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サイコロを振る回数の期待値が解らず、困っています。
A, B二人が、まずAから初めて交互にサイコロを振り、最初に6の目が出た方が勝ちであるとする。勝負が決まるまで試行を繰り返すものとする。 問.勝負が決まるまでに(最初に6の目が出るまでに)サイコロを振る回数の期待値を求めよ。 という問題が解けなくて困っています。Aが勝つ確率が1/6ということは分かるのですが、これをどう使って答えを導くのか分かりません。 どなたかこの問題が解ける方いらっしゃらないでしょうか?
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- Ishiwara
- ベストアンサー率24% (462/1914)
まず、「2人」でなく「1人」と考えます。 要するに、その1人が、6が出るまで振りつづければいいのでしょう。 1回で決まる確率=(1/6) 2回で決まる確率=(5/6)*(1/6) 3回で決まる確率=(5/6)*(5/6)*(1/6) 4回で決まる確率=(5/6)*(5/6)*(5/6)*(1/6) 以下同様です。 それぞれ背反事象だから、回数の期待値は 1*(1/6) +2*(5/6)*(1/6) +3*(5/6)*(5/6)*(1/6) +4*(5/6)*(5/6)*(5/6)*(1/6) +‥‥ あとは級数の和を求めるテクニックですから、詳細は省略します。 上の式をAとおき、両辺に(5/6)を掛け、掛ける前の式と比較‥ という方法で隣接項の相殺を考えてみてください。 でも、実は、もっとすごい方法があります。 期待値をEとします。最初に6が出れば実現値は1で確定です。しかし確率5/6で、6が出ません。そのとき、その時点から先の期待値もやはりEです。しかしすでに1回振ってしまっているので、スタート時点から見れば「最初6が出ない道をたどる場合の期待値」はE+1です。 すると、スタート時点で見ると、確率1/6で回数は1となり、確率5/6で回数期待値はE+1となるのですから、 1×(1/6)+(E+1)×(5/6)=E が成立します。 そこで、Eの値は6です。 さらにもっとすごい方法があります。 無数に多くの人が、1円もらってサイコロをふります。6が出れば競技を継続できます。 主催者は、(期待値として)いくらの資金を用意すべきでしょうか。 答えは、参加者1人あたり6円です。 この問題と「等値」であることを見抜くには、数学的直観力を必要としますが。
- naniwacchi
- ベストアンサー率47% (942/1970)
もう少し大雑把なイメージを記しておきます。 ご参考まで。 期待値は、「振った回数」なのでAもBも含めた回数の期待値を計算すればよいです。 回数nを確率変数として考えます。 最後にn→∞の極限をとると「なるほど!」という期待値が出ます。 Aの勝つ確率ですが、それぞれの操作はAもBも平等なので、 単純には1/2かな?と検討がつきます。(大雑把なところです) 唯一、Aが先攻であることが優位性を持たせています。 #1さんの回答で与えられた和を計算すると、優位性が見えてきます。 和の計算は、数列の応用の範囲になります。
- arrysthmia
- ベストアンサー率38% (442/1154)
Aが勝つ確率は1/6じゃないよ。 1回目でAの勝ちが決まる確率が1/6で、 2回目以降にAが勝つこともあるのだから。 n回目に勝負が決まる確率は (1/6)(5/6)~(n-1)。 nが奇数のときAの勝ちで、 偶数ならBの勝ち。 Aが勝つ確率は、Σ[n=1,3,5,…](1/6)(5/6)~(n-1)。 等比級数だね。
お礼
な、なるほど…。 簡単に考えすぎてました>< 回答ありがとうございます。
お礼
とても分かりやすい回答ありがとうございます。 おかげで問題を解くことができました。