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鶏頭牛後
この熟語には、≪鶏口牛後≫という用い方もあるのですね。 私は≪鶏頭牛後≫だと存じておりましたが、本当のところはどちらが正統的なのでしょうか? どうかお教えください。
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「鶏口牛後」が本当。 「史記-蘇秦伝」に「寧為鶏口無為牛後」(寧ろ鶏口と為るも牛後と為る無かれ)と記載されています。 「鶏頭牛後」は誤用です。他の誤用としては「鶏頭牛尾」(「竜頭蛇尾」と混じった?)や「鶏口牛尾」があります。 どの誤用についても「多くの人に通じるから、間違いとまで言えない」と言う意見があります。 一説には「牛後」は「牛の肛門」だと言われていて、口と肛門が対応します。 頭なら尾に対応し、口なら肛門に対応します。頭と肛門は何かしっくり対応しませんね。
お礼
ありがとう御座いました。 私の知識の誤りを確認できましてありがたいです。このOKWaveにもたくさんの類似の質問がでておりまして、結局はっきり理解が出来なかったのです。 勉強させていただいている http://www.japanphil-21.com/club/haohao/hao-gd-tori.html では、「鶏頭牛後」となり、同じところ、 http://www.japanphil-21.com/club/haohao/gd-usi2/hao-gd-usi2.htm では、前出の顔氏家訓の「鶏口・牛後について」の項には、 「本来、口は尸(親分のこと)、後は従(子のこと)と書くべきで、牛の子となるよりは鶏のボスとなるべきと解釈すべきだ」 というご説明があり、苦しんでいました。 ありがとう御座いました。 この“ちゅうごくちゅうどく”というURLの設置・管理者様にとても感謝しております。が個々の部分の整合性が抜けたようです。 ご本人に連絡しょうとしてもできないものでしたので。 本当に早速にありがとう御座いました。