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血液凝固について
血液を氷中に放置しておくとなぜ凝固しにくくなるのでしょうか
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No3.の補足です。 凝固因子とは、第I因子~第XIII因子(第VI因子は欠番)のことを指します。
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- j_chan
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こんにちは。 トロンビンに限らず、全ての凝固因子が冷却による影響を受けると思われますが。 具体的に、どの凝固因子が低温による影響を受けやすいか、ということは私は知りません(申し訳ないです)。 回答になっていますでしょうか?
- j_chan
- ベストアンサー率50% (5/10)
こんにちは。 血液凝固というのは、簡単に言うと酵素反応の結果、生じます。まずAという酵素が活性化され、活性化された酵素Aが別の酵素Bを活性化、活性化された酵素Bはさらに別の酵素Cを活性化させ…最終的にフィブリンという物質が産生されます。 ところで、酵素には至適温度という、働きが最適になる温度(人間でも、暑すぎたりさむすぎたりすると動きが鈍くなりますよね?)が存在しています。 血液凝固というのは本来生体内で起こる現象ですので、関連する酵素の至適温度は体温付近にあるはずです(実際の至適温度は知りません)。 ですから、氷冷(4℃)すると酵素の働きが低下する=血液凝固が起きにくくなるのではないかと。
補足
詳しい回答ありがとうございます。 重ねての質問すみませんが、トロンビン以外で温度の影響を受ける血液内の凝固に関係する酵素をご存知なら教えていただきたいのですが…。
補足を要求します。 「温度」 「水」 のいずれの事をおっしゃっているのでしょうか。 室温でも不活性ガスの存在下、飽和水蒸があるとかなり長い間凝固しません。 早い話密栓しておけば凝固は大幅に遅れます。
補足
説明不足でした(ちゃんと入力出来てませんでした)すみません。 採取した血液をサンプルチューブに移し、砕いた氷にさして保存した場合のことです。血液には特に特別な処置は施していません。 トロンビンの活性が温度低下で制御されるのはわかりますが、もっと細かい反応があるらしいのですが…。
お礼
いえいえ、とても参考になりました☆ あとは温度で左右される凝固因子について、もうちょっと自力で頑張ってみようと思います(*^^*) どうもありがとうございました♪