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どんな新書がいいのか
高校二年生です。 大学面接や詳論などには、新書を読むのがよいと教えて頂きました。 自分は文学部か国際言語学部かまよっているのですが、 どのような新書を読むのが適しているのでしょうか? 学校の図書館で探してみたのですが、数が多すぎてどれが 自分の将来に役立つ本なのかさっぱり分かりませんでした。 文学部や国際言語系に進む高校生におすすめの新書があれば 教えてください。 よろしくお願いします
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「新書が良い」というのは、岩波新書や文庫クセジュなどのシリーズに代表されるように、その道の第一人者がひとつの(ユニークな)テーマにそってしっかりとまとまった専門的で最新の論文を分かりやすくまとめている例が多いからだと思います。それほど苦労しなくても数日で読み終えるだけの程よい量であることもお勧めの理由かもしれません。論文の書き方の参考にもなりますし、貴方の専門にこだわらず、興味を持ったテーマが見つかればどんどん貪欲に読まれるのがいいのではないでしょうか。私も古書店に寄れば必ずそのコーナーに寄ってめぼしいものを買うのが習慣になっています。最近読んで感銘しためぼしい新書は「日本語の成立」講談社現代新書、「貧困大国アメリカ」岩波、「名字と日本人」文春新書 などそれぞれ後代に残る名著だと思いました。
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外国の(近)現代史関係などを手当たり次第、が良いのではないでしょうか。 辞書を引きながらゆっくり精読するのも、斜め読みも、どちらも必要では。 岩波ジュニア新書が案外面白い。私はむしろこちらを精読しています。
- HANANOKEIJ
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昔は、岩波新書しかなかったなー。「零の発見」「無限と連続」。最近記憶が思い出せない。歳だな。学校の図書室に行って、司書に相談してください。高校3年間、図書委員をしていました。図書館のことなら、すみからすみまで知っていました。文学全集に伏字(戦前の検閲で)の表現があると、その表現を想像、妄想するのが知的たのしみでした。 岩波ジュニア新書ならなんでも読んで大丈夫です。ちくま新書「石原千秋」さんの本。教育社の歴史新書。清水書院センチュリーブックス「人と思想」吉田松陰がなぜか手元にある。 新書に限定せずに、大いにお励みください。もし図書室に「虚数の情緒」という本があれば、挑戦してください。背伸びもしてください。高校2年のとき、「細雪」を英語でよんでいました。ザマキオカシスターズ、タイトルしかおぼえていませんが。なんでもありでした。結構自由だったなー。
- LTCM1998
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こんばんは。 私の経験では、若いときには、少しばかり難解な本でも、頑張ればなんとなく読めてしまうパワーがあります。(年を取ると逆で、細かく読めるかわりに速度が落ちます) 文学・国際言語でしたら、言語学や哲学分野でしょう。 しかしあえて私は、「なかなか文学部の学生が読んでいない」本として、朝永振一郎『物理学とは何だろうか』をお勧めします。 なぜかというと、将来専門にするからその分野だけ、というのでは、せっかく頭脳の吸収の早い時期にはもったいないからです。 国際社会に出ると、言語ができるのは当たり前で、その先に何を話すか?が教養として問われます。 最近の新書は質の低下が目立つので、まさに図書館にあるような少し古めの新書を、片っ端から読んでみてください。 そのうちに、「読みにくいけれど内容のある本」「内容はともかく著者の日本語が下手な本」「内容のない本」と見分けられるようになります。