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付加疑問文を使うときの否定語がわかりません
(1)There are few books on the desk.「机の上にはほとんど本がない.」 これに付加疑問をつけるとThere are few books on the desk,are there? fewが「ほとんど~ない」のような準否定語なので,最後は肯定の付加疑問がつく.と聞きました. 主節の意味的に否定の場合はこのようになるならば,dislike「~が嫌い」などの単語にもこれが通じますか? (2)Aさん:I don't like cats. Bさん:I don't like cats, either. このように「(主語)も~.」の否定の場合はeitherをつける.と聞きました. eitherは,意味が否定的なdislikeやlittle/fewにもつきますか?
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>dislike「~が嫌い」などの単語にもこれが通じますか? 通じません。 例えば、次のようです。 (1)Bob dislikes cats, doesn't he? <正> (2)Bob dislikes cats, does he? <誤> 通じない理由は、dislikeは「嫌い」という意味であって「好きではない」という意味ではないからです。dislikeを「好きではない」と訳すことがありますが、これはそのように訳すことも不可能ではないというだけのことであって、dislikeは「好きではない」という意味では全くないからです。なぜなら、does not likeは「好きでも嫌いでもない」を含みますが、dislikeはそれを含まないからです。 別の言い方をすると、dislikeは「ない」という否定のニュアンスは持っておらず、単に「嫌いだ」という肯定の意味を表すからです。 >eitherは,意味が否定的なdislikeやlittle/fewにもつきますか? little/fewには付きますが、dislikeには付きません。 little、fewには付く理由は、little、fewは(そして、hardly、rarely、seldomなども)、はっきりと「ない」という否定のニュアンスを表すからです。したがって、これらの言葉はnotと同等に扱います。つまり、これらの言葉を含む文は否定文として扱います。 dislikeには付かない理由は、最初の御質問と同じです。 >この場合は言いたい意味によって使い分ければいいのでしょうか? 言いたい意味ではなく、英文の意味によって使い分けます。 御質問の英文は、次の(3)の意味であり、(4)の意味ではありません。 (3)テーブルの上にリンゴが1つだけある。 (4)テーブルの上にリンゴが1つしかない。 つまり、ニュアンスというかフィーリングとしては、御質問の英文はあくまで「ある」と言っているのであり、「ない」と言っているのではありません。たまたま、(4)の日本語に相当する英語が存在しないので、御質問の英文は(4)の日本語にもするだけのことです。御質問の英文は(つまり、onlyは)、あくまで「ある」というニュアンスです。したがって、御質問の英文は肯定文として扱います。
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- P-Tech
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「英語を日本語に訳してみて、その意味が否定的かどうかによって付加疑問の形を考える」というプロセスそのものが間違いでしょう。 英語は英語のまま、その構文が作られなければ、おかしな話になってしまいます。したがって、「意味から」ではなく、「形から」考える必要があると思います。 そもそも、英語の「否定文」というものは、動詞によって作られるものではありません。形容詞(no)または副詞(not)を用いることによって作られるものです。 したがって、付加疑問文の作り方は、次のように考えるのが筋です。 (1)動詞の種類によって付加疑問の形が変わることはない たとえ否定的な意味を持つ動詞であっても、その動詞が(英文構造として)「肯定文の形」で書かれていれば、付加疑問のほうは否定形になります。 したがって、dislikeを動詞とする文も、付加疑問は否定形をとります。 (2)no, notに準じて扱われる形容詞や副詞がある場合は、付加疑問は肯定形になる little、few、hardly、rarely、seldomなどがこれにあたります。 なお、onlyはこれにあたりません。 onlyというのは、本来「唯一」という意味です。 例:You are the only man that I can rely on.[君は私が信頼できる唯一の男だ] この「唯一=1つ」という事実が、「少ない」というネガティブな印象を与えるか、「貴重」というポジティブな印象を与えるかは、文脈次第なのであって、文の「形式面・構造面」に影響を与えるものではありません。仮に、 例:I have only 2,000 yen in my pocket.[私はポケットに2,000円しか持ち合わせがない] という場合、ここに表された事実は、「2,000円所持している」ということであって、これに対して「少ない」というネガティブな印象は伝わってきても、それはあくまで「話者の主観の発露」であり、「文の形式」ではないわけです。
お礼
ありがとうございます. 動詞の種類で付加疑問が変わることはないのですね. また,onlyは形式に効果をあたえないのですね. これからもよろしくお願いします.
- medicrecru
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>主節の意味的に否定の場合はこのようになるならば,dislike「~が嫌い」などの単語にもこれが通じますか? 通じます。 >eitherは,意味が否定的なdislikeやlittle/fewにもつきますか? つきます。
補足
ありがとうございます. 主節が否定的な場合は通じるのですね.では, There is only one apple on the table. 「テーブルの上にはリンゴが1つだけある./テーブルの上にはリンゴが1つしかない.」 どちらとも取れる気がします.この場合は言いたい意味によって使い分ければいいのでしょうか? これからもよろしくお願いします.
お礼
ありがとうございます. 「~ない」という表現のときに通じるのですね. onlyはどちらにも訳せても,肯定文扱いなのですね. これからもよろしくお願いします.