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関係詞の継続用法(非制限用法)について 英作文
「次の日本文を英語に訳しなさい」という問題で納得することができないことがありお力を借りたいと思い質問させていただきます。 制限用法はわかっていると思います。 例えばThe man who is standing over ther is Mike. 「あそこに立っている人がマイクだ」 今ここに100人の男がぞろぞろいるとします。そのうち99人は白いシャツを着ていますが、1人だけ赤いシャツを着ているとします。そしてその「赤いシャツの人」がマイクだと、誰かに伝えたい。「あの赤いシャツの男がマイクだ」といいます。つまり、「あの男がマイクだ」といっても、この場には100人も「男」がいる。だから、区別がつかない。だから、ほかの人とは違う特徴を「あの赤いシャツの・・・」というふうにつけ加えるわけです。もしこの場に一人の人しかいないなら、He is Mike「あの人がマイクだ」で終わりです。ところが、今ここには何人もいて、「あの人」といっただけでは、誤解が生じる恐れがあるわけです。だから Who is standing over thereh「あそこに立っている」という説明を付けている。したがって、関係詞の「制限用法」というのは、先行詞(この場合は「男」を、類似の他者(この場合は「ほかの男たち」から区別して誤解を避けるためにつけるもの。 ここまではわかっています。 しかし次の2つの文が考えてもわかりません。調べてもわかりません。 1 我々は朝食に関しては保守的になるきらいがあり、毎朝クロワッサンを食べるフランス人がそれにうんざりすることはない。 2えさを与えられている動物園のサルは、野生のサルよりはるかに暇な時間がある。 こちらが模範解答になっていました。 1We tend to be conservative about breakfast, and French people ,who eat every morning, are never tired of itまたは、 We tend to be conservative about breakfast.French people eat croissant every morning, but they are never tired of it. (こちらは, whoを使わずにbutをつかって書いた解答です。) なぜフランス人はたくさんいるのに、,whoなのかわかりません。 2 Monkeys in the zoo, which are given food, have much more free time than those in wildまたは、 Because monkeys in the zoo are given food, they have much more free time than those in the wild. (こちらは,whichを使わずにBecauseを使って書いた解答です。) なぜmonkeys に,whichがつくのか理解することができません。 Japan, which has developed too rapidly, has many social problems.「あまりに早く発展した日本は多くの社会的な問題を抱えている」こういう文では「Whichという関係代名詞が「継続用法」で使われている」と文法的に言います。「日本」と言えば1つだけだから、 Japan, whichとして1つしかないから継続用法を使うというのはわかります。 ところが質問にある「サル」は「たくさんのサルがいる」からなぜmonkeys in the zoo, whichになるのかがわかりません。 またはFrench peopleもたくさんいるわけですから,whoにするのがなぜかわかりません。 正直継続用法が苦手です。
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>Japan, whichとして1つしかないから継続用法を使うというのはわかります。ところが質問にある「サル」は「たくさんのサルがいる」からなぜmonkeys in the zoo, whichになるのかがわかりません。またはFrench peopleもたくさんいるわけですから,whoにするのがなぜかわかりません。 関係代名詞の継続用法の基本はお分かりのようですね。問題は、上記で述べられている「monkeys in the zoo」と「French people」の解釈の仕方にあるのではないかと思います。 結論から言えば、「monkeys in the zoo」と「French people」は、どちらも「Japan」と同じように「ひとつしかないもの」を表していると考えなければなりません。 質問者さまが「monkeys in the zoo」も「French people」は複数形だから、「たくさんの猿」と「たくさんのフランス人」をあらわしているのではないかと思われるのも理解はできます。しかし、名詞の複数形は「種類全体」をまとめて表すことがあります。 お尋ねの英文の中で用いられている「monkeys in the zoo」は「動物園で飼育されているすべての猿」であり、「French people」は「フランス国民(すべて)」を表しており、決して「それぞれの中の一部」を取り上げているわけではありません。 したがって、「Monkeys in the zoo which ...」とか「French people who ...」というようにコンマをつけない制限用法にしてしまうと、その書き手が「monkeys in the zoo which are NOT given ...」や「French people who do NOT eat ...」という対照的な存在を頭の中で想定していることになってしまいます。 その表現のおかしさは、「えさを与えられない動物園の猿(の集団)がこの地球上のどこかに存在する」とか「クロワッサンを食べる習慣を持たない(別の)フランス国民がこの地球上のどこかにいる」というように考えると分かりやすいのではないでしょうか。それは、この地球上に「急速に発展した日本」と「急速に発展しなかった日本」という2つの(別の)国が存在するのと同じくらいおかしなことです。 名詞の複数形が「種類」全体をまとめて表すこと、そしてその結果、名詞の複数形が固有名詞と同じように「ただ1つのもの」を表すことがあるということを意識することが、お尋ねの問題を考える上において大切なことではないかと思います。 ご参考になれば・・・。
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- pgdnpgup
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#3、4さんのおっしゃるとおりですが、とにかく注意すべきことは、一つの文にはその前後からの文脈があって成り立つということです。これは英文だけでなく、日本語の文にも当てはまります。
