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積分計算の式変形について(私のカッコのつけ方が悪かったので再度質問します。)

 こんばんは。I(n+2)=∫[0→1]x^(n+2)e^(-x^2)dx=(-1/2)∫[0→1]x^(n+1)[-2x・e^(-x^2)]dxに於いてなぜ(-1/2)が出てくるのか、どうして(n+1)が出てくるのかわかりません。できれば詳しい解説をよろしくお願いします。

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  • R_Earl
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回答No.2

e^(-x^2)を微分すると-2xe^(-x^2)になります。 裏を返せば、-2xe^(-x^2)を積分するとe^(-x^2)になります。 まずこれを念頭において下さい。 > I(n+2)=∫[0→1]x^(n+2)e^(-x^2)dx=(-1/2)∫[0→1]x^(n+1)[-2x・e^(-x^2)]dx 多分この解説を書いている人は、部分積分を行いたいのだと思います。 上記の変形は、その為の前準備です。 部分積分では ∫f(x)g(x)dx = F(x)g(x) - ∫F(x)g'(x)dx となりますが(片方積分、片方微分)、 解説者はe^(-x^2)の方を積分する方に持っていきたいみたいです。 しかしe^(-x^2)はそのままでは積分できません。 そこで無理矢理e^(-x^2)を-2xe^(-x^2)に変形します。 前述のように-2xe^(-x^2)は積分できるからです。 ∫x^(n+2)e^(-x^2)dx = ∫{x^(n+1)}x・e^(-x^2)dx (x^(n+2) = {x^(n+1)}xと変形) = ∫{x^(n+1)}・{xe^(-x^2)}dx (これで右側が-2xe^(-x^2)に少し近づきました) = ∫{x^(n+1)}・{(-1/2)・(-2)・xe^(-x^2)}dx (無理矢理-2を作成して-2xe^(-x^2)の形に近づけます) = (-1/2)∫{x^(n+1)}・{-2xe^(-x^2)}dx (余分な(-1/2)だけ取り除く)

pcyankun
質問者

お礼

 詳しく丁寧に解説していただきありがとうございました。とてもよくわかりました。

その他の回答 (1)

  • rnakamra
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回答No.1

積分とは無関係の変形ですので被積分関数のみを書きます。 x^(n+2)*e^(-x^2)=x^(n+2)*e^(-x^2)*(-2x)/-(2x) (-2x)を掛け(-2x)で割る =x^(n+2)/(-2x)*(-2x)*e^(-x^2) 単なる順番の入れ替え =(-1/2)x^(n+1){-2x*e^(-x^2)} x^(n+2)/x=x^(n+1)

pcyankun
質問者

お礼

 大変参考になりました。どうもありがとうございました。

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