• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:四元数、八元数の別の形ってありえますか?)

別の形の四元数、八元数の成立可能性とは?

このQ&Aのポイント
  • 四元数、八元数についての質問です。四元数・八元数の定義からすると、3個または7個の虚数単位を対等・等価に見るため、以下のような性質を満たします。
  • しかし、通常の定義とは異なる四元数・八元数の成立可能性について疑問があります。i^2=-1,j^2=-1,k^2=-1などの性質は成立しても、ij=-ji=k,jk=-kj=i,ki=-ik=jなどの性質は持たない四元数体系が存在するのでしょうか。
  • この質問は、実数部分と1番目の虚数単位部分だけを特別扱いできるが、2番目以降の虚数単位部分は1番目までとは代数的性質の異なる付属品として扱えるような四元数体系が成立するのか、というものです。演算の途中結果を2番目以降の虚数単位の係数に入れて保存し、後の段階で取り出せることが可能であれば、数値演算や理論展開・考察において便利だと考えました。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

そもそもハミルトンが四元数を考案したのは「複素数を真に含む系で, 体としての構造を持つ (つまり 0 による除算を除き四則演算が自由にでき, 乗算について可換ではないものの結合的である)」ものをつくる, という動機だったはずです. だから, 「乗算について結合的ではない」(八元数はそうですね) とか「零因子を持つ」(= 除算が定義できないパターンが存在する, 例えば三元数など) とかを許せばいくらでも体系を作ることができます (分配法則を仮定すると, 本質的に異なるパターンはそんなに多くないかもしれませんが)... 「代数的に」の意味はちょっとわかりませんが. というか, そもそも複素数の体系だって別に「i^2 = -1」としなきゃならないということはありません. とはいえ「可換で結合的かつ分配的」まで限定すると i^2 を決めればすべて決まりますし, i^2 の候補としても本質的には 0, 1, -1 の 3通りしかありません. そして, その中で零因子を持たないのは i^2 = -1 のときだけです. とどこかの本にあったんだけど, 書名は忘れた.

kippe1
質問者

お礼

なるほど、条件を緩めればいくらでも出来てしまうのですね。 もっと勉強して、考えてみます。 「代数的に」の表現は不適当だったかもしれません。深い意味は全く ありませんので、忘れてください。 ご教示ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

ああ, 書名がわかりました. といってもそのままずばりで 「超複素数入門 -多元環へのアプローチ-」, I.L. Kantor, A.S. Solodovnikov, 森北出版 です. この辺の話は親切だったような気がします.

kippe1
質問者

お礼

わざわざご丁寧に情報ありがとうございました。 さっそく、本屋で(無ければネットで取り寄せて)読んでみます。

関連するQ&A