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「かなりの」と「かなり」の違いは?
最近友達に聞かれたのは、「かなりのコーヒー好きです」。 文章の中「かなりの」は何の役割を果たしていますか?そして、「かなりコーヒー好きです」言ったら、意味が一緒でしょか? 最後は、「かなりの」と「ほとんど」は同意していますか? 回答してもらえと、非常に助かります!よろしくお願いします!
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- OKAT
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No.1のOKATです。 質問の全部に答えませんでしたが、多くの方が補ってくださいました。わたしは、「わたしなりに」多少補っておきます。 >そして、「かなりコーヒー好きです」言ったら、意味が一緒でしょか? ほとんど意味は一緒です。しかし、この場合は「かなり」は「コーヒー好きです」という一文節(述語文節)にかかる連用修飾語となります。「かなりの」が「コーヒー好き」にかかる連体修飾語だという答と矛盾すると感じられたかもしれません。 しかし、この矛盾は「文節」単位に考えることに由来する矛盾です。これを議論すると切りがないので、発展させません。 >最後は、「かなりの」と「ほとんど」は同意していますか? これはNo.3&4の方の説明で十分でしょう。
★「かなりの」と「かなり」の違いについて (1)「かなりのコーヒー好きです。」 「かなり」は副詞です。 「の」は格助詞です。 副詞に「の」がつくと連体修飾の役目をします。1番さんのおっしゃる通りです。体言(名詞のようなもの)を修飾します。 したがって、「コーヒー好き」は名詞です。 「コーヒー好き」は「コーヒーが好きな人」と言う意味です。 「かなりのコーヒー好き」とは、「コーヒー通」や「コーヒーマニア」までいかないかもしれませんが、その一歩手前ぐらいな人のように感じます。 (2)「かなりコーヒー好きです」 「かなり」は副詞です。用言を修飾します。 「好き」は形容動詞です。 「好きです」は「形容動詞の語幹+です」です。 したがって「かなりコーヒー好きです」は「かなりコーヒーが好きだ」という意味と同じだと思います。 一応、品詞ごとに分解してみましたが、(1)の方は上に書いた通りでよろしいと思います。 (2)の方は自信がありません。 質問文の「かなりコーヒー好きです」が「かなり(の)コーヒー好きです」のように「の」が抜けたものかも知れません。 あるいは「かなりコーヒー(が)好きです」と「が」が抜けたものかも知れません。 「好き」のアクセントがどうなのかによって違ってくると思います。 (私は関西弁をしゃべりますので、標準語のアクセントには自信がありません) ★「かなり」と「ほとんど」の違い (Goo辞書) 【かなり】 非常にというほどではないが、普通の程度を大分超えているさま。相当。 【ほとんど】 (1)すべてといっていいくらい。だいたい。おおよそ。あらかた。 「―出来上がっている」「―終わりました」 (2)もう少しのところで。すんでのことに。 「―成功するかにみえた」 (3)切実であるさま。全く。非常に。本当に。 「―当惑して居た処へ/婦系図(鏡花)」 「ほとんど」の方が「かなり」より程度が上です。
- shii_april
- ベストアンサー率45% (11/24)
他の方が文法的な説明はされてるので、単なるニュアンスで言いますね。 「かなり」は「普通以上に」という感じです。 ですから「かなりコーヒー好きです」と言えば、「普通の人よりはずっとコーヒー好きです」となるでしょう。 ただし、かなりはあくまで単なる目安として使ってる事が多いと思います。 一方「かなりの」と言うと、意味としては同じく「普通以上に」なんですが、少し「自信」が見え隠れするように受け取れます。 ちょっと例文をあげてみると…、 ・「私の語学力はかなりのものだよ」→「私の語学力は普通以上に優れているんだよ」 ・「彼はかなりの音楽好きだよ」→「彼の音楽に対するこだわりは人並み以上だよ」 こんな風に解釈できます。 使われた対象が「私」のように自分であれば「自信」、「彼」のように他人であれば「感心、一目置いている」。 そんなようなニュアンスが、わずかですが含まれてくるように思います。 もちろん、悪い意味でも使えますが。 「彼はかなりの悪人だよ」→「彼はどうしようもない悪人だよ」 そのため、「かなり」より「かなりの」は少し力が入っている言い方…と言えば伝わるでしょうか。 >最後は、「かなりの」と「ほとんど」は同意していますか? これは日本語としてちょっとおかしいので、正確なご質問がわからないですが……「もう一つ質問ですが、「かなりの」と「ほとんど」は同義ですか?」という事でよいでしょうか? 言葉としてはどちらも「対象の程度」を示しているので同じと言えるかもしれませんが、ニュアンスとしては違うと言えます。 そのため、使い方も違います。 「ほとんど」は「ほぼ100%近く」ですが、「かなりの」は「普通以上に」です。 従って「ほとんど」を「コーヒー好き」なんて場面で使う事はありません。 人の好みや能力に上限はありませんよね。 大概の人間は「一般的なレベルと比べて」言うはずです。 最後に余談ですが、言葉に対しては「同義」を使います。 同意は「人の意見と同じである」時ですね。言葉に対しては使いません。 長文の上、ニュアンスのみですみませんが、参考になれば幸いです。
私の、明治書院の『精選 国語辞典 新訂版』では、245ページに 【可成り】《副》 十分という程ではないが、並の程度は超えている様子。相当。「かなり上手い」∥ ノート 「…してもよい」意の「可なり」の転。最近は形容動詞としても用いるようになっている。「かなりな金額」 と ありました。 あとの文では、〈コーヒー好き(コーヒーずき)〉と ひと続きなら、〈かなりな〉の 〈な〉が省略された形。〈コーヒー、好き。〉だと、そのまま、副詞の働き で、すんなり意味は通じます。おしまいの、〈ほとんど〉は、1246ページ 【殆ど】《副》1.もう少しのところで。すんでのことで。「殆ど信頼を裏切るところだった」2.大方(おおかた)。大部分。「殆ど完成した」 《名》大部分。「殆どが賛成した」∥ノート 「ほとほと」が変化したもの。 [ほとほと]《副》非常に。全く。つくづく。「ほとほと手を焼かされた」∥ノート 悪い場合や困った場合に使う。 ご自分でも、国語辞典で 調べてみて下さい。では。 (ISBN 4-625-70007-8)1999年1月20日新訂版再版発行
- OKAT
- ベストアンサー率38% (247/639)
「かなり」は副詞です。副詞+「の」で連体修飾語になります。(副詞全部ではありません)「コーヒー好き」を修飾しています。
お礼
答えをありがとうございます! おかげさまでやっと納得できました:) 簡単な問題で、申し訳ありませんが、今度はもっと難しい物を取り上げさせていただきます!:) Shii-aprilさんも、みなさんもありがとうございました!