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即時償却のメリット
よく、中小企業の税制対策として、いくらまでの資産を購入したら、それを、何%までは、税金が控除されるか、その全額を即時償却できるとあります。税額の控除はわかるのですが、即時償却できることのメリットがいまいちわかりません。すいませんが、教えて下さい。
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こんにちは。青色申告の個人事業主です。 設備や備品を購入した場合、その効果は数年に及ぶため、効果が及ぶ範囲に対してそれぞれ損金として算入する。これを減価償却と呼ぶのはご存知と思います。 つまり、乗用車なら5年くらいは使えるので5年が法定の減価償却期間ですね。法人税法では10万円を超えるものが減価償却資産、10-20万までは3年間の償却となっています。 即時償却とはこれによらず、一括して損金にしてもよいというものです。 かつて、コンピューターなどの情報関連機器は100万円まで、一括して償却してよいというありがたい特別措置がありました。 一括で損金にできることで利益が圧縮されますから、税額の低減効果があります。
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noname#24736
回答No.1
通常は、固定資産として計上して、法定の耐用年数で減価償却しますから、購入代金を経費とするのに、その耐用年数だけの期間がかかります。 一方、即時償却の方法を選択すると、購入時に経費として一括処理できますから、資金の回収も早まります。 又、経費計上が早い分だけ、当初の利益が少なくなり、当初の納税額が少なくなるというメリットもあります。