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継続用法についておしえてgoo
He was born in Tokyo, which is the capitai of Japan.という継続用法ですが、これを「彼は東京で生まれた。そこは日本の首都である」と訳すのが普通のようですが、「彼は日本の首都である東京で生まれた」と日本語にしても一向にかまわないと思いますがどうなんでしょう。英語で書くときに ”、”が必要であるのはわかりますが日本語にする場合は問題ないと感じますが。
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思うのですが,日本語と英語は大きく構造が異なります。 関係代名詞など日本語にはありません(私の考えでは,代名詞というものすら,指示代名詞を除いて,日本語にはないように感じます)し,まして,継続用法も,限定用法もありません。 英語でコンマがあるとか,どちらに中心があるか,といっても,それを日本語で再現することはできないと思います。 たとえば,英語ではピリオドで切れていても,日本語では一文につなげて訳した方が自然であるとか,逆に,英語では一文でも,日本語では二文に分けた方がいい場合だってあります。 ピリオドでもそうなのに,コンマを英語と同じように,とまで考えなくてもいいように思います。 英語では,Tokyo は固有名詞であり,複数ある Tokyo の中から関係詞以降の内容で絞り込むという限定用法は使えません。 英語でその点が大事で,日本語でどうなるかは大きな問題ではありません。 日本語ではあらかじめ,「日本の首都である」として「東京」という言い方を普通にします。 だから,それはそれで,一つの手段だと思います。 繰り返しますが,日本語で,英語を完全に再現することはできません。 結局,どちらでもいいということですが…
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「一向にかまわない」というのは,時と場合によるでしょう. 昔からのやり方ですが,コチコチの翻訳のスタイルというのは,文の全体を日本語の頭で内容を完全に理解してから,それを日本語の文に変換します.ですから,「彼は日本の首都である東京で生まれた」とするのが一般的でした. しかし,現在では,英語の文を,話される,または書かれる順の流れにそって理解すべきという考え方が主です.これは翻訳の業界でも常識です. 何が違ってくるかというと,意味合いが違うのです. まず,「He was born in Tokyo」 で,「彼は東京で生まれた」ですが,その次に, 「which is the capital of Japan」が来ると,そこで東京とは,と補足的な説明になるのです.これは,相手が知っているかかどうかわからないけれど,念のために東京とはこういう場所ですよ,と補足することになります. それを「彼は日本の首都である東京で~」とやると,日本語としてもこなれないし,重く感じるということです.別な見方では,この訳は,東京が日本の首都であることをまず強調する言い方になるということです.実際に,「東京で生まれた」という意味が「主」であって,その東京が首都であるということは「従」であるはずですね.ですから,「which is the capital of Japan」というのは,相手が「そんなこと知っているよ」などと感じられる時には省略されることもあるわけです. 違いというのはその程度ですから,どちらでも,時と場合で同じに扱ってもよいのです. また,あえて継続用法などと定義する必要もありません.
- nadato
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英語の「,」のニュアンスを大事にする場合は、 「彼は東京で生まれた。そこは日本の首都である」にした方が、「ベター」ということです。会話文として読まれる場合、そこで一度呼吸を入れてるわけですから、日本語訳でもそこに読点「、」を入れるとニュアンスまで表現できるってだけです。 ただし、今回の場合は特に問題にはなりませんが、 似たようなケースで注意した方がいい場合があります。 1.He has three sons who live in Tokyo. 2.He has three sons , who live in Tokyo. 1は「彼には東京在住の三人の息子がいる。」 2は「彼は三人の息子がいて、東京に住んでいる。」 多くの参考書にも書かれてますが、似て非なる内容。 1は、東京在住の息子が三人と述べているに過ぎず、それが彼の息子全員を指すとは限らない。つまり、別の場所に住んでいる息子がいる可能性もあるということです。 2は、「3人の息子がいて、」といったん呼吸を入れることで、まず息子が3人しかいないと限定され、その3人が東京に住んでいるという内容になります。息子は3人で決定です。 今回のhankai_200さんの質問と、もしかしたらあまり関係無いことかも知れません。その場合は、あくまで参考程度に。
- wind-sky-wind
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その通りです。 逆に,「彼は日本の首都である東京で生まれた」という日本語を英語にする場合に,継続用法にする必要が出てきます。 英語というのは,動詞の後から後へとどんどんと表現が続いていくのに対して,日本語では,述語の前に前にくる性質があります。 修飾語も,被修飾語の前にきますし,補足説明のようなものを前に置くこともあります。 「彼は東京で生まれた。そこは日本の首都である」だと,なんとなく,間の抜けた感じがします。 日本語と英語は,その性質上,どうしても語順が異なるという宿命があります。 限定用法の場合,後ろから,というのが原則ですが,英語では後ろにある以上,それでは正確に表現できないこともあります。 そもそも,関係代名詞の習い始めにやる,二文に分けるというパターン自体,継続用法的になってしまっています。 読む時には,英語の語順そのまま,読むとっていくことになりますが,訳す場合には,日本語として自然になるように,臨機応変に考えていけばいいです。 実際には,テストの和訳と,翻訳は別物ですので,多少の日本語の不自然さは,和訳故,ということで見過ごしてくれます。 そういう意味では「彼は東京で生まれた。そこは日本の首都である」が無難なのかもしれません。