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chanceという英語について
chanceという英語は、たいていポジティブな意味で好機などと訳されますが、ネガティブな可能性で使われることがあるような感じがします。 実際に可能性と言う意味もあり、それだと本質的にはポジ・ネガ両方の意味が出てくるはずです。 失敗する可能性とか、クビになる可能性というようなときにchanceが使われることがないでしょうか。 もし、ネガティブな意味もあるならば、高速で英文を読んでいるときにchanceを日本語の意味としての”チャンス”としてしまうと、読解の流れが転倒してしまうように思います。それともやはりchanceはチャンス(好機)なのでしょうか。
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私の理解では客観的な確率や偶然性を表す際によくchanceが使われ、例えば「chance of rainfall(降水確率)」など日常的に用いられます。 また、悪い意味でも使われます。 "a risk or hazard" (Random House 英英辞典より抜粋)
chanceはフランス語から来た単語ですが、フランス語と意味の違う false friendというやつです。英語のchanceはフランス語では hasardやoccasionで、フランス語のchanceは英語ではluckです。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
「チャンス」という日本語が「好機」なのであって、「chance」という英語は必ずしも「好機」ではありません。「チャンス(好機)」と言いたい場合、英語ではたいてい「opportunity」と言います。
chance は物理的な確立を表すのに使われます。 定番は chances of it happening are 10% など Chances of anything bad happening are などもあります。 http://dictionary.cambridge.org/define.asp?key=12443&dict=CALD また risk の意味もあります。 http://dictionary.cambridge.org/define.asp?key=12448&dict=CALD もちろん、好機という意味もあります。 http://dictionary.cambridge.org/define.asp?key=12446&dict=CALD
- Agee
- ベストアンサー率42% (414/964)
アメリカの'The Weather Channel'(天気予報専門のCATV)を見ていると、"Chance of rain 80%."という表現をします。日本では「チャンス」は「好機」と誤解されていますが、いい機会ばかりでは無いわけです(もっとも、農家にとって雨は好機かも知れませんが)。 "take a chance"も本当の意味は「一か八かやってみる」ということであり、「好機を掴む」ではありません。 英英辞典'LDOCE'(Longman Dictionary of Contemporary English)では、いくつかの定義の後、"good or bad fortune"(幸運あるいは不運)と書かれています。不運もあるわけですから、「好機」と限定して解釈するのは間違いです。
お礼
回答有難うございます。 これです。天気予報です。雨、雪、嵐もchanceなのでしょうか。アメリカでテレビを見ててあれ?と思ったのが始まりでした。 簡単な単語で日本語化しているけれども使い方がちょっと日本語とずれている単語って結構ありますね。challengeとチャレンジとか。なまじ知っているから失敗を助長するケースですね。全然知らない単語の方がまだ事故が小さいこともあるかと思います。
- KappNets
- ベストアンサー率27% (1557/5688)
確かによいチャンスを意味するのが本来なのですが、悪い方の可能性を言う時にも使われます。例えば There's always the chance that something will go wrong. 数字はプラス方向を基本に考えますが、負の数があるというのと似た感じではないでしょうか。
- enjoyq
- ベストアンサー率50% (3/6)
Cambridge University Press 2009. 引用開始)chance (RISK) Show phonetics noun [C]a possibility that something negative will happen; a risk:I'm delivering my work by hand - I'm not taking any chances.There's a chance of injury in almost any sport. (引用終了 ということなので、negativeな意味もあるようですね。 チャンスについては、日本語を使うときに、ネガティブな意味もあるのだということを意識すればいいのではないでしょうか。別にそれで不具合が生じるとはあまり思えませんし。 (まあ、そもそも英語でも、negativeな意味のchanceに出会う確率が低いでしょうけど・・・。) 単語の意味の広がりは面白いですね。
お礼
回答有難うございました。 可能性として両方があると考えて読む必要があるようですね。chanceとという単語は、速読中に意味を文脈から考える必要のない言葉として単純にとらえると、chanceが指している内容を筆者が希望していると誤って理解することもありそうです。 日本語と英語って語彙の数は日本語が多いけれども、1つの語が持っている意味は英語の方が多いなんてことはないでしょうか。何と言っても使っている文字の数が極端に違うわけですからね。
- M_Sato
- ベストアンサー率54% (550/1003)
chanceは悪い意味ではあまり使いませんが by ill chance(運悪く)という言い方はします。 また「危険、冒険、賭け」(a risk involving danger)の意味もあるので、 run a chance of failure(失敗を覚悟でやってみる)という使い方もあります。 《参考辞書》 ・ランダムハウス英語辞典 ・リーダーズ英和辞典第2版 ・WordNet 2.0
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
一応「risk」の意味はあります. There's a chance of injury in almost any sport. とか. 由来としてもフランス語の cheance (英語だと accident とか the falling of dice) ですから, よい場合に限定されるわけではないと思います.
chanceは良い意味での可能性です。こういう時こそ、英英辞典で調べてみてください。 悪い意味では riskを用います。
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お礼
回答、有難うございます。 また、他にも多くの方に回答頂き、大変参考になりました。