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社格
平安神宮を調べています。社格のところに官幣大社・勅祭社・別表神社とあったのですが、これはどのようなものなのですか?なぜ3つもあるのでしょうか。教えてください。
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官幣大社とは、明治維新の後(明治4年)、延喜式に習って国家が行なった神社の格付けによる分類で、ランクの高い神社ということです。 官社とは、祈年祭・新嘗祭に国から奉幣を受ける神社で官社の中でも神祇官が祭るものが官幣社。そのうち最高ランクが官幣大社となります。 いわゆる国家神道に置ける公式な格付けと言えるでしょう。 勅祭社とは祭礼に対して勅使が使わされる神社と言うことです。 別表神社とは戦後の神道指令により国家神道による神社の格付けが廃止になった後、神社本庁が新しい格付けとして制定したもので、重要な大きな神社を別格として、「役職員進退に関する規程」において人事の面で特別の扱いがされる神社です。この規定の別表に当てはまる社が記載されているため別表神社と言うそうです。 ということで、 明治期にできた近代社格制度においても、もっとも格が高く(官幣大社) 祭礼に勅使が使わされる神社(勅祭社)で 神道指令により近代社格制度が廃止された現在でも 重要な神社と認められている(別表神社) と言うことを表しているわけです。
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- iki-sima
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回答No.2
伊勢神宮を除いて。 神社の社格は、11の格がありました、1946 昭和21年、神道指令により神社の国家管理が廃止されるまでは 官幣大社(全部で65社)です。 国幣大社 官幣中社 国幣中社 官幣小社 国幣小社 別格官幣社 県(あがた)社、(府社・藩社)郷社、村社、無格社の順です。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
なるほど。わかりました。ありがとうございます。