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遺伝子組み換えについて
たまたま聞いた講演会で気になりました。 アグロバクテリウム法とバイナリーベクター法の違いを教えて下さい。 ぞれぞれどのように行うのでしょうか? 詳しく教えていただけると、嬉しいです。
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- tomi-chan
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こんばんは アグロバクテリウム法は、アグロバクテリウムが自身のTiプラスミドのT-DNA領域を、宿主植物植物のDNAに組み込んでしまう(感染)能力を利用した遺伝子導入法の一つです。 バイナリーベクター法は、目的の外来遺伝子を、アグロバクテリウムに持たせて、宿主植物に組み込んでもらえるようにする方法の一つです。 アグロバクテリウム法で外来遺伝子を宿主植物に導入するには、アグロバクテリウムのTiブラスミドに外来遺伝子を持たせてあげなければならないのですが、Tiブラスミドは直接遺伝子操作をするには大きすぎますし、もし、Tiブラスミドに直接外来遺伝子を組み込むことができても、これをアグロバクテリウムの菌体内に戻すことは、現在の技術では大変難しいです。 そこで、このプロセスに幾つかの「ベクター系」を用いることになります。中間ベクター、バイナリーベクター、共に、現在では多くのベクター系が実用化されています。 バイナリーベクター法の特徴は、外来遺伝子を一度E.coliに導入し、次いでTri-parental mating法でアグロバクテリウムにこれを導入する。そして、バイナリーベクターとVirヘルパープラスミドが共存するアグロバクテリウムを宿主植物に感染させて、再生植物を得て、サザン~ノーザン~ウエスタンということになります。
- owata-www
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アグロバクテリウム法にバイナリーベクター法を用いているので、違いというかそもそも比べるものではないような気がします。 ただ、詳しくはわからないので専門家に任せます