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複屈折について
偏光板の間にセロテープを張ると複屈折により変更の向きが90度変化します。 それについて3つ質問なんですが、 1つ目。 生徒に質問されました。 「それは屈折によるものなのか?」と。 「そうです」と答えてよいものなのでしょうか? 複屈折と屈折は違うのでしょうか? 2つ目 そもそも複屈折というネーミングはどういった経緯でついたものでしょうか? 3つ目 スペイン語で「複屈折」はなんと言うか知りませんか? 以上三点、ご存知でしたらお教えください。 よろしくお願いします。
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すいません、専門家ではないのでまちがってるかもしれませんが、 それは、屈折でも複屈折でもないと思います。 光の進行方向が変わるのが屈折ではないでしょうか。 「偏光の向きが変わる」と言えばいいと思いますが。 (専門家から、このような例も含めて屈折と呼ぶのが通例、という意見が出たら、この回答は無視してくださってかまいません。) ある種の物質に光が進入するとき、一本の光は2つの方向に屈折して進みます。「複」は、この「2」の意味でしょう。(反射も入れれば3つの方向に進みます。) 3つめはわかりません。
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- wolv
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確か、 ・セロテープを貼った部分に色がついて見える、 ・2枚、3枚はった部分は、枚数に応じて別の色が見える、 ・1枚はった部分と2枚はった部分は違う色だが、1枚はった部分どうしは、同じ色と見なせる となるはずです。(28年ほど前にやった経験があります) 上記のようになっているとすれば、 ・セロテープによって、偏光の方向が変わる。その角度は、光の波長によって違う。 ・セロファン部分の厚みはほぼ均一と見なせる、 となると思います
お礼
実験して上記のようになっていました。 回答ありがとうございました。
- First_Noel
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書き忘れました... >複屈折とは,光の2方向の偏光成分(通常,ordinary ray,extraordinary rayと呼ばれます.) >によって,屈折率が異なる性質を意味します. o-rayとe-rayとが混ざった1本の光線を,複屈折性を有する材料,例えば方解石板(Calcite)を通過させると, 2本に分かれて出て来ます.これはo-rayとe-rayとで屈折率が異なるので,屈折角が異なる為です.
- First_Noel
- ベストアンサー率31% (508/1597)
Calciteの複屈折性を利用して,偏光分光しておりました. #1さまおっしゃるように,偏光の向きが変わることは複屈折性とは別件です. >偏光板の間にセロテープを張ると複屈折により変更の向きが90度変化します。 90度回転するのではなく,1枚目で偏光を揃えられた光が,セロテープにより 偏光がむちゃくちゃになり,その一部分に2枚目を透過できる成分を持つものが 出来るからです.これはセロテープが光の波長程度の精度で厚さが一定ではない,と 言うこと,セロテープが絡みあった高分子から出来ていること,が原因です. セロテープによる偏光状態の変化の原因については上記のとおりです. 複屈折とは,光の2方向の偏光成分(通常,ordinary ray,extraordinary rayと呼ばれます.) によって,屈折率が異なる性質を意味します. スペイン語では・・・すみません,分からないので,翻訳サイトのリンク集を書いておきますね. http://www.dio.ne.jp/user/bestsites/translate.html
お礼
複屈折とは別件であるとのご指摘でしたが、 #1さんの紹介されたURLからも複屈折によるもので間違いないようです。 翻訳サイトの方利用してみます。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 紹介していただいたURLは大変参考になりました。 しかし、 >屈折でも複屈折でもないと思います。 という意見でしたが、 逆に、セロハンテープが光学異方性をもつ高分子配向である事も分かりました。 ありがとうございました。