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回転の運動エネルギー

同じ斜面で同時に同じ高さから、球と円盤と輪を転がしました。 円盤は乾電池のように穴が開いていなく、輪は空いているものです。 すると、質量、半径に関係なく、球、円盤、輪の順番で下に転がり下る。 それは何故か教えてください。

みんなの回答

  • yokkun831
  • ベストアンサー率74% (674/908)
回答No.3

補足させてください。 benbendさんが,どういう予備知識をもっていらっしゃるかわかり かねますが,No.2さんの回答がもし理解できるのであれば,以下の 内容が理解されると思います。 並進の運動エネルギーは,1/2・mv^2 回転の運動エネルギーは,1/2・Iω^2 ここで,慣性モーメント(回転の慣性を表す量)は,一般に I=α×mr^2 という形に書けます(軸対称の剛体の場合)。 また,v=rωという関係が成り立つので, 回転の運動エネルギーは,1/2・αmv^2 となり,運動エネルギーは合計で K = 1/2・(1+α)mv^2 となるのです。一方,重力による位置エネルギーも質量mに比例する ために,同じ高さまで転がり下りた後の速さは,質量mや半径rに 関係なく,αすなわち形のみで決まります。

  • okada2728
  • ベストアンサー率22% (13/58)
回答No.2

よくある考え方は、力学的エネルギー保存則を使い、坂の上にあるときに持っていた位置エネルギーEが、坂の下では並進運動エネルギーK+回転運動エネルギーUに変化している。このとき両者のエネルギーは保存しているので、  E=K+U という関係にあり、坂の下でKが大きいほどUは小さくなっていることになります。 このUについては物体の慣性モーメントIと角速度ωを使って  U=(1/2)Iω^2 で与えられますが、Iは物体の形状によって決まっており、 I球=2/5mr^2 I円盤=1/2mr^2 I輪=mr^2 であり、  I球<I円盤<I輪 の関係にあるため、  U球<U円盤<U輪 これから ∴K球>K円盤<K輪 すなわち、仰る順番で下に到達するのではないでしょうか。 ただし、’質量、半径に関係なく’かどうかはよくわかりません。

benbend
質問者

お礼

分かりやすかったです。 ありがとうございます

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

よ~するに「転がりやすさ」が違う, んでは?

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