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民謡の起源は?
日本の民謡は、田植え歌や木こり歌、馬子唄、舟歌など日常の労働の中から生まれたものが多いと思います。これを「仕事歌」というらしいですが、では世界各地の民謡も矢張りそうなんでしょうか? ひょっとして、神へのお祈りが起源という民謡なんかもあるかも知れませんね。 世界各地の民謡、ご存知の方、教えて下さい。
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1.共同作業の息を合わせるための歌。映画『七人の侍』のラストシーン参照。歌詞の意味はあまりなく、「合いの手」が多い。 2.子守唄。子守をするのは10歳前後の女の子が多かったので、「早く泣き止んでくれ」というわびしい歌詞が多い。フォークソンググループの赤い鳥「竹田の子守唄」、童謡「赤とんぼ」の「15で姉やは嫁に行き」の「姉や」は住み込みの子守奉公に地方から来ていた女子。 3.宗教的な祈りの言葉。念仏にメロディーとリズムを付けたものは念仏踊り以外にもあり、たとえば高野山(真言密教)では、9世紀初めに空海が唐から持ち帰った、現在のパキスタンから北インドあたりのパミール語での祈りの歌がありますが、密教なのでDVDにもネットでも聴けません。頼んで生で聴くしかないです。 4.外国人から。よそからやってきた人が、歓待のお礼に自国の歌を歌って、何十年かたってまたその地を訪れたら、「伝統の民謡」としてその歌が披露された、という話があります。 5.和音の面白さを発見した人たちが適当な歌詞で声を出し合った。ブルガりアンボイスなど。 6.3と似ていますが、自然発生的にできた後、歌詞が付けられたりメロディーが洗練されていったもの。例:1969年のウッドストックで、ジョー・コッカーのステージが終わった後、土砂降りの雨になったが、熱気覚めやらぬ観客たちは手に手に音を出すものを持ってリズムを取り、やがて「オー、オオ、オーオオ」という、数十万人の「雨の歌」が生まれました。DVDでお聴きあれ。
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- ESE_SE
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ブルースも起源を辿ると木こり歌になるそうです。 また「神へのお祈り」というとインドネシアの「ケチャ」が有名ですね。 今ではすっかりショー化していますが。 ちなみに日本でも盆踊りは念仏踊りが起源とされていますから広義でのお祈りかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 念仏踊りがどんなものだったのか当時のものを見てみたいです。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 1から6まで、時間が出来たら、それぞれを更に詳しく調べてみたいですね。