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国語の選択問題ですが
あまりの暑さに、たおれる人もいる__だった。 1.ほど 2.ところ 選択問題ですが、どっちが正解ですか? 何か違いがありますか。 宜しくお願いします。
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基本的に”ほど”は(暑さの)程度をあらわし、”ところ”は場所、あるいは時刻を特定します。 ”あまりの暑さ”はほぼ地域全体の現象であるといえますので、”ところ”を入れようとすると一工夫必要でしょう。 △(○)体育館の前は、風が通らず日差しがもろに当たったので、余りの暑さに倒れるひともいる(いた)ところだった。 場所の特定 ×(○)Aがそこに来た時は午後二時で、一番暑かったので、余りの暑さに倒れるひともいる(でた)ところだった。 時間と場所の特定=遭遇 いずれにせよ苦しいです。 つまり、正解は 1 でしょうか。 ○ あまりの暑さに、たおれる人もいるほどだった。 漠然とした遭遇 時間プラス場所 ご参考まで。
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こんにちは。 > あまりの暑さに、たおれる人もいる__だった。 > 1.ほど 2.ところ 正解は「ほど」になると思います。 |先に述べられた事柄について、具体的に例を挙げてどの程度か説明するのに使う。『日本語文型辞典』 ・コンサートは大変な人気で、立ち見が出る【ほど】だった。 ・あまりの暑さに、たおれる人もいる【ほど】だった。 「ところ」がなぜふさわしくないのかを考えてみます。 |反実仮想を示す場合の「~ところ」は、よく使われる「場所/時間」ではなく、ある特殊な「場面/状況/事態/事の成り行き」といったものを表し、現実には「実現+しない/しなかった」ことが、話し手の遭遇した重大な事態であることを示している。『日本語類義表現使い分け辞典』 「たおれる人も‘出る’ところだった」 のように事態の推移を表す動詞に変えると「ところ」も正答となりえますが、 「たおれる人もいる」のように“存在そのもの”の表現の場合には、やや違和感があるとなるのだと思います。 「いる」を使った例で、「たおれている(~している)」「部屋にいる」などのように“行為”の場合には「ところ」でも違和感がなくなります。 ・あまりの暑さに、たおれて‘いる’ところだった ・あまりの暑さに、エアコンの効いた部屋にずっと‘いる’ところだった ご参考までにその他の構文について書いておきます。 「A+(もう少しで)動詞-る/~た+ところだ/ところだった」 この形では、Aが“事実”の場合、次の例文で明らかなように「~るところだった」しか使えないようです。 ○ガス漏れに気づかず、爆発事故が+起こ‘る’+ところ‘だった’ ×ガス漏れに気づかず、爆発事故が+起こ‘る’+ところ‘だ’ ×ガス漏れに気づかず、爆発事故が+起こっ‘た’+ところ‘だった’ ×ガス漏れに気づかず、爆発事故が+起こっ‘た’+ところ‘だ’ |これは「~る+ところだ」や「~た+ところだ/ところだった」では、この部分も事実になってしまい、反実仮想を表せなくなるからである。 ※「出る」に変えています。 ○あまりの暑さに、たおれる人も出‘る’ところ‘だった’(幸いなことに出なかった) ×あまりの暑さに、たおれる人も出‘る’ところ‘だ’ ×あまりの暑さに、たおれる人も出‘た’ところ‘だった’ ×あまりの暑さに、たおれる人も出‘た’ところ‘だ’ 「×」三例は、【現実には「実現+しない/しなかった」こと】を表していないのは明らかです。(この文だけを見れば)どれも(これから起こるという表現も含めて)事実を述べています。 このように意味が変わってしまいますので「~るところだった」のみが使えるとなるみたいです。 中には三例いずれかの表現をされる方もいるかもしれませんが、「起こらなかった」という意味の場合には、厳密にいえば「~るところだった」が正しい使い方とされているようです。
なんか、微妙な言葉ですね。 ほど ところ 両方が「程度」の意味持つから。 どちらかと言えば「ほど」がすんなりですね。
「ほど」が正しいですね。言い換えると、どのくらい暑かったか→倒れる人もいるくらいに暑かった・という事になります。 「ところ」は文がおかしくなるので使えません。