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クロネッカーのデルタについて
クロネッカーのデルタ:δαβは δikδkj =δij = (1;i=j のとき or 0 ; i≠j のとき) という性質を持っているのですが、上式はどのように導出するのでしょう。考え方を教えて頂けないでしょうか。 また、 i≠k のときは、i , j がどんな値をとっても上式の値は“0”にしかならないのではないかと思うのですが、どうなんでしょう?
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もうちょっと詳しく説明したほうが良かったですね。 物理などで使う数学では、 「添え字に同じ文字が2つ現れたら、その文字について和をとる」 という規則が暗黙のうちに使われることがよくあります。 (相対論のテンソル演算における用法が広まったもの) 今の場合だと、添え字i,j,kがaからbまでの値を取るとした場合、 δikδkj は Σa≦k≦b δikδkj を意味していることがある、 ということです。 これなら >δikδkj =δij = (1;i=j のとき or 0 ; i≠j のとき) が成り立つこともわかるでしょう? kについて和をとってしまえば、式の評価にkの値が関わってこないのは 当然のことですね。
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- ryn
- ベストアンサー率42% (156/364)
物性ではありませんが,物理をやっています. 皆さんが仰るように k についての和をとっていると思います. 参考URLでも前半で必要な数学(テンソル解析)をやるときに 総和規約と縮約の話は出てきいたので, 後半の物理的な内容の部分を覗いてみると 応力あたりの話でも総和規約を使ってそうです.
お礼
なるほど。参考になりました。 不精なもので、申し訳ありませんが ANo.5 さんへのお礼をもちまして 皆様へのお礼とさせていただきます。 ありがとうございました。
- ojisan7
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>δikδkj=δij=(1;i=jのとき or 0;i≠jのとき) というのは、明らかに、kについての和(縮約)をとっています。
- N64
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これで良いかどうか分かりませんが、 (1) i=jのとき、 δikδkj = δikδki = δi1δ1i+δi2δ2i+δi3δ3i=1 (iは1,2,3のどれかだから) (2) i not = j のとき、 δikδkj = δi1δ1j+δi2δ2j+δi3δ3j i=1のときはjは1ではないから, δi1δ1j+δi2δ2j+δi3δ3j=0 以下、i=2,3のときも同様に0 したがって、δikδkj = 0
- kochory
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>δikδkj =δij = (1;i=j のとき or 0 ; i≠j のとき) これはkについて和をとっているんでは?
補足
補足させていただきます。 これは、δik×δkj の解がkの値に支配されないという意味だと思います。
補足
丁寧なご回答、ありがとうございます。 そしてすみません。また補足させていただきたいのですが、 このクロネッカーのデルタ記号は固体力学などで使用される記号で、 三次元の応力テンソルσij (i,j=1~3)を考える場合、δijσij と表記することによって、 σ11、σ22、σ33という主応力を表すために使われる記号です。 そういうわけで、δikδkj が Σa≦k≦b δikδkj を意味しているとはちょっと考えにくいんですよね。