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肺炎双球菌の毒性

肺炎双球菌のS型菌が病原性を持つ理由として、 1.莢膜が存在することにより免疫機構から逃れられる。 2.莢膜のリポ多糖に毒性がある。 という2つの説があるようですが、どちらが正しいのでしょうか。 教えていただけると助かります。

みんなの回答

noname#194289
noname#194289
回答No.1

教科書を見ると、キョウマクによって白血球による食菌作用が妨害されて肺炎球菌が自由に増殖できることが病原性に関係していると書いてあります。キョウマクがない菌は簡単に食べられて殺されてしまうらしいです。キョウマクを持っている菌でもキョウマクに対する抗体が作用すると簡単に食べられるようになるが、これが免疫がある状態のようです。免疫機構から逃げられるというのは白血球によって食べられないという意味だろうと思いますが、分かりにくい表現だと思います。2の説というのは普通の教科書には書いてないと思います。キョウマクの多糖はリポ多糖ではないし、リポ多糖の毒性というのはグラム陰性菌の外膜のエンドトキシンと混同されているのではないかと思います。肺炎球菌はグラム陽性と書いてあります。

mendoku
質問者

お礼

私も食作用に対する抵抗性に由来すると長い間信じていたのですが、「莢膜自体に毒性がある」という記述を見かけ、最近になってそれが判明したのかと思い、質問させていただきました。 私の理解で良かったのですね。回答ありがとうございました。

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