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特許の審査請求をする前に他の企業に提案出来ないか

私のアイデアが審査請求するだけの効果があるのか試したいのです。 それにはその種の研究機関か企業に意見を聞きたいと言う思いがあります。 自分では自信を持っていても案外アイデア倒れだったりしたら高額の 審査請求はしたくはないのですが、審査請求の前に自分のアイデアを他の企業か研究機関に提案する事は出来るでしょうか? 発生しうる問題点がありましたらお教えください。

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  • trytobe
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回答No.1

本当は出願時点で勝負をつけておきたいところですが、いくつか手はあります。 一つは、ご質問のように専門としている人間が興味を持つかどうか、特にライセンスをとってまで実施したいかどうかを探る、というものです。こんな出願をしておりますので、実施にご興味ありましたらお返事ください、という形で打診して、相手の出方を見るというものです。 問題点は、わざとダンマリを決めて審査請求をさせずに専有権を生み出させず、公知技術だとしてただで実施できる日が来るのを待つ、という戦略がありえることです。誰か興味を持って行動を起こしてくれる人がいれば良いのですが、全員ダンマリを決め込むと無理です。 そこで、次善の策としては、まずは審査請求をしてしまい、審査に着手するまでに、誰か権利化を阻止したい人間が情報提供をしてくる(既にこういう技術が公になっているから特許性はないですよ、と特許庁に参考資料を送る)のを見守るというものです。審査の論点が見えやすくなるため、これは反論しきれないという場合には、審査に入る前に取り下げて審査料金を半分返金してもらうという手があります。 情報提供制度について http://www.jpo.go.jp/seido/s_tokkyo/tt1210-037_sanko2.htm 審査請求料返還制度について http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/henkan.htm 実は、出願の時点で PCT という特許に関する条約を活用していくつかの国への出願の意思を示しておくと、各国での審査の参考になるように関係する文献を洗い出す「国際調査」というレポートが手に入ります。つまり、上記のように情報提供でわかるような審査の論点になりそうな技術が書かれた文献を、審査請求する前に把握することができたのです。 PCT国際出願制度の概要 http://www.jpo.go.jp/seido/s_tokkyo/kokusai1.htm

kanden
質問者

お礼

ご回答有難うございました。 なるほど色々なやり方があるのですね。 私が試作して実験する事が出来れば後は先願技術があるか否かを 調べれば良いのですがそれも出来ないので困っていました。 しかし特許を出願する手順もずいぶん複雑になりました。 「てびき」を見て少しげんなりしている所です。 でもご回答は大変参考になりました。またよろしくお願いします。

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