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ロールズ 紀伊国屋の誤訳
ロールズを卒論のテーマにしています。 紀伊国屋書店版「正義論」矢島訳は誤訳が多すぎると聞きました。 ロールズ研究の第一人者でいらっしゃる東大の川本教授が2008年に「正義論」を紀伊国屋から出されるとウィキペディアで見ましたが、紀伊国屋からはまだ出版されていないようです。 ご存知のかた是非教えてください。よろしくお願いします。
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noname#83027
回答No.1
>紀伊国屋書店版「正義論」矢島訳は誤訳が多すぎると聞きました。 これは初耳でした。もしよろしければ、どのあたりの事か教えて頂くわけにはいかないでしょうか。やじ鈞さんの本は確かに評判の宜しくない時期があったとは思いますが、むしろ逆に翻訳の仕事は確かだったとばかり思っていました。 今からロールズを読まれるという事はきっと、リチャード・ローティの立場で解釈なされてゆくのだろうと思いますが、一度彼の『ポストモダンの魔術師』を読んでみられて、どのような読み方から入ってゆかれるのか吟味されたほうが良い気がします。僕はどうも、そのあたりの事になるとよくわからなくなるんですが、どうなんでしょうね。 余談ですが、ここ数日来の質疑応答は、まさにロールズの主張をなぞっているようかのようなものでした。もしご興味があれば、「日本語は論理表現にふさわしいか」をご覧になってみてください。
お礼
返信ありがとうございます。 海外にいっていたのでパソコンがチェックできず返信遅れてすみません。 >これは初耳でした。もしよろしければ、どのあたりの事か教えて頂くわけにはいかないでしょうか。やじ鈞さんの本は確かに評判の宜しくない時期があったとは思いますが、むしろ逆に翻訳の仕事は確かだったとばかり思っていました。 紀伊国屋のブックレビューに説得力ある文で誤訳があるという旨が書いてあったので、そうなのかと信用してしまいました。自分で確かめたわけではないです。すみません。自分で英語訳を呼んで確かめて見たいと思います。 アリストテレスの分配の正義の限界に考えた上で、ロールズの枠組みで考えてみたいと思います。 『ポストモダンの魔術師』を読んでみます。ありがとうございました。