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フランスの農民
フランスの農民は19世紀ごろは小土地所有であったと勉強したんですが、いまや自給率200%の農業国になってますがこれはなんでなんでしょうか。ばかなんで、できるだけ明快にお願いします!
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フランスの穀物自給率は173%ありますが、総合食料自給率は122%ほどです。 http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/report18/pdf/p57.pdf 穀物自給率が高いのは、EU内での生産分業で、穀物主体に生産しているからです。 逆にオランダなどは、野菜の自給率は異様に高いですが、穀物自給率は極めて低いです。 http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/report18/pdf/p56.pdf 穀物生産は大規模農業でないと採算が合わないので、広い沃野のあるフランスに優位性がありますからね。 更に、競争力を高めるために、「この50年でフランスの農業就業人口の80%、農業経営の4分の3を消滅させることで、労働生産性と農業所得を増大させた」というように、生産性至上主義農政を追求してきたということもあります。 http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/europe/news/07020601.htm
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- tanuki4u
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http://www.maff.go.jp/kaigai/gaikyo/z_03france.htm 平均農地は42ヘクタール 日本は 1.8ヘクタール http://www.nf-a.com/blog/?p=15 20倍の違いがあります。 19世紀の小土地所有というのは、フランス革命前の大地主の元での大規模農業に対して、農家個別の経営になったという意味であり、そもそも国土の54%が農業可能の平坦なフランスと山がちの日本と比べるまでもない。 また、第二次世界大戦後のEEC EC EUの流れの中で、西ドイツの工業主導を認める代わりにフランスの農業を補助するというのがバーター的な基本政策にありました。ドイツの税金でフランスの農業を育成するという構造です。