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交流電源と直流電源が混在した回路の消費電力
直流電源を消した回路でI(1)を求める。今度は逆に交流電源を消した回路でI(2)を求める。その後その2つ I(1)-I(2)=I(o)を求める。I(o)の実部と虚部に分けて実部×rで有効電力 P=(r^2V-Er^2-Eω^2L^2 /(r^2+Eω^2L^2) [w] という答えになりました。たぶん間違っていると思うのですがどうでしょうか? また考え方もおかしいですよね? 回路は下のリンクです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1423594729
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1.交流回路のベクトル表記で取り扱えるのは、回路内の電圧や電流がすべて同じ周波数のときだけです。異なる周波数の交流や直流(周波数0)が混在するときには、ベクトル表記での計算はできません。( I(1)-I(2)=I(o)、というような計算はできない。) こういう加減算を行うには、瞬時値 (i1=I1 sin(wt+φ) の形)のまま扱う必要があります。 2. 「実部×r」は、抵抗の電圧(のうち、電源電圧と同相の成分)で、電力にはならないかと思います。(そこから電力を求めることも難しそうな。) 3. 電力を計算するには、基本的な手順としては、 ・回路を流れる電流の瞬時値i(t)を計算する。 ・抵抗両端電圧の瞬時値(v(t)=i(t)*R)を計算する。(R+Lの直列回路での両端電圧を求めてもいいんですが、Lの電圧による消費電力は0なので、計算を簡単にするために、Rだけの電圧でもよい。) ・v(t)*i(t)で抵抗の消費する電力の瞬時値を計算して、これの一周期分の平均を計算する。 ということになります。 最後の電力の平均のところで、電力瞬時値のうち、交流電圧*直流電流、直流電圧*交流電流の成分が0になるので、結局 交流電源だけ考えたときの消費電力+直流電源だけ考えたときの消費電力 で全体の消費電力を計算できることになります。
お礼
交流だけと直流の回路にわけ重ね合わせですね。納得です。ありがとうございました。