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選択問題ですけど、
彼女は仕事をしている( )結婚できないなんてまったく理由にならない。 1 からといって 2 とはいえ 正解はどっちですか。 教えていただけませんか。 よろしくお願いします。
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「○○とはいえ△△」は、 ○○を認めつつも、それに反していたり矛盾している△△を述べる場合の表現です。 「仕事をしている」と「結婚できない」はこれに該当しませんから、2は違うでしょう。 ・彼女は、仕事をしているとはいえ貯金はゼロだ。 などであれば自然ですが。 では、 ・彼女は仕事をしている(からといって )結婚できないなんてまったく理由にならない。 が正解かというと、これも正しい日本語表現になっていません。 ・彼女のことだが、仕事をしている【からといって】結婚できないことはない。 または、 ・彼女のことだが、仕事をしている【から】結婚できないなんてまったく理由にならない。 のように表現する必要があります。 どちらも正しい表現とは言えませんが、どうしても選ばなければならないのなら1番でしょう。
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No.1です。 更に詳しい解説を見つけました。 日本語類義表現使い分け辞典によると、まず、分類としては 話し言葉では、「~とはいっても」「~からとはいっても」 書き言葉では、「~とはいえ」「~からとはいえ」 こうなるようです。 それで、「AとはいえC」「AからとはいえC」のどちらも、“Aと聞けばすぐに多くの人が想像するであろう”常識、「言外のB」という状況との対比が隠されているようです。 「言外のB」とは、ご質問の例でいうと、「彼女は仕事をしているから、結婚できないのもやむを得ない」という一般的な判断になります。 とりわけ、「AからとはいえC」の場合は、この言外のBに対して、“何らかの理由により”話し手が「そうではない」と強く訴えたい場合に多く用いられるようです。 -------引用------- 例文「梅雨が明けた―とはいえ/からとはいえ―本格的な夏にはならないだろう」 ・「~とはいえ」の場合は、 常識的判断「暑くなる」を否定せず、常識的判断との程度の差「それほどすぐに暑くなるわけではなくても、いずれ暑くなる」にすぎないと見なして、結論「本格的な夏にはならないだろう」を出している。 ・「~からとはいえ」の場合は、 常識的判断を、部分的「すぐに暑くなるとは限らない」ではあっても、否定する見解を示している。 ・「~とはいえ」の場合は、 手紙などの書き言葉で、自分の感じたことや考え、現実に起こった事実を、一般的な常識や社会通念に「敬意」を表しながら聞き手に伝える場合に使われる。 ・「~からとはいえ」の場合は、 通常聞き手の持ち出すあまりにも常識的な判断、つまり「独断と偏見」に満ちた意見に異を唱え、一般的な常識や社会通念に「敬意」を表しながらも、常識や社会通念が「常に正しいとは限らない」ことを聞き手に示唆する場合に用いられる。 ------------------ ご参考になれば幸いです^^ 最後に、前回の私の回答文中に「主述のねじれ」があったので、訂正しておきます^^;たまにやるんです^^; > 以上を見た上での私の判断は、どちらも使えると思います。 ↓ 私の判断ですが、私はどちらも使えると思います。 もしくは 私の判断は、どちらも使えるとなります。 こう言いたかったとご理解ください。失礼いたしました^^;
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こんにちは。 明鏡国語辞典の解説によると、 【いう】《「とは―え」「と―って」「と(は)―っても」「とは―ものの」「とは―いながら」などの形で》前提を認めた上で、それに反することが成り立つ意を表す。 例文「いやになったからといって辞めるわけにもいかない」「読んだとはいうものの精読してはいない」 【から】《「…からといって」「…からって」「…からとて」の形で、多く下に打ち消しの語を伴って》…という理由で。またただそれだけの理由で。 例文「疲れたからといって休むわけにはいかない」 となっています。 以上を見た上での私の判断は、どちらも使えると思います。ただ、どちらも前提をある程度認めている意になりますが、前提を否定する度合いが少し強い場合には、「1 からといって」の方が適しているように思います^^ 参考意見としてお読みください^^