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トポロジーの問題
トポロジーの問題なのですが、全然分からずに困っています。ボルスークの対心点定理を使うみたいなのですが…分かる方、ご助言お願いいたします。 (1) コンパクトな図形 X⊂Rn と点p∈Rn に対して d(p,x) (x∈X) の値が最小となるような点x=x0∈X が存在することを示せ(この最小値d(p,x0)の値をd(p,X)で表す) (2) コンパクトな図形 X⊂Rn に対して、f(y)=d(y,X)で定義される写像f:Rn→R は連続であることを示せ (点列ynが点pに近づくとき、d(yn,X)がd(p,X)に近づくことを示せ)
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対心点定理など使うまでも無く示せます. (1) 一般に,距離関数は(2変数関数として)連続であり, コンパクト集合上の連続関数は最大最小を持つため. (2) まず d(yn,X) = d(yn,xn) を満たす xn ∈ X を取ります. 一般に,コンパクト集合上の無限列は収束する部分列を持つので, xn は収束部分列を持ち,添字を付け直して xn → x ∈ X とします. d は2変数関数として連続なので d(y,x) = lim d(yn,xn) です.また,xn の定義から,任意の x* ∈ X について d(yn,xn) ≦ d(yn,x*) であり,両辺で n→∞ とすることで d(y,x) ≦ d(y,x*) となって d(y,x) = d(y,X) を得ます. 以上より d(y,X) = d(y,x) = lim d(yn,xn) = lim d(yn,X) = lim d(yn,X) が得られました.