  宇宙(軌道)エレベータが静止軌道上に完成した時点から運用し時が過ぎていくに従い、宇宙(軌道)エレベータから伸展されたはずのテザーが軌道の軌跡になびき、いわゆる宇宙(軌道)エレベータにテザーが絡まる現象が起きます。その現象を説いた論文があると「軌道エレベーター―宇宙へ架ける橋 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫 – 2009/7/5 石原 藤夫 (著), 金子 隆一 (著) 」が書いています。しかしその論文名はその書物に明かされていません。論文名は著者に尋ねてください。  時が経過するとテザーが周回軌跡上に、力がどこから働いていなくともテザーが伸展するのです。時間は人間の力では後戻りも前進も、止めることすらできません。が、宇宙(軌道)エレベータにはその伸展を引き戻す装置を持っていません。  力がテザーに働いていないからと著者は宇宙(軌道)エレベータのテザーが絡まらないと安心していますが、まったくその安心には根拠がありません。

masaban
質問者

補足

1  論文「軌道エレベーター不可能説」の原文は本の記事に論文があると記されているのみで、それ以上の詳細が記載されていないため出典引用元わかりません。本の著者を探し引用をお尋ねください。 2 不可能説の主張要約らしき記事は本に記載があり、必要部分をすでに私の質問文中に抜粋しています。本についてはページ数と著者と題名も書き足してあります。これ以上の書き写しは著作権侵害になるかと思います。 本の詳細を下記に示します。 amazonで新品691円 文庫: 217ページ 出版社: 早川書房 (2009/7/5) ISBN-10: 4150503540 ISBN-13: 978-4150503543 発売日: 2009/7/5 軌道エレベーター―宇宙へ架ける橋 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫 – 2009/7/5 石原 藤夫 (著), 金子 隆一 (著) 49ページから50ページまでの抜粋」