お礼
ご回答ありがとうございます。皆様のおかげで継続用法も少しずつ分かってきました。
これは英語よりも日本語の問題のような気がします。 毎朝クロワッサンを食べるフランス人にしろ、えさを与えられている動物園のサルにしろ、日本語でも「毎朝クロワッサンを食べる」や「えさを与えられている」は限定を表していません。つまり、毎朝クロワッサンを食べるフランス人というのは、フランス人には毎朝クロワッサンを食べる人と食べない人がいるのではなく、フランス人は全般的に毎朝クロワッサンを食べる習慣があるということを言っています。同様にえさを与えられている動物園のサルというのは、動物園のサルにはえさを与えられているサルとえさを与えられていないサルがいるのではなく、動物園のサルはみんなえさを与えられているわけです。 sa-tooさんは論理的な思考に長けている割に、日本語力が弱いように思えます。日本語をもっと勉強しましょう。それに、ネーティブも継続用法なんて意識していませんよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。英語と日本語は違って日本語には「制限用法、継続用法」なんて区別はありませんからこの発想になれていけるようにしたいと思います。ご指摘ありがとうございます。
- wind-sky-wind
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例えば,フランス人を,「クロワッサンを食べる人」と「そうでない人」に分けて,「食べる人」を表すのであれば, French people who ~ ここにいる何人かのフランス人のうち,「クロワッサンを食べる人」というのであれば, the French people who ~ となります。 ここの「毎朝クロワッサンを食べるフランス人」というのは, 「食べる人」と「食べない人」のうち,「食べる人」というのでなく, フランス人全般の特徴として「毎朝クロワッサンを食べる」と言っているだけです。 一般的に,後からかけて訳せば限定用法と言われるのですが,補足説明である継続用法のパターンでも,日本語では前からかけることが多いのです。 2の方は,サルを「動物園のサル」と「野生のサル」に分けた上で, 「動物園のサル」をさらに「えさを与えられる」と「そうでない」方に分けるのでなく, 「えさを与えられる」は「動物園のサル」全般についての補足説明です。 これも日本語では前からかけても自然です。 このように,単にたくさんいるから限定用法,ではないのです。 たくさんいるもの全部がそれに該当するのなら,限定用法にはなりません。
お礼
ご回答ありがとうございます。フランス人を,「クロワッサンを食べる人」と「食べない人」に分けて,「食べる人」を表すのであれば, French people who ~。これは限定用法ですね。 ここにいる何人かのフランス人のうち,「クロワッサンを食べる人」というのであれば, the French people who ~となるというのは、French people の前に[the]をつけるとそんな意味が変わるものなのですか。 「毎朝クロワッサンを食べるフランス人」というのは, 「食べる人」と「食べない人」のうち,「食べる人」というのでなく, フランス人全般の特徴として「毎朝クロワッサンを食べる」と言っているというご説明で少しずつわかってきました。例2の動物園のサルについても全般に言ってるということもわかってきました。 また単にたくさんいるから限定用法ではないんですね。たくさんいるもの全部がそれに該当するのなら限定用法にはならないというのもわかりやすかったです。
おはようございます。 専門家ではないので、私の解る範囲内で... ○The man who is standing over there is Mike. sa-tooさんの仰るとおり、これだけでは人の特定は難しいと思います。 ただし、その文までに人を特定する会話があればできます。 例えば、「ほら、あの喫茶店の前で赤い服を着ている人がいるでしょう?」 とか言っていれば上の文で特定できます。 1、2について これは情報の修飾の意味合いで使っていると思います。 前の言葉について情報を追加しているのではないでしょうか? French people ,who eat every morning, ... フランス人は、毎朝朝食を取っているのだが... Monkeys in the zoo, which are given food, ... 動物園のさるは、餌を与えられているのだが... こんな感じで話されていると思います。 ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。お分かりになることだけでも回答いただいたことに嬉しく思います。ありがとうございます。
お礼
お返事するのが遅れました。ご回答いただき本当にありがとうございます。「monkeys in the zoo」と「French people」は、どちらも「Japan」と同じように「ひとつしかないもの」を表していると考えなければならない。この考え方は最初は納得することができず理解できないでいました。monkeys in the zooもFrench peopleは複数形だから、「たくさんの猿」と「たくさんのフランス人」を表しているのではないかと思っていました。ところが、名詞の複数形は「種類全体」をまとめて表すことができるといわれてハッとしました。とてもわかりやすかったです。名詞の複数形が「種類」全体をまとめて表すこと、そしてその結果、名詞の複数形が固有名詞と同じように「ただ1つのもの」を表すことがあるとは英文を読んでいるときはほとんど考えていませんでしたし、意識して読んでもいませんでした。考えてもわからなかったことがわかりやすいって思ったことは本当に久しぶりです。 嬉しくてワクワクしました。教えて下さりお礼申しあげます。
補足
ご回答ありがとうございます。補足をさせていただいてもよろしいでしょうか? この文はどう理解すればよろしいのでしょうか? The woman who lives next door is a doctor これは隣に住んでいる女性とありますが、「他にも女性がいる」から「となりに住んでいる」と付け加えているのでしょうか。「となり」というのはどういう意味でつけているのでしょうか。アパートや住宅街に住んでいたら「隣り」といったらどこに住んでいるのかわからないような気がするのですが。 またWe stayed at the hotel (that)Ann rocommended to usという文はどう理解すればいいのですか。「Ann がオススメしてくれたホテルがたくさんあり、その中で「良いと思ったホテル」に滞在したということですか。 それとも「Annがオススメしてくれたホテル」以外に「このホテルは良くないよ、オススメできない」とオススメしてくれなかったホテルが あったと区別してということでしょうか?